黒猫式さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

黒猫式

黒猫式

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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

3.8

アバンタイトルだけで3,000キロカロリー位有りそうなアクションと大好きな「恋する輪廻」のお二人が相変わらず超絶美しくて眼福な実に濃厚なアクション大作。
そしてインドにも〇〇ユニバースの波が来ているよ
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.8

「沈黙の艦隊」の予告編を観た後に鑑賞すると大沢たかおの在り方に脳がバグるw

キングダム2の渋川縛虎申が熱過ぎたので若干タメ回な感じだが、武神吉川の登場は鵜堂刃衛再びというワクワク感はある。

個人的
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アイドルマスター ミリオンライブ! 第1幕(2023年製作の映画)

3.8

原作未プレイ。
白組は実写CGのイメージが強く、アニメというとドラえもんとかガンバとかいかにも3DCGという印象でしたが、今作はかなり上質なセルルックCGで好印象。

「輝きの向こう側へ」と地続きと考
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機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場(2019年製作の映画)

3.5

編集版は未視聴だったので新劇場版を前に助かります。
第一部はフレイさんの独壇場ですね♪
未だにナタルさんと兼役でやっているのが知っていてもわからない見事さ。
ミゲル西川の挿入歌をバックに新規カットの合
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.8

ジェネ推しと見せかけて元ももクロが良い所をかっさらっていった印象。

日本的な湿度の高い良質なホラーであるが、メインホラーヒロインである高谷さなより母親の方がおっかないのがズルいし、そんな母親にロック
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SAND LAND(2023年製作の映画)

4.5

シネマシティ極上爆音上映にて鑑賞。
軍神西住殿に匹敵するイケおじ戦車長降臨!
104号車の最初の起動から威嚇射撃へのシークエンスだけで軽く絶頂に達します♪

個人的には悪魔がいる意味が人間の愚かさの引
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。
グロリアとかレオンとか精霊の守り人とかるろうに剣心とかをごった煮にした結果、スパイなのに全く忍ばない戦術正面突破でめっちゃ撃たれとるけど何故か致命傷にならない舩坂弘的な脳筋ヒロインなのがウ
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ゲキ×シネ「薔薇とサムライ2 海賊女王の帰還」(2023年製作の映画)

4.5

観劇時も脳が焼かれるかと思った天海祐希様の七変化な御尊顔を上質なアップを含めて接種出来る為、ゲキ✕シネの方が致死量は高いかも知れない(2幕冒頭は覚悟して観るべし)
新☆感線は殺陣のSEを合わせるのが見
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

字幕版にて鑑賞。
韓国系の監督、中国系、フィリピン系、イラン系ブラック&ホワイトとキャストもスタッフもディズニー帝国らしい布陣による新たなロミジュリ。

エレメンツという設定で伝えたいメッセージは明確
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.5

レスリー・チャン没後20周年(悲しい)での4K版上映。
激動の中国近代史を背景に京劇の演目である「覇王別姫」を軸にしながら描かれる1人の男を巡って争う男と女の愛憎劇。

令和の日本だからこそ刺さる芸能
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.5

童夢リスペクトに溢れるノルウェーを舞台にした子供達のサイキックスリラー。

ちゃんと集合住宅をメインにしている所が童夢ポイントが高いです♪

キャラの配置は捻りが利いているので新鮮に観れるというよりも
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

実在したエクソシストであるガブリエーレ・アモルト神父の書いた回顧録「エクソシストは語る」(名著らしい)を゙基にしているらしいが、とんでもなくエンタメ要素大盛りみたいな快作でした♪

実物とは似ていない
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PARALLEL(2021年製作の映画)

4.0

変身するダークヒーローを別の側面で観るとシリアルキラーとも捉えられる。

冒頭の主人公の両親を惨殺する殺人鬼は、虐待被害児童からみたら児童相談所の超えられない壁を突破したヒーローである。

そして新た
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古の王子と3つの花(2022年製作の映画)

3.5

語り部のお姉さんがファンキー♪
3つのお話どれもが親の決めた因習みたいなものをブレクスルーしていく子供達のお話。
3話目のお姫様のロケット頭突きが強烈過ぎて笑ってしまいましたw

怪物(2023年製作の映画)

4.0

母親・教師・子供のそれぞれの視点で織り成す物語。
「誰も知らない」からもう20年も経つのか、と思いつつ子供を取り巻く世界はあいも変わらずですというやるせなさ。

この映画の教訓
・親の期待や願いは呪い
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機動戦士ガンダム II 哀・戦士編(1981年製作の映画)

4.3

新文芸坐三部作一挙上映にて鑑賞。
軍属半年で素人集団をまとめる艦長を任されるブライトの苦労が忍ばれる。
そして母親があんなだったからの反動からかマチルダさん、ハモンさんという年上にチョロい反応を示す初
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機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

4.5

新文芸坐三部作一挙上映にて鑑賞。
素人が戦争に巻き込まれるお話として完璧な導入部に惚れ惚れする。
ザクⅡ3機が侵入しただけでほぼ全滅のサイド7の被害の大きさにビビる。

保守的な母親に合う事で素人から
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

コペルくんの影も形もないし、むしろ新海誠監督の「星を追う子ども」のような死者とのスタンス重点にやや驚いた。

キャラクターが動き出した時の細かい所作のこだわりや、群体を動かす尋常じゃない労力、移動する
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バイオハザード:デスアイランド(2023年製作の映画)

3.9

レベッカさん実質MVP、知的でちっちゃくて可愛い♪
ジルさん薄着過ぎてリッカーにペロペロ危機一髪シーン有♪
マリアゴメス口を開けば父の仇しか言わないが、恐ろしく強くて豊満である♪
クリスさん壊滅的にア
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バックドラフト(1991年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭4K極音上映@シネマシティにて鑑賞。
ハンスジマー節の劇伴よりも酸素を求めて呼吸をするような炎の効果音がシビレます♪

消防車のホースを手繰るとブラジャーが付いてくるシーンが好き♪
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.8

このタイミングで黒沢清監督と北野武監督の比較上映をやってる新文芸坐ほんと好きです♪

物事を解決する最適解として暴力を選択する2人の男の成れの果て、という感じ。

周囲の小悪党と比較して、たけしと白竜
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.5

新文芸坐にて4K上映。
黒沢清監督作品でも特に大好きなCUREをスクリーンで観てCURE(癒し)されちゃうのはたまらんですね。

間宮のターンになった時のギヤの入り方がしびれる。

大杉漣のビジュアル
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青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない(2023年製作の映画)

3.5

TVシリーズ11話辺りからのかえでエピソードを含めた作品にすればかえでと花楓のそれぞれの頑張りが映画として表現出来るのに、と思いつつ花楓の進学にフォーカスしたこの作品も良いものです♪

まあ通信制高校
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

素材の良さと公開のスピード感が大勝利という映像作品。

日本チームの分析をするようなドキュメンタリーではなく、チームの公式映像のような身内感が凄い感じられる。

見所は時間を最も掛けた選手選考の経緯、
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

再びのスパイダーバース♪
前作も絵の情報量が凄かったので吹替版にて鑑賞なので悠木碧グウェンという良いものを堪能♪
宮野真守の「ほっこりするから」も好きw

相変わらず絵を動かすアニメーションの快楽に満
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

3.8

PSYCHO-PASSも10年続くコンテンツになったのですね。

何処となく伊藤計劃の虐殺器官っぽさも感じるような人類に対する絶望感からくるピースブレイカー残党が目指すシステム脳直結統治とかテクノロジ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.8

モデル3ジェネレイティヴ・アンドロイド。通称「M3GAN(ミーガン)」
この字面だけで観たくなりましたw

もうミーガンの造形が絶妙で動きも凄いのだが、なんとエイミー・ドナルドというダンサーが身体的演
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THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

2.8

続編映画の難しさですかね。
やたらテンポが悪く、ほぼやられる為に配置されているチンピラチームで尺を稼ぐのは悪い文明。

ねっとりと出て来た上海ラボチームは前作でチェ・ウシクが率いてたメンバーの下位互換
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

続編公開前のテコ入れ再上映で初鑑賞。

忍殺におけるヤマト・コキのエピソードを拡大したみたいなお話。ユウジョウ!

謎の機関により脳改造され戦闘術を身に着けた超能力者によるガン・カタならぬガン・サイキ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.5

ド緊張の長尺サイコスリラーにシビレました♪
但しメンタル弱ってる時に観るとちょっとしんどいかも。

ほぼBGMを使わずに逆に静寂の中のノイズを上手く使って恐怖を演出したりする中で殴り付けるような最初の
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浜田省吾 『A PLACE IN THE SUN at渚園 Summer of 1988』(2023年製作の映画)

4.8

今やゆるキャン△の聖地としても有名になってしまった渚園で1988年に行われた浜田省吾のライブ映像作品。

240分以上の素材を110分まで圧縮しているが1988年の空気感はお腹いっぱい味わえる作品です
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.0

109シネマズ新宿にて坂本龍一プレミアムコレクションにて劇場公開版の4Kレストア版を上映。
12ヶ月のシネマリレー企画でも上映されているタイミングではありますが、やはり坂本氏が手掛けたこの劇場で体感す
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中森明菜イースト・ライヴ インデックス 23 劇場用 4K デジタルリマスター版(2023年製作の映画)

5.0

轟音上映で堪能する1989年の中森明菜のデビュー8周年記念野外ライブ。

これBlu-ray版も持っているので分かってはいましたが、4Kリマスターと言っても野外ライブということもあり、原盤の質がよろし
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.8

ボルテスVがフィリピンで国家プロジェクトレベルの実写化されている令和世界に聖闘士星矢もハリウッド実写化!

謎のVTOL機との謎カーチェイスシーン?とか謎アクションシーンも豪華だったりしますが、マリン
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妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク(2022年製作の映画)

3.8

前半無駄に丁寧に行き過ぎるのと折角のウルトラマンZのハルキでお馴染みの平野くんをシリアス重点な陰のあるニンジャにしたのが個人的にマイナスだが、宮原華音演じるヤンデレくノ一が出て来た辺りからのブースト感>>続きを読む

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

4.0

イスラムの聖地マシュハドにて実際に起きた娼婦連続殺人事件を題材にした作品。
殺人事件を追う女性ジャーナリスト目線と犯人目線の2軸で展開しながら、どう見ても普通のおっさんが家族にバレずにシリアルキラーと
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