黒猫式さんの映画レビュー・感想・評価

黒猫式

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人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版(2022年製作の映画)

4.5

垂直どころかオーバーハングの悪魔に取り憑かれたデビルハンターならぬアルパイン・クライマー山野井泰史さんと妙子さんに密着したドキュメンタリー。

元はテレビ番組なのかもしれませんが、スクリーンで鑑賞する
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.8

設定は違いますが「アイ・アム・サム」を思い出すような家族愛の物語。
割と直球なトトロオマージュが散りばめられてます。

冒頭から「風立ちぬ」的な変な効果音?があるなと思ったら割と後半で回収されていてち
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

原作未読。
チェイスのお坊っちゃま的裏拳ビンタに対して腰の入った左フックを返していくカイアにキュンときました♪
個人的にはミステリーでもラブでもなくサバイバルの物語である。
家族に捨てられた彼女が社会
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

原作未読。
ルネ・マグリットのシュールな作品が導入部を引き立てる。

物語の展開としては妻夫木登場から動き出すのだが冒頭の出会いと家族の時間の温かさの細やかな描写は後半効いてくる(安藤サクラの腰の入っ
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DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

5.0

特撮愛が熱すぎてヤケドしそうになります♪
DAICON FILM作品がいつの間にか円谷プロ提供作品になって一般公開されているの本当に素敵です♪

TVシリーズの1話という想定なのかCM入りと明けのアイ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

環さんと芹澤くんペアが最大の収穫♪

相変わらずの美しい背景美術と光の演出は流石です。
リッチな作画リソースからキャラクタや背景を動かす演出も多く、見応えは有ります♪

パンフにて監督が魔女宅オマージ
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天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

4.5

2013年から2014年にかけて連載されていた高橋ツトム原作漫画を北村監督が約8年かけて映画化した東日本大震災と向き合ったファンタジックだが誠実な祈りがこもった熱量のある作品。

原作26話分のストー
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.2

冒頭の国連でのワカンダを詰問する側の西側諸国を物証込で論破するの熱い。

ワカンダとタロカン共に真の敵は資源を狙う「大国」であり、敵の敵は味方になるであろうポジションだが良かれと思った行動が人死を産み
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実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン(1979年製作の映画)

3.9

35mm上映。
実相寺昭雄演出回をピックアップし、新規オープニング映像、新規ナレーション等を追加しながら再編集し1979年に劇場公開された作品。

・ささきいさおバージョンの主題歌と新規オープニング映
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警官の血(2022年製作の映画)

3.5

内偵相手に惹かれて染まっていくという上質なブロマンス。

父親の死の真相を絡めた警察の裏金システム等の要素もあり、二転三転する展開もスリリングだが、内偵者でありながらどんどん感情移入していって「班長は
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劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥(くら)き夕闇のスケルツォ(2022年製作の映画)

3.0

本編の補完たるプログレッシブがパラレルワールド化するのも悪くはない(良くもない)
そしてアルゴの演出がナナチ過ぎてアインクラッド第5層が深界五層に思えて来る罠。

ミスト(2007年製作の映画)

4.0

ショーシャンク、グリーンマイルと原作スティーヴン・キング✕フランク・ダラボン監督による映画化3本目にして珠玉のバッドエンド映画♪
国内上映権切れ作品ハンターのシネマシティさんが日本最終上映を極音上映♪
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恋人はアンバー(2020年製作の映画)

4.0

アンバーの投石力にシビレますw
絶対に笑ってはいけない性教育ビデオw
大体のことはお母さんにバレバレである♪
クラスメイトの喫煙率!
弟くんの情報収集能力と離婚の危機への恐怖に泣ける。
先生、不用意に
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.0

オープニング詐欺な静かで美しいSF作品。
家政夫ロボ、というよりは疑似家族な文化的テクノ(この呼び名好き)であるヤンの致命的な故障から始まる物語。
娘ちゃんからすると家電ではなく兄として認識しているが
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君を愛したひとりの僕へ(2022年製作の映画)

3.9

原作未読。
僕愛→君愛の順で鑑賞。
7才の暦の選択により「日高暦」となった世界線。

栞がメインヒロインになるわけだが予想以上に和音のウェイトが重い。
そしてギネスビールをグラスに注いでみたくなります
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僕が愛したすべての君へ(2022年製作の映画)

4.0

原作未読。
僕愛→君愛の順で鑑賞。
7才の暦のする選択により、「高崎暦」となった世界線。

和音が主役です♪

社会人時代の電車内で閃いてお互いのシャツに計算式を書き合い最終的に半裸になって確認するシ
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映画はアリスから始まった(2018年製作の映画)

4.5

映画の歴史を遡って行くような演出から1895年のパリ、グランカフェでのリュミエール兄弟による世界初の商業的上映会の会場にアリス・ギイが居た事をアニメ風に明示する導入部がワクワクします♪
一転して現在の
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銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀 第二章(2022年製作の映画)

4.0

タメ回だが個人的には銀英伝らしさ溢れた好きなお話。
ラインハルトにちゃんと釘を刺してくれるヒルダの存在感とヤンの生活無能者ぶりを支えてきたユリアンの存在感w
まだ和める帝国双璧のやり取り。
カスパー・
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

バーフバリは越えて来なかったが、予想以上に対英国インド独立戦争の情念がこもった濃厚アクションと濃厚ブロマンスに訳の解らない涙が止まらない。

謎のハンドサインで通じ合っちゃう漢と漢の濃厚Wバンジー何度
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

4.0

途中でシャッフルを挟む事でクズ男チームのクズっぷりを際立たせる演出が素敵♪そして訪れるデウス・エクス・マキナ的でメタな女達の世界線修正に大爆笑w

男と女の生生しさや馬鹿らしさとお米の重要性を学ぶ♪

呪い返し師―塩子誕生(2022年製作の映画)

2.8

冒頭から全編通して襲いかかる大川隆法氏作詞作曲の楽曲群のアクが強い!
ムカつく位見事に音ハメさせてシーン説明に執拗に歌を使ってくるのに胃もたれ気味になります。
そして塩子召喚のテーマ曲よw

仏陀の使
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銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀 第一章(2022年製作の映画)

3.8

戦闘機パイロット上がりの叩き上げ大将というケンプを表現した演出にグッと来たが、ガイエスブルグが高機動過ぎてヘヴィーオブジェクトを思い出してしまった♪

ヤン艦隊特有の1点集中砲火♪

目がキラッキラの
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.0

森見登美彦✕ヨーロッパ企画✕湯浅政明監督ではなくあの「sonny boy」の夏目真悟監督。
TVシリーズで作り上げた世界観はそのままにクドさや男汁感は薄まり夏の終わりにピッタリな余韻ある青春SFに。
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バビ・ヤール(2021年製作の映画)

4.8

バビ・ヤールのホロコーストにフォーカスしたというよりも独ソ戦の流れの中でソ連領土としてのウクライナが主が変わる事で見せた人の業のようなもののアーカイブという印象。

バルバロッサ作戦により侵攻してきた
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愛してる!(2022年製作の映画)

4.5

「高嶋政宏、逮捕」の一報に皆ニッコニコで拍手しちゃう異空間にようこそ♪

日活ロマンポルノの枠で白石晃士監督が描くプロレス✕地下アイドル✕SMなラブコメ。
個人的にはカノン様役の鳥之海凪紗の女王様らし
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雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

3.8

「フミコの告白」以来の石田監督フォロワーとしては嬉しい最新作。

ある意味銀河鉄道の夜的な死の雰囲気のあるファンタジーである。

構造物の死出の旅に取り込まれる少年少女の漂流譚と言うには少年少女が被る
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どついたるねん(1989年製作の映画)

3.5

「AKAI」公開記念上映。
AKAIを観ると3倍くらいどついたるねんが面白く感じます。退院会見の見事な完コピからの崩しが素敵w
そして原田芳雄が痺れる程格好いいし、麿赤児が美川憲一に右フック食らわすシ
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AKAI(2022年製作の映画)

4.0

シネマシティさんでのティーチイン上映。
TV素材と「どついたるねん」と赤井家の日常をノートPCで編集して完成させたという、コロナ禍が生んだ新機軸なドキュメンタリー映画。
TV素材の豊富さが異常な程だが
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

「またね」という約束の尊さに痺れます♪
演技経験ゼロという「ヒサちゃん」「タケちゃん」の二人が眩しいのは周囲の大人達の距離感の描かれ方が絶妙だったというのもあるかと。
竹原ピストル最高♪
個人的には岩
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

さかなくんがさかなくんになるまでの半生をベースにした「普通じゃない」生き様の物語。
一魚一会を読んでいるとヤンキーとの関わりの盛り方など上手く映画としてメリハリをつけようとしているのが伝わるが、驚いた
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.8

「ほら、純君だよ」は今年一番の笑撃w
不穏な開幕からホラー演出を散りばめながら気がつけば笑顔で「何でやねん♪」とツッコミたくなるカオスへと誘う。
ところでどの子が邪悪なの?という疑問も最終的に回収され
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ゲキ×シネ「狐晴明九尾狩」(2021年製作の映画)

4.5

ドルビーアトモスで響く「急急如律令!」が痺れます♪
向井理と中村倫也のクライマックスにおけるそれぞれの感情の切換がグッときました!

ノロイみたいな九尾の狐がシロッコみたいなことやりやがってと思ったら
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

韓国ホラーのスタッフがプロデュースしたタイ発巫女一族と悪霊との死戦をフェイクドキュメンタリーに仕上げた作品。

敬虔な仏教国という認識のタイでしたが、色々な意味で名高いタイ東北部に現実に根付く精霊信仰
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.5

歌唱力で度肝を抜く映画としてクリスティーナアギレラの歌唱全開の「バーレスク」ぶり位にしびれる歌モノ作品。いささかダークネス。
とにかく歌唱担当のAdoのパフォーマンスが凄いのだが、楽曲制作陣も高カロリ
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劇場版 Gのレコンギスタ V 死線を越えて(2022年製作の映画)

5.0

5部作の完結おめでとうございます。
富野監督のテレビシリーズガンダムとしては最もわちゃわちゃしていたのが上手く整理・補完された解りやすくなった感が凄い。
あとはコクピットで排泄とか着替とか何とも言えな
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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる(2022年製作の映画)

4.5

後編にてお目見えの新曲オープニングにしびれます♪
結果的に新しい乗換は観られなかった。それでも新規カットにて細やかに強調される宮沢賢治的な愛の物語は明確さを増してます。

個人的には海辺の迷子のシーン
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