Tsunenoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Tsuneno

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長いお別れ(2019年製作の映画)

2.5

実家では2人の祖父を見送った。
1人は早くして心筋梗塞で亡くなり、もう1人はそれから10年後に我が家に来て、認知症となり亡くなった。
ことさら「認知症はこんな生易しいものではない」と主張するつもりはな
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

2.5

うーむ
どう評価したものか。

雰囲気重視で行けば、まあ良い雰囲気の映画だったと言える。まあ俳優が俳優だし女優も女優だし。

ただストーリー重視で行けば、わりと何が何だかわからない。俺が馬鹿だからかも
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武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)

3.5

観ていて、胸が潰れそうになった。
こういうの、御伽話だと思ってる人もいると思うけど、本当にあるんだよ。
流石に、剣を持って果し合いをするご時世じゃないけど、殺したいほど卑劣な奴というのは、悲しいかな現
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

4.0

まあ、多部未華子が見たくて観たのだけど。
思いの外、良い話だった。
原作というか、韓国映画のリメイクらしいが、一番の見所はヒロインが唄う懐メロなわけだから、そこにバッチリな曲を持って来れるかどうかが肝
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

映画界を盛り上げるというか、映画館にキチンと拝金するために視聴。
アンチが毛嫌いする程悪い作品とも思わなかったし、さりとてファンが号泣するという程に感動したわけでもなかった。
ただ、ジャンプにおいても
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茄子 スーツケースの渡り鳥(2009年製作の映画)

4.0

前作から続けざまに視聴。
ほぼ何も語っていないのに、侘び寂びを感じさせる。フランス映画みたい。
でも心象に寄らないところがまた良い。
人間とか人生に対する大局的な肯定感。

茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

4.0

原作モノなのかな?
あまり事前情報もなく観たが、とても良かった。
説明に行きたくなったり、心情を深掘りしたくなったりするところを絶妙にパスしてスパートしていくのが爽快だった。

七人のおたく cult seven(1992年製作の映画)

3.0

佳作。
悪くないけど、ストーリーも配役も演出もあの頃の感じ(当たり前なんだけど)。
公開当時に観ていたら、もう少しマシな点を付けたかもしれない。

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

4.0

こちらの勝手な勘違いだけれども、思ってたのと真逆だった。
 
ともあれ、良い映画ではあったと思う。
どこまでが出歯亀根性で、どこまでが純心なのかはそれぞれだろうが、人をより知りたい、わかりたいと思う気
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.0

今作は初見で仕掛けを回収し切った!
脳味噌フル回転で疲れたけど、めっちゃ気持ちよかった!

麦子さんと(2013年製作の映画)

3.0

悪くない。
堀北真希が引退してしまったことが悔やまれる。こういう空気になったり俗物になったりできる女優って稀有だから。
 
それとは別に、この映画がもたらす教訓は重い。
本作では結果的に周囲の人を通じ
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キングダム(2019年製作の映画)

3.5

まあ、良かったと思う。
アニメの方はそれなりに観たけど、ワクワク感は遜色ないと思う。
一方で、原作は長期戦なので、続編を出すとするとキャストの劣化が進まないかが心配。

コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.0

久しぶりに邦画でスカッと騙された。
アマプラだったので残り時間がわかり、それがあると最後のドンデン返しのタイミングってわかっちまうんだけど、それでも面白かった。
 
テレビでもやってたのかな?
なら、
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王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

4.5

かつて劇場でこれを観て、33年後にAmazonでレンタルして観て、皆さんのレビューを観て、ああ公開時に映画館で観ておくことって大事だなぁと改めて思った。
多感な時期に映画館で観たものは、フィルターとし
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.0

木村拓哉と二宮和也で検事でヒーローじゃなくてダークヒーロー。ダークヒーローに共感できれば評価は上がったのかもしれないけど、俺はこのアングルには共感できないなー。

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.5

「美しき実話」ってサブタイ的なのは不要だったかな。他の方のコメントを見れば分かる通り本作はある程度賛否両論ある内容だと思うし、そうである以上、これを美しいとするか否とするか、はたまたそれとは別の意味で>>続きを読む

ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)

3.0

敢えて言えば、エンディング「魔法のコトバ」のストーリーへの係り方が変化球であったこと、蒼井優が目の保養になったことが素晴らしかった。

あさひなぐ(2017年製作の映画)

2.0

坂は坂東英二くらいしか思いつかないのにアマプラでダウンロードした俺の責任だ。
一瞬で顔と役名がマッチングできないと面付きは辛い。
でも一瞬でマッチングする人には面が邪魔なんじゃないかな。
練習試合がク
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.5

アニメを観てからの視聴。原作は未読。
シネマサイズという制約からストーリーが合理化されていたり、全体的に分かりやすい話になっていたと思う。良いとも悪いとも言わない。
この映画の見せ場は、やはり何度かの
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映画 ひみつのアッコちゃん(2012年製作の映画)

4.0

綾瀬はるかにしか演じられないという類の物語ってのは確かに存在していて、この映画もその中のひとつ。綾瀬はるかは、そんな役ばかり演じている。
普通ならざる者としてのアイコン。
彼女なら何かを変えてくれるの
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

意外になかなか骨太な作品。
お笑いでありつつ、ファンタジーでありつつも、これを観ておけば関東7都県の拮抗関係を学ぶことができる。
 
関東圏に住んでいないと、ちょっとしたキャラ設定や抗争関係が分かりづ
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花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.0

最初ピーピングライフかと思ったけど、なるほどロトスコープなのね。
で、蒼井優はともかくなんで鈴木杏なのよ、なんでアニメなのよと思ったけど、なるほど実写の前作があるのね。
前作は観てないけど、なんとなく
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.5

久しぶりに良いものを観た。
映像もストーリーも全て、小学生の夏休み。何十年も経ってから思い出す、小学生の夏休み。
 
お姉さんは、海は、ペンギンは、おっぱいは、何のメタファーなのだろう?
 
みたいな
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僕の初恋をキミに捧ぐ(2009年製作の映画)

4.0

疲れてる昨今、気がつけばアラフィフのおっさんが青春恋愛映画を巡回しているという気持ち悪さ。
それはさておき、一通りのヒロインを巡回し、井上真央の数歩抜きん出てる感が印象に残った。彼女は凄いものを持って
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

2.0

役者の演技は凄い。頑張ったと思う。
ストーリーは破綻、というか、人物譚ではない。
世界観は完結している。柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎。4人合わせて1つの塊、という事なんだろう。
ほぼワンイシ
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そのときは彼によろしく(2007年製作の映画)

3.5

二回観て大丈夫なんだから、大丈夫な作品。役者が揃っててもダメな時はダメだけど、この作品は大丈夫。

植物図鑑 運命の恋、ひろいました(2016年製作の映画)

2.5

男目線では高畑充希を愛でる映画、女目線では岩田剛典を愛でる映画、と言ったところか。
主人公は高畑充希なだけに、主に女性がターゲットなのだろうけど、まあ観ていて安らぎはありますわな。エーザイのCMみたい
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となりの怪物くん(2018年製作の映画)

2.0

菅田将暉の無駄遣い感がハンパない。
菅田将暉のせいじゃなくて、演出のせいだとおもう。メリハリのメリの部分にこれじゃない感を感じた。

君に届け(2010年製作の映画)

2.0

多部未華子以外に見る所無し。
ここのところ原作モノ、ハズレばっかり引いてる気がする。

俳優 亀岡拓次(2016年製作の映画)

2.0

こういう映画を「ワカンネ」という一言で済ませて先に進む勇気は持っていたい。

まじ、ワカンネ。

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984年製作の映画)

4.5

とにかく最後。
語り尽くされた感のある最終戦だけじゃなくて、その後エンドロールに入る瞬間まで。ずっとゾワゾワ。

劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ(2018年製作の映画)

4.0

テレビ本編はイマイチだったので劇場版からは足が遠のいていたのだけれども、なんかの拍子に観た。
やはり、スカルの異名を持つ男の死に様はこうでなくちゃいけん。お約束の多いマクロスシリーズなだけに。

銀河鉄道999(1979年製作の映画)

4.5

オリンピックと同じくらいの周期で見返す、私の心の拠り所。
正直言って、若い人がこの作品だけを観ると何がなんだかわからないと思うが、松本零士の世界観が一点に集約されたような作品なので、この世代には書いて
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陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

どう評価すれば良いのか。
物語のど真ん中にある仕掛けだけがバカくさくて、それ以外はすごく丁寧に作られているし(熱いとも思えない飲み物が飲めないとか)、台詞だって練り込まれているし(お前ブライアン食った
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

3.5

青春ドストライク、ド直球な映画。
おじさんが感動してる場合じゃないけど、おじさんとしては、若い人がこういうの観てカンドーして、そんで少し背中を押されたりしたらいいなって思う。

四月は君の嘘(2016年製作の映画)

4.0

随分と前に一度観たのだけれども、この度アニメを一気見したので、その勢いで鑑賞。
2時間では語り切れてない部位が勝手に繋がってくれたので、今回はちゃんと言わんとすることがわかった。
というわけで、本作の
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