naokitさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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グースバンプス モンスターと秘密の書(2015年製作の映画)

3.0

ファンタジー系児童文学の映画化作品なので、さまざまなモンスターが大挙して出てきますが、どれもこれも怖く無いどころかカワイイくらい…なかでも、陶器のノーム人形と空飛ぶプードルみてると微笑みしか浮かびませ>>続きを読む

心の旅路(1942年製作の映画)

3.4

戦争で記憶喪失になった男性スミシーと、その男性をほっとけない女性ポーラが紆余曲折して本当の幸せに辿り着くまでの話…よくドラマでみる設定のお手本のような映画です。

スミシーの記憶が戻ってから雰囲気がガ
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犬神の悪霊(たたり)(1977年製作の映画)

3.0

なんか…スンゴイ映画観た気が…。

犬神様の祠を壊したうえにワンコまでひき殺した呪いのせいで、顔がドドメ色になって死ぬ人が続出する…ってな前半の展開だけでもスゴイのに、次から次へとんでも展開のオンパレ
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スパイキッズ3-D:ゲームオーバー(2003年製作の映画)

2.8

久々鑑賞シリーズ…ほぼ内容覚えてませんでした。

カルメン大人になっとる!もはやキッズではない!ってな驚きと共に幕が開く今作ですが、ついにスタローンまで引っ張り出して来るとは…変な人格のAIホログラム
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スパイキッズ2 失われた夢の島(2002年製作の映画)

3.2

久々鑑賞シリーズ…2作目もスパイ・ガジェット大活躍してます。

今作ではライバル・キッズ兄妹との対立も楽しみの1つ…妹ガーティーが思いの外まともなキャラなうえにツインテール・コプターが超便利そうなので
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スパイキッズ(2001年製作の映画)

3.2

久々鑑賞シリーズです。

どうやら「ヒーロー・キッズ」や新作の「スパイ・キッズ」も今作の系列に属する…なんて話を小耳に挟んだので、1〜3を続けて観て復習しようと思い立った訳なのです。

カルメンとジュ
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.4

毎度の様にいつの間にか不思議世界に迷い込む展開を楽しめるテリー・ギリアム作品…今作ではアダム・ドライバーが翻弄されまくりボロボロになっていき、そんな姿がまた似合うのです。
シリアスからコメディーまで、
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バイキング(1957年製作の映画)

3.1

同じ様な時代物である「スパルタカス」と比べると小ぶりな作品ではあるものの、実物のバイキング船やイギリスの古城での戦闘シーンはなかなかの迫力で、片目の潰れたカーク・ダグラスがそんな世界観にどフィットして>>続きを読む

ガフールの伝説(2010年製作の映画)

3.0

とにかく、CGアニメーションによる映像の美しさには目を見張るものがあります…子どもフクロウのフワッフワの羽毛の表現がなんとも暖かそうでたまりません。

英雄に憧れるフクロウの少年が、家族との別れや兄弟
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ザ・センダー/恐怖の幻想人間(1982年製作の映画)

3.0

自分の見た悪夢を無意識のうちに周りの人に撒き散らしてしまうテレパス能力を持つ男…まさに幻想人間。
全くもってハタ迷惑な話なのです。

そんなテーマなのに展開としては静かに淡々と進む印象なのです。流石に
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レベッカ(1940年製作の映画)

3.2

久々鑑賞シリーズです。

余りにも強烈なキャラクター故に亡き後も残された人々に影響を与え続ける前妻レベッカ、その呪縛に囚われた夫と二人目の妻が右往左往する…大金持ちって秘密だらけですな〜的ヒッチコック
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.3

色々な困難があっても夢に向かって突き進め、若人よ!…的なバンド・ストーリー展開の今作ですが、皆んな楽しそうに演奏してます。
そんな劇伴が印象的…サントラ欲しいかも。

そんな中でも、ティアードロップ眼
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野性の呼び声(2020年製作の映画)

3.0

てっきりハリソン・フォード演じるソーントンと愛犬バックが荒ぶる大自然の中での旅道中なのかと思いきや、金持ちの家でわがまま放題に育ったバックが自然の中で野生を取り戻していく成長譚でした。バックの内なるイ>>続きを読む

レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

セレブ一族に嫁ぐ花嫁が、家族に受け入れられる為にしきたりのゲームを強いられる。それは“地獄のかくれんぼ”…ってなストーリーになっておりまする。

それにしても、花嫁が味わった苦しみに比べ、イカれファミ
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汚名(1946年製作の映画)

3.1

基本スパイ・サスペンスなのですが、ケーリー・グラントとバーグマンの恋愛模様に重点おいてます。
しかし、流石のヒッチコックだけあって、後半のパーティーシーンからエンディングまでの怒涛の追い上げ感がスゴイ
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バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

3.7

MGMの2大ミュージカル・スターの1人であるフレッド・アステアの名作…やはり個人的にはジーン・ケリーよりアステアです。ミュージカル音痴でも、その優雅さには溜め息漏れるのです。ε-(´∀`; )

その
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踊る大紐育(ニューヨーク)(1949年製作の映画)

3.3

ニューヨークの軍港から始まり軍港で終わる3人の水兵達の1日…“これでもか!”ってぐらい遊び倒してます。それぞれ女性に出会い歌い踊り倒してます。そして、まったく悩み事なさげに酒を酌み交わし笑い倒してます>>続きを読む

黄昏のチャイナタウン(1990年製作の映画)

3.0

久々鑑賞シリーズです。
「チャイナタウン」から10年後のストーリー…過去の亡霊が蘇るってな展開です。

前作同様ロバート・タウンが脚本書いているので雰囲気は近いものの…作品としては薄い印象です。
引き
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.8

久々鑑賞シリーズ…なかなか渋くポランスキーらしい一癖ある一品です。

まず、オープニングに流れるメインテーマからシビれます…ジェリー・ゴールドスミスが脂の乗ってた時期ですよね。
そして、ロバート・タウ
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.5

相変わらずワラワラと殺し屋達が死んでいきます…このシリーズ観てると、もしかして世界人口の4分の1が殺し屋なのか?とか考えてしまうくらい殺し屋が出てきます。(^-^)
今回も流石のジョン・ウィックだけあ
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.7

今作のテーマが生きる意味と目的が問いとなってるなんて…ピクサー作品にしてはチョット大人向けな雰囲気が漂ってるのにはビツクリなのですが、相変わらずの美麗映像にはため息出るのです。
なにより宇宙的概念であ
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.2

マジック・アワーに撮影された美しいシーンが印象的な今作。
特別に激しい残酷シーンがある訳ではないのに、終始不穏な空気漂う世界観を創り出すイ・チャンドン監督の演出力…ずっと“何かが起こる”ってな感覚を持
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私の20世紀(1989年製作の映画)

3.1

双子のメインストーリーに繋がるのであろう短いカットのコラージュ映像や、1880年代を象徴するような電球の明かりを活かした映像が印象的…白黒映像ならではの美しさを堪能出来ました。

チョット気になった点
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.5

前作同様ゾンビが速いだけでなく、今作では車も速い…CG感モリモリのアクションシーンですが、ゲーム感覚で楽しめます。
なので、ストーリー全般もスピーディーに展開していくのですが、そのぶん前作と比べるとド
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イースター・パレード(1948年製作の映画)

3.3

ストーリーとしては典型的なラブコメ・ミュージカル…豪華なセット、美しい色彩の衣装、と当時のスタジオ映画のチカラ技炸裂しています。

そんななか、スリムな体型、長い腕脚、大きな手、と踊る為に生まれて来た
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ミュウツーの逆襲 EVOLUTION(2019年製作の映画)

3.1

2Dから3Dにエボリューション…背景の美しさやポケモンの毛並みの触り心地はとても良さそうなのですが、人物はソフビ人形が動いているようでチョット違和感あります。
その所為だけではないんでしょうが、ストー
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ファンタジー・アイランド(2020年製作の映画)

2.9

どんな願いでも1つ叶うとされる島に招待された5人のゲスト達が体験する出来事…ってなストーリーですが、そんな怪しげな話にホイホイついて行く人達には、それ相応の惨劇が待ってるってもんですよ、エエ…。

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Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆(2019年製作の映画)

2.8

TVシリーズ同様、可愛らしいキャラクターとは裏腹にシンドイ展開なストーリー…エミリアとパックの繋がりはわかるものの、謎は深まるのです。

とにかく、孤独な人だらけなのですね…ってな感想です。

ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.3

内容としては、オーシャンズ・シリーズほど込み入ってはないけれど、ソダーバーグらしい間を堪能できる小気味良い強盗劇になってます。
とにかく、チャニング・テイタム演じるジミー・ローガンの見た目と地頭の良さ
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劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女(2016年製作の映画)

3.2

2期を見終えてたので、登場人物の混乱も無くすんなり話に入っていけましたが、小ぶりな印象のストーリーなので映画でなく時系列通りにTV放映でもよかったような気が…感動的な話であるのは間違いないのですが。>>続きを読む

ムーミン谷とウィンターワンダーランド(2017年製作の映画)

3.0

フェルト生地や色紙使ったアニメーションがなんとも優しい世界観のムーミン谷のクリスマス…昔にTVアニメで観ていたムーミンの2,6倍くらい優しげでした。

今作観ていて印象的だったのは、妖精にも冬眠は必要
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.0

遠い未来…移動する都市と他の都市との争いにからめ主人公女性の復讐劇ってなストーリー展開です。
「ワイルド・ワイルド・ウエスト」を思い出す移動都市や飛行船などスチーム・パンク感たっぷりのガジェット類が印
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

前作で貴人を守る役割だった冥界の使者達の過去が明らかにされていく今作ですが、切ない展開てんこ盛り…やはり、韓国映画の得意分野です。
とにかく、“ンガッ!全てが繋がっとる!”ってな具合に強引とも言える謎
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.4

貴人と呼ばれる死者が冥界の使者と共に進む地獄巡り…なる早で転生する為に頑張ってます。
子供の頃聞いた日本の地獄話では、閻魔大王が死者の過去を全て知っているので裁定も簡潔なのだと思っていたのですが…今作
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ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

3.1

大事件が起きるわけでもなく、父娘の日常を淡々と追うストーリーながらも、その親子関係や周りの人々との関係、はたまた劇中に流れる音楽までもが優しいオーラに包まれたお話です。

とにかく、サム役のカーシー・
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アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.3

70〜80年代の豪華な雰囲気のクリスティ作品も好きですが、今作のように落ち着きがあってかなり硬派につくられているのも好印象…イギリスのドラマ観てる感覚に近いなか、一人気を吐くグレン・クローズのオーラが>>続きを読む