tsurukameさんの映画レビュー・感想・評価

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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.3

イカれた、狂った、じゃなくてプッツンしたキリアンマーフィーみたいだな〜と一目見て思った。 トーキングヘッズは昔聴こうとしたけど当時はロック聴きまくってたからなんかポップすぎて捻りがすごい、品のある感じ>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

色々なこと、美しいショットを丁寧に重ねていって そしてそれらをすべて吹き飛ぶほどの美しいまなざしをみた

 とか言いたくなるくらい「映画」だった

まなざし、映画自体がそもそもまなざしではある(って百
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.3

レンタル切れ前に。ずーっと、学生時代TSUTAYAで何度もみたことあるジャケットの映画をついに観る日が…


綺麗になっていく部屋をみるのはいいもんですね。 ほんとにおせっかいだな〜って最初は思ったけ
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Renaissance: A Film by Beyoncé(2023年製作の映画)

3.4

ブルーアイビーさんが大きくなってて衝撃

海外の客ってほんと自分がコンサート回してるぐらいの気持ちで着飾り歌ってるから観てて楽しかった

 そしてビヨンセ本人のパフォーマンスは素晴らしい 舞台監督もぜ
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

3.4

ボウイの命日(と誕生日)にリバイバル上映⚡️してたのでデイヴおじさんを浴びるべく上京


 おんなじ映像が何回も出てきて「?」だったけどインタビューで繰り出される思慮深い言葉や美しいお姿、爆音のライヴ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.6

レオ様の額の皺やギャグみたいなしょんぼりの仕草に魅入ってしまう〜

 これでもかというくらい先住民がどんどん殺されてしまってしかも大した捜査もない 昔は野蛮 と言いたいとこだけど本邦での入管の収監者に
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ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大体のあらすじはわかってたので
ふわっと自己実現するかと思いきや男性から無礼な振る舞いを病気、ジェンダー、年齢、キャリア等あらゆる事を理由にされてて、恐らく男性が同じ事をするより困難が多いのがリアルだ
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.2

寝てしまった

けど何となくなんかいいなという感触が残る シャレというかふざけてる感じもあって 会話のアップテンポさと登場人物が憎めないというかめちゃくちゃでも一生懸命さは伝わってくるからだろうか
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バービー(2023年製作の映画)

3.3

マテルの重役の書き方が滑稽でウケたんだけど我が国の状況を考えると笑えない

 ケンのミュージカルのシーンがとても良い

 鑑賞してからだいぶ経ってるけど今思うと何故ああだったんだろうとか、kawaii
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

2.5

最初つまんなくて寝てしまった


 箱庭的な展開だったのでウェスアンダーソン有段者向けだったのだろうか…ダージリン急行とグランドブタペストしか観たことないので早すぎた?

 有名人がいっぱい出てるので
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい映像 素晴らしいレスリーチャン そしてコンリーもめちゃくちゃいい どんどん存在感が増していくのが素晴らしい

 映画自体がケレン味たっぷり京劇のよう(京劇観たことないけど)

 かつての吉本
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小さき麦の花(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

観ていて「ああこれはこの世の幸せの最高形態のひとつだなぁ」と思っていた。
そして中国の人達の大切な部分でもあるのだろう。

 映画に出てくるブルドーザーに象徴される近代の容赦なさの一因を日本人の私も担
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ベートーヴェンは17世紀じゃないという指摘のところといい結局どんぐりの背比べでしかないという悲しみよ…

自分の善(と自分でみなしている気質)より友情を選択出来るってのはすごいなって思うけど(だから映
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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

3.4

ムスンメンもルジザもとっても美味しそう
。これらモロッコ特有のパンも物語のフックにはなるけどあくまでもフックどまり。

 この映画、いわゆるモロッコいいとこ一度はおいでよ的な煽りは皆無で音楽も少なく黙
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

アメリカのポップなイメージやシットコム等を随所に散らしつつSFに持っていく力技が凄かった。
 
 見たい(観たい)、撮りたいという己の欲望との戦い、もしくはそれらにリスクが伴うのはなんだが象徴的  仕
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

暗い。

 メタファー多用しててこれキリスト教とかに明るくないとわからないと思った。
でも示唆に富む内容でわからないなりに楽しく鑑賞した。

 いろんなタイプの困難があるよな〜って思った。盗賊みたいな
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

作りとしては感心しっぱなしだったけど
 
 自然の美しさや前半のセリフおよび説明が少ないリアルなとことか、この手の映画において奥さんだけがが狂った人としてかかれがちだけどそうじゃないとことか

でもじ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.3

IMAXでみた

気軽に楽しめる映画 でもよーく聞いてるとネタをちょこちょこ挟んでて面白い。

ブラピのキャラが自分が弱いところもちゃんとみせるしそういう自分を認めててそこは近年のブラピの主張を意識し
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灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

4.2

隙が一切ない

約束が重要なテーマな映画だけど
知らない街の「お約束」や知らない組織、宗教の「お約束」に身を委ねる(そうしないと我が身が危ない) 、もしくはからだを自分の普段とは違うルールやしきた
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.4

最後の方の赤ちゃんについて「みんなで」相談しようというセリフがこの映画の、未来に向けた新しい提案に思えてよかった。
 エイミー・マンの歌が流れてきてびっくりした。

 カンドンウォンの悲しげな眼差しが
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

結局3回観た。 暗闇、炎、煙幕とバットマンが敵を倒す時に出てくるシーンが完全にヴィランが出てくる演出になっていて(リドラーとの刑務所のシーンもどちらが監房にいるのか混乱する時がある) バットマンの>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

3.3

ジャレットレト目当てで観た。ストーリーに関してはマーベルあるあるかな、と。
すごくいい!というわけじゃないけど楽しんで観れた。ノーストレス。
 
 マットスミスが惜しげもなく愛情をドバドバ注いでいるの
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.8

わかりやすい、下世話すぎるメタファーの数々、物語の背景とかも不自然なくらいわかりやすくてなんなんだ?となったけど最後びっくりしてついていけなかった!

 お母さんのことを勝手にウザいと思ってると決めつ
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.8

凄まじい 設定の奇抜さは聞いていたけどそれを取り巻く自他に向ける暴力描写の生々しさは聞いてないよって感じで(また)歯を食いしばりながら観ていた。

 異形のものを通して普遍を見出していく
展開なので自
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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

3.6

ギックリ腰持ちとしては見てるだけで体に力が入ってしまう暴れ馬たち…

 美しい月や草、山々と馬。それらを背景に一切夢を見させない残酷な現実の数々。
病気や怪我を機に今まで通りの生活が出来なくなる辛さが
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.5

ようやく観た。ロバートパティンソンのターニングポイントなんだろうなってのが見た目からしてわかる。

 カメラワークも音楽も突出し過ぎてて慣れるまで時間がかかった。でも最底辺人生よろしく最後の落ちちゃう
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.4

凄い何かが起こる訳でもなく、イーストウッドだからこその無駄の無い、無駄を削ぎ落とす境地で!とかそういうものでもなく
いい映画を観たなという確かな実感がフツフツとする

 馬と車が並走するシーンがとって
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.4

ガガが観たかったので最初のドスを効かせまくってたナレーションから満足だった。

 結末が決まっているとは言えコテコテの登場人物をもってしてあんなにキレイに終わる?ってのは脚本がすごいいいって事なんだろ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

マーベルの中でもスパイダーマン🕷は興味なかった。あまりにもトムホランドが役柄的にも本人的にもぼくちゃんって感じだったので得難い素晴らしいチャームではあれどもNot for meだった。

 けど。あの
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