じじいの呼吸コノヨイさんの映画レビュー・感想・評価

じじいの呼吸コノヨイ

じじいの呼吸コノヨイ

スター・ウォーズ・ホリデー・スペシャル(1978年製作の映画)

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チューイ(ウーキー)の故郷やら家族、キャリフィッシャ(レイア)が作中メインテーマの歌詞をオペラ調で歌ったりのクリスマス。

当時はより幅広い宣伝広告、テレビでドラマ仕立てにして使われていた方法だった思
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バニシング/ダーティ・デカまかりとおる!(1976年製作の映画)

3.5

どう猛で異常性がある刑事を正当化する内容だのに、ダブルハンサムを起用しイメージをなだめている(ただしイケメンに限る論)

当時ごとだが製作者の反社的傾向、不謹慎さが判るため、観ている側が徐々にモラルの
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ミステリアス・マーファ 謎に包まれた町(2021年製作の映画)

3.0

テキサス州マーファの広告作品、公共ポップアート(プラダイミテショップ等)で著名。

死者の日などメキシコ文化も関連しているシャーマンスピ系のミステリー、バッドエンドの肯定や死との向き合い方を現代アート
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ダイヤモンドの犬たち(1975年製作の映画)

2.5

息子フォンダ等出演、シンジケートダイヤ企業のチンピラ話、基本シナリオ西部劇です。

観終わりユーチューブで久保ジャーの同名曲も併せ観たが、じじいよく聴くのは当時彼がBBCに乗込んだ「デンシィフュオレ」
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1.0 【ワン・ポイント・オー】(2004年製作の映画)

2.5

日常を罠に置き換えたサスペンス、ラスト数分は原案の最初に思いついたシーンだろう。

治験的なテクノロジーを闇描写したいのは判ったが、主要キャラ誰も救わず凄惨さだけ残る内容で得られるものが無いの如何かな
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あるいは裏切りという名の犬(2004年製作の映画)

4.0

公安犯罪クライム、実在事件の大幅な脚色あるが、事実は更に組織的隠ぺいだった模様。

道徳心が無くなった相手の動機、それに伴う姿勢や対処など、掘り下げ方や具体例も描写していて感覚で「3部作になる要因」が
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タイフーン・ジェーン/アブアブの秘宝(1988年製作の映画)

2.0

エロチックコメディ分類ぽい雰囲気で製作された上、シナリオは後付け風に思えた。

戦時中設定だからか、とりあえずジョークにパンチが無いわざとらしさは「失笑を誘う方のロースト系激フリ特化」して見事にスベっ
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エグゼクティブ・チェイサー(1999年製作の映画)

3.5

TV映画、終始ジャンクなシナリオで爆笑、大型バス•雪上バイクアクションや多重の爆炎破壊など金遣い荒さと主キャラの雑扱い。

(フィルマレビュ枠無い)2019年製作「アクセルレーター」も観たが主旨は殆ど
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メタル・トランスフォーム(2011年製作の映画)

3.0

病原が鉄に寄生して暴れるなどの一風変わった解釈やアイデア、かと思えば普通の恋愛物を手掛けるカナダの監督。

別監督の作品だが「ミートボール」や「戦慄の絆」などが本土では著名らしく、大らかな上品さの中に
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ラスト・ウィッチ・ハンター(2015年製作の映画)

4.0

オカルトアクションの中でも「ブレイド」と同列出来る。

作中主人公がやたら回想し過ぎな奥さんと娘の記憶フラグだが、瀕死寸前シーンにて「天のハシゴ」で一発回収した部分は、物語全体にずしりと重く響いていた
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THE CLASH ザ・クラッシュ(2007年製作の映画)

2.5

ラストはサスペンス感が得られたが、どうも引っ掛かるのがそれまでのシーンで、ほぼ別物のコメディバイオレンス描写。

ふざけ過ぎの違和感を考えると製作途中何らか問題があったとしか思えないが、他ユーザーさん
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第一の嘘(1999年製作の映画)

2.5

Oウェルズの原案だが当時の有名男優数人に内容やギャラでオファーを蹴られ保留、その後本監督が再解釈し手掛けている。

州知事候補の不品行(暗い生い立ちと兄弟の仲違い)が焦点だが、心情描写のこだわりが強い
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バビロンZ(2007年製作の映画)

2.0

先観した「ザクローン」シークエル的シナリオ、全く別製作者が相似したディストピ狂いな思想していて、共有オーバーラップがある意味恐ろしい。

こちらは日本ラブがシナリオから伝わってくる分ひいき目にはしたい
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Gガール 破壊的な彼女(2006年製作の映画)

3.5

多尺度な恋愛をコメディ単作にまとめているが、あまりにも幅広い層を狙ったシナリオのためか、逆にポンコツになってしまった例。

それでも俳優陣の演技力やオマージュの没入感が高いので、決してつまらない訳でも
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ザ・クローン(2005年製作の映画)

3.0

アンドロイドやサイバネチックなジャケだが、実際は核戦争後のサイエンスクライム。

「放射能耐性あるクローンに人の魂と記憶補完する計画」いうアイデア、基本的に持論暴走を叩かれたい脚本家さんのドMジャンル
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オール・セインツ 幸せのはじまり(2017年製作の映画)

4.0

ノンフィクション、コミュニティを再建奮闘するヒューマンドラマ、啓発が主旨にあるので脚色は仕方ない。

フィルマレビュ枠ないが主人公の妻役女優さんは電波系ロマンス「フロムアザーワールド(2004)」でヒ
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バーレスクの貴婦人(1943年製作の映画)

4.0

原作「Gストリング〜」と続編は出来いうか創り手の巧妙さいうか…創作を逸脱した現実をもオンザミステリーにし、今なお読者を考察沼たらしめ魅了する殺人推理コメディ。

映像は小説の小気味よさや、女性キャラの
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タイム・トラベラー ~戦場に舞い降りた少年~(2002年製作の映画)

4.0

物語をひとつひとつ丁寧に仕上げていて、伏線も判りやすく回収している。

タイムトラベラーの逸話はあちこちの動画でも紹介されているが、世界のどこかでこういう事が起こっているのかも知れない、と想像させる。

バトル・オブ・24h(2012年製作の映画)

3.0

一見ミドル/シニア向け幼稚なオランダ産、足を洗ったチンピラ後片付けバイオレンス。

強いて言うと出戻りで昔のキレが戻ってくる主人公の描き方は良いが、結局反社話をコメディ薄めしただけなので陰を落とす内容
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ダーク・エントランス(2006年製作の映画)

3.0

相当低予算のカナダ脳オカルトサスペンス、これもホラー枠で基準がよく判らない。

ヒロイン役女優含め過去の有名オカルト/バイオレンス/サスペンス映画をまんま混ぜたクズシナリオだが、リスペクトと見ればかな
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ウェドロック(1991年製作の映画)

4.0

頭部爆裂シーンがあるからか、ホラー扱いになっているアクションクライム。

ただ最初から示唆はあったがバイオレンスの姿をした年の差純愛ロマンスなので、割と基本の酸っぱ味と駆け引きのシナリオが充実している
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モッド・スクワッド(1999年製作の映画)

2.5

オリジナルはモッズ特捜隊、ドラマは随分前に数分観たかもだが全く覚えていない。

社会不適合者の更生プログラム的発想、ベクトルが違うブレイキングダウンという内容だが、情報共有が早い現在だとすぐ身バレしそ
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レディ・シフター 美しき秘密諜報員(2023年製作の映画)

2.0

テレビ映画、ボーンシリーズを意識した様でヒロインはヒューマンウェポンらしい。

なんか腹立ったのが終始ヒロインの前髪分け方クセ強で「あれ?じじいの空間把握能力が狂った??」と思わすほど内容が入って来な
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A.I.ライジング(2018年製作の映画)

2.5

監督と脚本家に関しては、ほぼ初陣なので出来レみたいなのは仕方がない仕様。

宇宙船OSと企業指揮官が役立たず過ぎて粗悪キャラだった事、全4キャラ演出で5割ポンコツはクソ映画観る派でもキツめ、因みにじじ
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パニック・イン・ミュージアム モスクワ劇場占拠テロ事件(2018年製作の映画)

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チェチェンやらISやら、とりあえず虐げる対象を無理にこじつけるロシア政府だが、ソ連解体後も基本は変える事をしない。

反社会的な組織に力を持たすと、その報復が「関係のない者まで飛び火する」という現実や
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青い部屋の女(2002年製作の映画)

4.0

シムノンの原作より主旨が少しズレた様な感じも伺えたが、雰囲気は捉えている。

後の減退を不安予測する者にとって、良くないと知りつつ一瞬でも活力や気概を選択してしまう罠、いう「聖毒」を中心に置いた内容、
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不思議の国のアリス(1915年製作の映画)

4.0

全編笑いどころ多いが、カメ汁のシーンで亀の顔面カピバラだったのは無声だのに爆笑。

出版から1番近しい年代の長編映画なので、原作挿絵に異常執着する作者の意図を組んだ監督と、情念が乗り移った着ぐるみ最高
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幻の惑星/ファントム・プラネット(1961年製作の映画)

2.5

プチカル、防衛ロケットが消える事件が頻発、主人公は調査するが小惑星に吸収されミニ化して…いうシナリオ。

カラーリングされた映像は良かったが、おとなしめの内容で要点も当たり前に無い辺り、自主製作でしか
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シャドー55(1977年製作の映画)

3.0

プチカルト系、不良刑事が副業で始めた中古車回収業、実はギャングにハメられ…いうシナリオ。

おくすりをキメたあぶ刑事いう素行の主人公だが、LA界隈カップなので不正通常運転ぽく周りも関心ないのと終始ゆる
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バトルクリーク・ブロー(1980年製作の映画)

4.0

一応、全米興行収入1位いう称号やブルースリーの再来か?!など当初は注目度が高かったみたいです。

ジャッキー自身「クソ映画でした 笑」と遠回しに言ったみたいでその通りですがじじい、クソゲープレイ動画の
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フランス(2021年製作の映画)

4.0

監督の狼狽センスとこの「まんまヴォーグジャケ」を眺めれば、じじい位だと悔いない。

現代風になってはいたが割に前作とほぼ同じいうか気分的に変わっておらんなと、妙な脱力感をヒロインに全部丸投げしてみるの
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F/X2 イリュージョンの逆転(1991年製作の映画)

3.5

前作の内容クリアした人が大体観ている様で、まあまあコア化計上の物かと。

監督が交代しているためか前作時々あった、違和感のシナリオや場面組直し修正、アクションのこだわりがメインになっていて、全体的に1
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F/X 引き裂かれたトリック(1986年製作の映画)

4.0

主軸のクライムがよく出来ていて、キャラやストーリーも上手く巻き込んでいる。

特殊効果は判りづらくするのが普通だが「トリックがどう使われたり応用されているか?」など、作中で前面に押し出した内容、基準が
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MIDNIGHT EYE ゴクウ(1989年製作の映画)

4.0

原作過去観、ユーチューブ推し「ブラックテーププロジェクト」いうランウェイ動画、寺沢氏が描く女性がまるで現実なった感じ。

ほぼ全裸でルッキズム極フリだが、磨き挙げられたモデルさん達の身体を巻き巡る、テ
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アリ地獄天国(2019年製作の映画)

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こういう企業は徹底的に潰した方が良い。

政府もブラック・トラウマ企業に対し刑事告訴できる様に法改正すべき、この手の事柄は時効も必要ない。

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