水曜日さんの映画レビュー・感想・評価

水曜日

水曜日

レビュー中の御指名は敬称略です。できるだけ簡潔に書いているつもりです。地方に住んでるので、アート系の映画が公開直後に観られないのが残念。

映画(416)
ドラマ(0)

羅生門(1950年製作の映画)

3.3

侍の遺体を巡って、杣売り、旅法師、巫女が見聞したことを別々に語りはじめる。羅生門でその話を聞いていた下人が真相を語る。

昔(終戦後)の日本人の表情が豊かなこと。この表情を毎日していたら、そりゃ皺も増
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007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

2.6

世界各国で続発するダイヤモンド盗難事件。ボンドはその謎を追ってラスベガスへ。ショーン・コネリーのラストボンド。

『ネバーセイ…』以外では初めて観るコネリーボンド。けっこう頑張ってアクションもしてて驚
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.7

1950年代アイルランドからアメリカに移住した女性。自由を楽しみイタリア人と結婚するが…。

冒頭の堅い英国語の意地悪おばさんに支配される世界。単なる気楽なアイルランド映画と違うと宣告されたようなもの
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FAKE ディレクターズ・カット版(2016年製作の映画)

3.0

あの全聾の作曲家、佐村河内守に1年4ヵ月密着したドキュメンタリー。彼は本物なのか?偽物をなのか?

奥さんが良い人すぎる!この奥さんの一途さが、この映画のキーだと途中から気づく。監督も撮っている途中か
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.2

9.11アメリカ同時テロの報復にアフガニスタンのアルカイダ掃討に向かう12人の陸軍部隊。実話ベース。

たった12人で5000人のアルカイダに勝ってしまう。報道の印象では「アルカイダは手強い」と思って
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

不倫中に妻が交通事故死した主人公と、同じ事故で妻を亡くした従兄弟。亡き妻の友人(男)の子供の面倒を見るうちに変化していく各々の気持ち。

常に背景と溶け込む本木雅弘。薄い感情をアップで表現せずに、常に
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.1

静岡のOLマユコとタッくんとのラブストーリー。最後の最後に映画ならではの時空の歪みが発生するドンデン返し。ただ…2回は観ない。

前半途中のホテルの予約「たった今、キャンセルした方がありまして…」で、
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泥棒成金(1954年製作の映画)

3.2

ジョンは元宝石泥棒の「猫」。その手口を真似た泥棒がリヴィエラに現れ、警察に疑われる。ジョンは嫌疑を晴らすべく偽物を捕まえる。

ヒッチコックが映画に構築した理想郷、そこに自由に張り巡らされた物語。ハズ
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十戒(1956年製作の映画)

3.8

旧約聖書のモーゼの物語。出エジプト記から海が割れ、シナイ山の十戒を受け取るまで。

とにかくスケールがでかくて…エジプト街を再現したオープンセットから数千人を起用した出エジプト場面とか、映画史に残る大
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

バーチャルのゲーム世界「オアシス」そのゲームの世界を支配する究極のアイテムを手にいれるためには三つの鍵を手に入れなければならない。「ヲタ金字塔」映画

スピルバーグ監督は、歳をとってもサラっと遊び心満
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

2.7

地球移住計画用の宇宙船コヴェナントがナゾの電波をキャッチし、未知の地球型惑星に立ち寄る…はやりエイリアンが。

マイケル・ファスベンダーの演じるアンドロイドが、「スタートレック」のアンドロイド=データ
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ザ・ボディガード(2017年製作の映画)

2.5

組織の裏金を横領した男の娘を殺せと命令されるルーカス。でもどうしても撃てない、2人の逃避行が始まる。

主役のサム・ワーシントンの殺し屋が薬物中毒だったりと、新機軸は確かにあるが、シブいというよりボン
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バリー・リンドン(1975年製作の映画)

3.4

スコットランドの田舎者バリー・レイモンドが戦列歩兵の身から、貴族の生活を手に入れ、また没落するまでの物語、3時間5分!

長かったぁ~!ライアン・オニールというベビーフェイスでキューブリック監督が映画
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反撃/真夜中の処刑ゲーム(1982年製作の映画)

1.3

カナダのハリファクスの警官がストライキを起こす。同性愛者のバーに現れたファシストの手から逃れた青年を匿まったアパートの住民…ファシストに罠を仕掛け戦う。

見事にB級な作品で吹き替え版で見るのに相応し
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.9

脳腫瘍で余命少ないマーティンと骨肉腫で余命少ないルディが、悪の組織の車を奪ったことから始まる海までの逃避行。

ドイツ語は多少わかるが、この映画はセリフと場面のリンクが優れていて、ドイツ語を学びたい人
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いぬやしき(2018年製作の映画)

4.1

機械の身体に改造されてしまった親父(犬屋敷=木梨憲武)と高校生(獅子神=佐藤健)との善悪対決!

面白かった!なにより木梨憲武が、今までの木梨憲武(顔芸)を封じた前半が良い。一歩間違えれば『生きる』の
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弾突 DANTOTSU(2008年製作の映画)

2.4

酒に酔い博打に溺れるセガールを救う謎の老人。彼は法では裁けない悪を始末するのを依頼するのだが…。

セガールの身体がアクション俳優として、ギリギリ保っていたころの作品。ただ長時間の格闘はなく、ピストル
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007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999年製作の映画)

3.7

Mの友人石油王キング氏の死をめぐり、キングの娘の護衛しながら真相を追う007

ピアーズ・ブロスナンのボンドは、モデルのよう。今回はモデル的な血のかよってなさが、上手く作用している。誰でもパンパン躊躇
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パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(2013年製作の映画)

3.1

19世紀の天才バイオリン弾き、パガニーニを現代の天才デイヴィッド・ギャレットが演じる。

やはり本物の演奏を当てているから、観てるだけで圧倒される。演奏と演奏の間にドラマが挟まったような感じさえする。
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.3

仮釈放中のオーシャンが、仲間とともに元嫁の恋人ベネディクトのカジノの現金を奪う。

“ドロボー映画の監視モニター画面の誤魔化し”って何回観たことか…。この映画がはしりだったのかもしれない。タイトルから
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アウトロー(2012年製作の映画)

2.8

冒険小説「ジャックリーチャー」が、映画『アウトロー』になって登場。トム・クルーズの元軍警察官は頭脳と格闘スキルによって、街をめぐる陰謀を暴いていく。

街から街への流れもの(現金決済でバスの旅)のジャ
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ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ(2015年製作の映画)

3.3

アメリカの作家トマス・ウルフ(ジュード・ロウ)と編集者パーキンス(コリン・ファース)の愛憎物語。ジュード・ロウは久々の前髪タラリ。

コリン・ファースは、ニューヨーク訛りのやや口元がだらしない英語を話
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クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

4.0

「新しい地図」制作のオムニバス映画①稲垣吾郎=ヤクザの情婦に惹かれるピアニスト②香取慎吾=ストリートアーティスト、警官に歌を勧められるも「歌食い」に歌を食われる③草彅剛=息子を無くした父親、その息子右>>続きを読む

インビテーション/不吉な招待状(2015年製作の映画)

2.3

元妻からパーティの招待状が届く、我が家だった場所に現れたのは元妻と新恋人と怪しい仲間たち。カルト宗教の映像を見るうちに、怪しい仲間たちの様子が変わっていく。

正直言って何がなんだか分からなかった。8
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.6

ロシア対外情報庁(たぶん)に雇われた元バレエダンサー、病気の母親の為にスパイ(レッドスパロー)になってモール(裏切り者)を探す。

“冷戦ふたたび”みたいな感じというか(映画の中でも言ってる)ロシア情
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怒り(2016年製作の映画)

3.8

テレビ公開捜査番組に翻弄される3組の人たち。①渡辺謙と宮崎あおいの千葉の父娘と松山ケンイチ②妻夫木聡と綾野剛の同性愛カップル③沖縄のティーンカップルを見守る流れ者=森山未來

長かった…渡辺謙は流石な
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.1

マット・デイモンが麻薬組織から警察に送られたスパイ、ディカプリオが警察から麻薬組織に送られた覆面捜査官。で…麻薬組織のボスがジャック・ニコルソン、ハラハラドキドキの名作。

元の脚本の香港っぽさが残る
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.3

アイゼンハワーからレーガン大統領まで仕えた執事の物語。大統領に忠実な執事の息子は黒人の権利を求めて、公民権運動に参加する。

フォレスト・ウィテカーが、良心の塊のような執事を演じる。顔からして人が良さ
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ネメシス/S.T.X(2002年製作の映画)

2.5

ピカード艦長シリーズの『スタートレック・ザ・ネクスト・ジェネレーション』の最終版。ピカードと同じ遺伝子を持った難病宇宙人(トム・ハーディ)が、USSエンタープライズに襲いかかる!トムハがアタマツルツル>>続きを読む

完全なる報復(2009年製作の映画)

3.5

司法取引制度によって家族を殺した殺人犯が死刑にならずに生きている…。家族の復讐のため犯人と司法取引した関係を葬る!意外な良作!

ジェラルド・バトラーが頭脳を駆使したリベンジ野郎になる。重々しく丁寧な
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.3

NYタイムズに続いて、政府を敵に廻す覚悟でペンタゴンの秘密文書を掲載するワシントン・ポストの社主と編集スタッフの物語。

公開2週間前にフジテレビの『アンビリーバボー』で再現ドラマが放送されてて、その
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.3

第二次世界大戦、イギリスの危機の時代の首相チャーチルの困難な日々。『英国王のスピーチ』『ダンケルク』と三部作で観たい映画。

もし過去に遡れるならば『LEON』の頃のゲーリー・オールドマンに「将来、ア
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光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

3.8

光に乗って宇宙からやってきたプロートと、彼を診断する精神科医との交流を描く。

“小鳥のようなケヴィン・スペイシー”が観られる作品。宇宙人が地球に観察に来るのだから、小鳥のようにキョトンな振る舞いにな
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NY 心霊捜査官(2014年製作の映画)

3.0

動物園のライオンの檻に子供を投げ入れる不可解な事件をきっかけに、悪魔の存在に脅かされるNYの刑事。実際にあった話とのこと…。

“悪魔祓いの儀式”は一度海外で見たことがあって、興味深々に「はて?あなた
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007/ユア・アイズ・オンリー(1981年製作の映画)

3.7

英国の電波調査船がアルバニア沖で沈没する。船に搭載された、核ミサイル誘導装置ATACをボンドは奪回できるのか?

なんといってもフランスの女優、キャロル・ブーケが美しい。ロジャー・ムーアよりもカッコ良
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.6

ジャズピアニストを目指す男と女優を目指す女性の、互いに成功することで断ち切られていく運命。

かなり手垢のついたストーリーのミュージカルだが、現代の技術で作ってみたら素敵な映画になった。ライアン・ゴズ
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