杉山敦さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

杉山敦

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プリズン・サークル(2019年製作の映画)

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2021年1月17日、ポレポレ東中野にて鑑賞。

島根県の刑務所で行われている、受刑者同士の対話型セラピーを長期間取材したドキュメンタリー映画。ナレーションなし。みんな僕より的確に言葉を選び、自分の行
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

2021年1月1日、TOHOシネマズ新宿にて鑑賞。ファーストデー割引き。

前作の大傑作『新感染』とはまったく別もの、ただ単に「あれから4年後」という時代設定のみが一緒の、続編とは言えない作品。
がっ
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

2020年12月25日、テアトル新宿にて鑑賞。

綿矢りさ原作、大九明子脚本・監督。『勝手にふるえてろ』以来のこの布陣、待ってました。アパートの鉄製ドアとかの主人公が住んでいそうなリアル感いいなあ。東
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詩人の恋(2017年製作の映画)

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2020年11月14日、新宿武蔵野館にて鑑賞。

ところどころで眠ってしまった。僕が恋愛映画が苦手というのが最大の敗因だけど、ストーリーにもう少し緩急や「転」があればいいのになあ。

エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

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2020年11月1日、TOHOシネマズ六本木にて鑑賞。東京国際映画祭。

本編前に「コロナ禍でなければもちろん映画祭に出席したかった」とブラジル出身の若き監督からのビデオメッセージ。「憎悪にあふれた異
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罪の声(2020年製作の映画)

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2020年11月1日、TOHOシネマズ新宿にて鑑賞。ファーストデー。

エンドクレジットで見るまで原作の小説があることを知らなかった。ついでに監督の名前もそこで初めて知った。つまり完全に野木亜紀子脚本
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

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2020年10月24日、新宿ピカデリーにて鑑賞。

良かった。
戦争捕虜のドイツ兵が英国マンチェスター・シティーのゴールキーパーとして活躍した実在の話。観てる間ときおり、映画の中の「ドイツ」やその時代
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スパイの妻(2020年製作の映画)

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2020年10月18日、新宿ピカデリーにて鑑賞。

「不正義の上で成り立つ幸福で君は満足か。」という高橋一生のセリフに痺れた。1940年の日本で自分なら彼等のように信念を貫くことはできるだろうかと考え
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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2020年10月17日、新宿ピカデリーにて鑑賞。

良かった! 原作を読んだのが一年ちょっと前なこともあったので映画の世界にすーっと入っていけた。客席の目測95%ぐらいが女性で、男客はごくわずか。呪い
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

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2020年10月11日、シネマカリテにて鑑賞。

ずいぶん前のような気がするけど、このポスターを見たときから心を惹かれて(タイトル含めて)楽しみにしていた作品。『フェアウェル』もそうだけどコロナ禍で公
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浅田家!(2020年製作の映画)

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2020年10月4日、新宿ピカデリーにて鑑賞。

とっても良かった。期待を大きく越えて良かった!

実在で現役の写真家、浅田政志さんを二宮和也が演じる映画。「なりたいものになればいい」という父(平田満
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フェアウェル(2019年製作の映画)

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2020年10月3日、TOHOシネマズ新宿にて鑑賞。

コロナで公開がずっと延びてた作品。待ってました。映画館もTOHOはちょうど全席販売になるタイミングで久しぶりに両隣にも観客がいるという、少し緊張
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甘いお酒でうがい(2019年製作の映画)

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2020年10月3日、テアトル新宿にて鑑賞。

次作の『私をくいとめて』は綿矢りさ×大九脚本×のん、なので期待してます!

ブリング・ミー・ホーム 尋ね人(2018年製作の映画)

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2020年9月21日、新宿武蔵野館にて鑑賞。

いま観終わって映画館から外に出たところ。鳥肌立ったまま。子どもの誘拐、児童労働、我が子を探し続ける母親が主人公と、恐ろしく、悲しい話だけど、この緊迫感は
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TENET テネット(2020年製作の映画)

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2020年9月19日、TOHO新宿にて鑑賞。IMAXレーザー。

「TENET」を話題にしたり、予約すること、観に行くことがイベント参加のように楽しい気持ちでした(映画館に行くのは久しぶりでもなんでも
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

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2020年9月13日、TOHOシネマズ新宿にて鑑賞。

エメリッヒ監督作とはいえ、大津波や巨大隕石が日米どちらかに味方するなんてことはなく史実通りの決着。しかし、真珠湾の奇襲を受けてからこのミッドウェ
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人数の町(2020年製作の映画)

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ごめん、自分にはどうにも合わなくて途中退出しました。40分過ぎ。石橋静河登場が36分というのがさっきインタビューでわかったのでそれからちょっとまで。ていうかお金出して観てるのだから「ごめん」なんて謝る>>続きを読む

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

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2020年9月9日、新宿バルト9にて鑑賞。

『ちはやふる 結び』で千早を抜き、詩暢ちゃんとの決勝相手に抜擢されたあの新星、清原果耶の映画初主演作であり、監督が青春群像劇の傑作『青の帰り道』を撮った藤
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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2020年9月6日、新宿ピカデリーにて鑑賞。

自分の90年代とは1ミリもかすらなかった。
ルーカス・ヘッジズは世界一、ポロシャツが似合う。

Reframe THEATER EXPERIENCE with you(2020年製作の映画)

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2020年9月5日、TOHOシネマズ新宿にて鑑賞。特別料金2200円。

Perfumeについてはシングルヒット曲(たくさんあるが)しか知らず、コンサートも行ったことないけれど(チケットを買える気もし
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

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2020年8月28日、新宿シネマカリテにて鑑賞。

映画音響の歴史、役割、効果、作り方などを実際のスタッフ(オスカー賞受賞者も)や監督たち(スピルバーグやノーランなど)がレクチャー、証言し、豊富な実例
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

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2020年8月21日、新宿武蔵野館にて鑑賞。

『ルース・エドガー』や『WAVES』や本作のようにアメリカの高校生たちを描いた映画を観ると、作品について語る以前にアメリカと日本との大きな違いに「かなわ
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ファヒム パリが見た奇跡(2019年製作の映画)

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2020年8月16日、新宿バルト9にて鑑賞。
難民支援協会から頂いたムビチケで。

バングラデシュから父とふたりで難民としてフランスに渡った少年ファヒムの、実話をもとにした映画。ファヒムはチェスの才能
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インセプション(2010年製作の映画)

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2020年8月15日、TOHOシネマズ新宿にて鑑賞。IMAXレーザー。

「バットマン」「ダンケルク」と続くノーラン監督作品祭り。再見のはずだけどさっぱり忘れていて、そしてやっぱりストーリーについてい
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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

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2020年8月9日、テアトル新宿にて鑑賞。

地方都市に暮らす高校生たちの閉塞感を描いた「J」映画。
松本穂香の鳶色の瞳が美しいですね。

上映中、座席で何度もスマホを確認する隣の席(実際は一席空け)
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ダンケルク(2017年製作の映画)

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2020年8月7日、TOHOシネマズ新宿にて鑑賞。IMAXレーザー。

初見。コロナ禍で少しだけでも良い点はこうして旧作に出会えること。先週の『ダークナイト』(これは以前見ていたがIMAXレーザーでと
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ダークナイト(2008年製作の映画)

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2020年8月1日、池袋グランドサンシャインにて鑑賞。IMAXレーザー。

先日、うちに遊びに来てた姪っ子が観たと言ってたので。初見は10何年か前にレンタルビデオで。だからIMAXレーザーの大画面、鮮
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

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2020年7月26日、ポレポレ東中野にて鑑賞。

小川淳也という人を最近の国会質問でしか知らず、友だちからこの映画の評判を聞き、鑑賞。なのでどの政党(野党というのはわかってたけど)もあやふやで。

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追龍(2017年製作の映画)

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2020年7月24日、新宿武蔵野館にて鑑賞。

今年のベスト10に入ってきそうな作品。
人が集まって撮影する、当たり前のことができてるので対決シーンの迫力がハンパ無い。舞台も60年代の魔窟、九龍城砦。
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

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2020年7月19日、新宿武蔵野館にて鑑賞。

ドキュメンタリーと勘違いしてたので(それは似た題名の違う映画だ)、ちょっと構えて行ったのですが、すこぶる面白い劇映画でした。最初のほうのにおいでの告訴、
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悪人伝(2018年製作の映画)

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2020年7月18日、シネマート新宿にて鑑賞。

期待しすぎてた。
『犯罪都市』のようなヒリヒリするような緊張感、恐怖を感じるような敵役の強さがなかった。


映画が終わってロビーに出たら、電源を入れ
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

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2020年7月18日、新宿ピカデリーにて鑑賞。

有名作品をコロナ禍の特別プログラムで初鑑賞。
久しぶりに「based on a true story」ではない、良い脚本作品でした。

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

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2020年7月12日、TOHOシネマズ新宿にて鑑賞。6ポイント無料。

冒頭の縦横無尽に動くカメラ(すごい)や鳴り物入りの音楽から想像するようなアッパーな作品ではない。むしろ内省的な……。ルーカス・ヘ
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マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

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2020年7月11日、シネマート新宿にて鑑賞。

観てよかった! 今年ベスト3入り確実。
『タクシー運転手』の脚本家が、脚本、監督でユ・ヘジンが主演。相手役(リュ代表)は『犯罪都市』の怖い敵役。
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透明人間(2019年製作の映画)

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2020年7月10日、TOHOシネマズ新宿にて鑑賞。6ポイント無料。

冒頭から最後まで緊迫感があって予想以上に面白かった。
DVサバイバーには要注意の作品。

DVから逃げてもあのような恐怖がつきま
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

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2020年7月5日、TOHOシネマズ新宿にて鑑賞。

サッチャー政権下、失業率が高く、移民排斥の動きもある1987年、英国の地方都市を舞台に、パキスタンからの移民一家の高校生がカセットテープでブルース
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