うさぎさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.1

すごく、魅力的な作品だった。
終わり方に今まで感じたことのないような余韻を覚える。
特に、静河ちゃん演じる佐知子の表情。

それぞれがそれぞれの悩みを抱えて生きている中で、3人でいるときだけは何も考え
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.0

SFなんだけど、人間的で、とてもありえなさそうで、どこかにありそうな話。

概念を盗む という斬新な発想が素晴らしい。
概念がなかったら、こんなにも空っぽなんだ。

そして愛の奥深さ、難しさ、偉大さ。
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

3.7

リアルさが胸を締め付けてくる。

きっと誰かの物語であり、誰かの日常。

いろんなことに傷ついたりしながら
それでも少しでも前を向いて、たくさんの人が生きているんだなと感じた。

みんなの故郷が、安心
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.7

そう簡単には変えられない生活
居場所も無く逃げ場も無い。

その中で輝く一筋の光。
その光を見るため、その一瞬があるから、
生きていける。


エンディングまでずっしり重い。
そして最後の表情がなんと
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.1

あなたはこれを愛と呼べるか

人間の駄目なところや、相手の嫌なところ、または良いところ。
一部分を切り取ってしか、その人のことを見ることができない。
そんな虚しさを痛感する映画。

本当の愛ってなんだ
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となりの怪物くん(2018年製作の映画)

3.8

映画の中の色使いがとても好き。

なんか、甘酸っぱい。

怒り(2016年製作の映画)

4.1

他人を信じることの難しさを痛感。

そして、「怒り」という感情の
膨大さを感じました。

愛と誠(2012年製作の映画)

3.7

ミュージカル映画っぽくないミュージカル映画。

あたらしい。

涙そうそう(2006年製作の映画)

3.6

新しい甘酸っぱさ。

こんなにーにぃが欲しいよね。

いざなぎ暮れた。(2019年製作の映画)

3.4

時間に追われたら周りが見えなくなって、自分を見失うこともある、と共感できて、
でも深く考えすぎずに楽しみながら観られる映画でした。

それにしても疾走感に溢れてた。
海のシーンや最後の車でのシーンは
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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

3.9

「麻衣が寝ている間にね、尚志くん、家族になったのよねぇ。順番は違うのかもしれないけど…」

麻衣の母親、薬師丸ひろ子さん演じる初美が放つこのセリフがこの映画の核心をついてるというか、個人的に一番印象深
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ジョンQ 最後の決断(2002年製作の映画)

3.6

ジョンの行動は、賛否両論あると思う。
考えれば考えるほど、何が正解なのかわからなくなる。
日本では考えられないことは、まず銃を所持しているということ。
そこからジョンの行動は発展していくわけで、日本で
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デッドマン・ウォーキング(1995年製作の映画)

3.5

死刑制度についての映画
アメリカの作品なので、普段にはない視点から考えることができます。

ヘレンがカウンセラーとして死刑囚に最後まで寄り添った、その強さに胸を打たれました。

何よりこの映画は、ショ
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