アニメ版と違い、今作の主役は間違いなくクルエラである。
他のディズニー映画の時折人情味や哀愁漂う背景を持つ「ワルい」ヴィランとは一線を画すクルエラ。毛皮を崇拝し手に入れるためにはどんな手段も惜しまない>>続きを読む
アフリカの内戦事情・少年兵士にスポットライトを当てた映画。非常にドキュメンタリーに近い性質を持っており、役者をひとりも知らない状態で見るときっと本当にあった話だと思い込んでしまうほどだ。
普通の人間が>>続きを読む
「ハイ・ライズ」と検索して上がってくる候補の3番目が「ハイ・ライズ 意味不明」であることに少し心が痛んだ。
全体的に雰囲気重視の映画とはいえ、退廃的かつレトロなセットとデザインは視覚的に充分楽しめる。>>続きを読む
ゾンビ世界大戦というB級臭ただようタイトルに手がつけがたく、今の今まで鑑賞を延期していた…
ゾンビ映画は今までいくつか鑑賞済みだが、今作ほど俊敏なものは見たことがない。「走る」に加えて「飛ぶ」し「獰>>続きを読む
半沢直樹シリーズで個人的に注目していた堺雅人と香川照之。同ドラマでのイメージが抜けきらないまま鑑賞したが、本作では2人の役の幅広さが伺える。また、劇中での2人の役(二流俳優と殺し屋?)の対比構造が極め>>続きを読む
ロビン/サイモン: 善良な夫婦、ゴード: 悪者という先入観で観ていたので、中盤からの展開にはなおのこと圧倒された。それに加えてジョエル・エドガートンの「空虚」という言葉がふさわしい視線にはギョッとした>>続きを読む
キング原作のアニマルパニックホラー。キングのホラーにしては珍しくファンタジーや心霊が絡んでこない簡潔な物語で、狂犬病に羅漢した犬、クージョがごく普通の一家を襲うという内容。余計な要素がないぶん登場人物>>続きを読む
しくじった恋人のため、10万マルクを20分以内に用意し届けにいくローラの話。
とストーリーは1文でまとまるだけのとてもシンプルな内容。映像にアニメ、フラッシュバック、コマ割り、ポラロイドカメラなど多>>続きを読む
Netflixが制作する映画の中では過去最高額の制作費を投じて作られたらしいSF作品。
しかし中身はニール・ブロムカンプのようなディストピア的作品に小難しくてとっ散らかったストーリーをつけたような感じ>>続きを読む