KeiichiTsurutaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

KeiichiTsuruta

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サイレント・ウェイ(2012年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

ワンシチュエーションでサスペンスを高めようと頑張ってて 好感が持てる。

75分だし 短編と思えばヨシ!

ただ個人的には後出しのスーパーナチュラルは積み上げたものがザル設定に感じられちゃうんで好みで
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オープニング・ナイト(1978年製作の映画)

4.3

昔 観た時は役者力しか感じなかった。
今みるとめちゃめちゃ設計されてて鳥肌が立つ。
この映画に取り憑かれるのわかる。

ジャッジ・ドレッド(2012年製作の映画)

2.5

イントロが終わったら 最後までアクションで押し切る。潔い

再生の朝に -ある裁判官の選択-(2009年製作の映画)

3.1

エンタメ映画に慣れてるせいで 裁判官の娘を轢き殺した犯人の線が車の窃盗罪で死刑を待つ被告とクロスするものだとばかり思いこみアレレ?
頭が整理されてからは、中国の裁判制度にへぇとなるし 人間性について考
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フォロイング(2017年製作の映画)

2.5

雰囲気悪くない 好きなものを詰め込んでて後半に行くほど雑な展開になってて勿体ない。
Jホラーが好きなんでしょうから なぜ雑に感じてしまうのか日本人にシナリオチェックしてもらってたらよかったのにー。呪い
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ゼイカム -到来-(2018年製作の映画)

3.6

つまらないって書いてる人が多いですけど、似ている作品に『テラービション』が出てくるところから察していただきたい。
テン年代以降のシリアスなソリッド・シチュエーションではないです。役者は上手いし 撮り方
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.5

無敵の力を手に入れたとて 貧乏中年の悲しさが折々に滲み出すあたりが高感度高い。そこはかとなくいましろたかしの漫画のテイスト

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今回もセンスよく 先行作品をリスペクトし読み解きがいがあり、映像に懲りまくったうえに 女性目線に立つという新しいチャレンジをしている。かわいいし 面白い。

だが、しかし…

オチの唐突さはまごうこと
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The Track(英題)(1975年製作の映画)

4.0

人間狩り映画なんだけど スカッとリベンジといかず 後味が苦い。ハンターも特殊な殺人鬼集団ではなく狩猟を趣味にこそすれ田舎の生活者たちである。
また過度な演出はなく 音楽は無く、倒叙や過度なバイオレンス
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

楽しい!ホラー映画のいかがわしさってこういうことです。

冒頭の90年代感イイね
ジャーロ・パートもちょいダレるけどイイよ
正体ドーン!からのワクワク感サイコー

CGで屋敷を見せるのはやっぱ苦手だけ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

叙述トリック!!!
知識としてスティーヴ・エリクソンの著作『Xのアーチ』とか やウディ・アレンの『ミッドナイト・イン・パリ』などを知ってるとまんまとやられがち。あと公開が控えている『ラストナイト・イン
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ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

やりたいシーンやれてるし サイレント映画の時代からあるテーマ 大衆こそモンスターをアフタートランプ政権でやるって意味もわかりますけど シナリオの手際が悪すぎ
カーペンター父子の音楽もよいし ダサいヘヴ
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チャイルド・オブ・ゴッド(2013年製作の映画)

3.9

低予算だけど役者で魅せる系

宣伝が悪いかな
『ヘンリー』や『アングスト』『フリッツ・ホンカ』のような猟奇殺人鬼モノの形式で、それらのより源流にあたるマッカーシーの原作の情報がないからトンチンカンな感
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

本当に惜しい。アルツハイマー老人が悪魔憑きとはいいアイデア。役者もハマっている。要はエクソシスト老人版。
フリードキンもドキュメンタリー出身だけれど POVを選んだ故のメリットとデメリットが出た。
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

子どもとコングが主人公。それは夏休み映画として正しい。つまり大人には退屈。

1箇所でいいから アダムさんらしい捻れたセンスが欲しかった。