tyomusukeちょむすけさんの映画レビュー・感想・評価

tyomusukeちょむすけ

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名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

4.0

母親に愛されて育った正義感ある青年と誰からも愛されず裏切られ続けたヤクザとの友情(これはもう愛情か)のお話。
ストーリーも凝ってて観てるこっちを揺さぶりに来る。
男同士の熱くも切ない映画だったが、女性
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.7

スーサイドスクワットの2作目。
1作目は微妙な出来だったけど、2作目は面白かった。
オシャレな演出と下品でグロい演出とが混ざり合ってB級映画感が万歳。(褒めてる)
最後は怪獣映画のノリもあって、いろん
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.4

シリーズは1から全て観ているファンである。
個人的には1が1番好きなのだが、今作はそれを超えそうなくらい面白かった。
派手なアクションも大事だけど、やはりスパイ物の醍醐味である頭脳的心理的な駆け引き、
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クーデター(2015年製作の映画)

3.6

ハラハラして面白かった。ゾンビ映画みたい。
ストーリーは至ってシンプル。
言葉の通じない国に行ったらクーデターが起きて、なんか「現地人に外国人は殺せ!」となって終われる映画。

もちろんちゃんと理由は
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アンダーグラウンド 完全版(1995年製作の映画)

3.0

戦争物?ではなかったが戦時中なのになんか陽気でハイテンションのヤバい人が主人公。
芝居は全体的に大袈裟で演劇っぽい感じ。

序盤の動物園が爆撃されて動物が街中にいる感じやチンパンジーが名演技なところと
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.6

映像が綺麗で、脚本も良かったしとても良質な映画だと思いました。
でもあんな酷い家族いる?ってくらい悲惨な目に合う主人公のカイア。
あんな小さい女の子を置いて次々に家を出て行く親や兄姉達。
周りの人間も
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剣客(2020年製作の映画)

3.3

ワイヤーアクションとかありそうなアクション映画かと思ったら、ちゃんとしたチャンバラ映画でした。
ストーリーは目新しいものはなく、アクションもちょっと地味。
最後の盛り上がり方もあまり工夫が感じられず、
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狂徒(2018年製作の映画)

3.8

台湾アクション映画はあんまり観た事なかったけど、これ面白い!
最初の方はダメな主人公にイライラとするが、犯罪に巻き込まれてどんどんピンチになっていき飽きる事なくクライマックスまでもっていかれた。

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罪の声(2020年製作の映画)

4.2

たまにドキュメンタリーを観ているかのような錯覚に陥るほどリアルに感じさせてくれる映画でした。
実際の事件を元に事実とフィクションが織り交ぜられてるようなので、どこまでがほんと?と観終わった後もこの事件
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.7

子供がおもちゃのように銃を持って撃ちまくってるのが怖かった。
あのカットが戦争の恐ろしさを分かりやすく伝える描写として的確だった。
敵同士である北朝鮮と韓国が国を超えて助け合う展開はグッと来るものがあ
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.7

内田けんじ監督作品は「アフタースクール」「鍵泥棒のメソッド」を鑑賞済み。
どちらもおおー!っと言う驚きがあって練り込まれた脚本が魅力でした。
もう鍵泥棒のメソッドから10年以上経っても新作が作られなく
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.6

全編基本ほとんど音楽は流れない。
日常音が普通よりも大きく響く中、喋れない主人公なのもあってセリフも殆どない。

演出面に関しても派手な盛り上げはなくドキュメンタリーのような地味な見せ方だ。
でもそれ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.6

ちゃんとカンフーやってる!
ワイヤーアクションがかっこいい。
昔見たグリーンディスティニーを思い出した。

ほとんど舞台は中国で普段のマーベル映画と違う雰囲気。
主人公シャンチーのビジュアルが地味なの
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

おっさん2人の意地の張り合いを延々と見せられる。
最初は「どういう気持ちでこれを観れというんだ…」といたたまれない気持ちで観ていた。
毎日遊んでいた親友が「突然お前とはもう2度と話したくない。絶交だ」
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.7

かなりクレイジー。これ、好きだな❤️
1人100万以上もするコース料理を出す超一流の料理店。

1人の天才シェフが束ねる料理集団が作る料理は手は込んでるが美味しいのかよくわからない物ばかり。
そして途
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.6

素直に面白った。
さすが安定のマーベル作品。
この要素で面白いものを作りきったスタッフは超一流だと思う。
もう100点満でもいいと思う。

でもアントマンという作品は一本目で面白い要素はやりきっている
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.7

こりゃまた変わったラブストーリー。
夫殺しを疑われた奥さん。それを走査するうちにどんどん引かれてゆく刑事。

刑事は結婚をしていて、お互いこのままでは結ばれることはない。
そして2人はある秘密を共有す
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.8

ある日未確認飛行物体UFO?っぽい物を見てしまった主人公。
生活にも困っているので写真に撮って一攫千金!って軽いノリから始まり、それがだんだん大変な事に…。
というあんまりネタバレになるから言えないが
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.6

主人公はバスケ選手のスカウトマン。
有名選手と契約して自社の商品を宣伝してもらうのが仕事。
サラリーマンで言うと部長クラス?なのかな、守りに入っちゃった業界3番手のナイキ。
そんな会社でまだプロにもな
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.7

とても重厚で品のある映画でした。
お金持ちの有名人が殺され、殺人を犯した犯人は何も語らない、弁護のしようもない、という難事件。

主人公の弁護士がまだ新米だったから、てっきりドジしながらも根性と熱意で
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

こんなに月曜日がやってくるのが嫌になる事ないだろうなw

上昇志向の強い主人公。
現状に甘えてる同僚たちを見下してたが、ループから抜け出すためにバラバラだったのが協力して上司に気づかせようとする流れが
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.9

これが初ウェス.アンダーソン作品。
アート寄りで難しそうと勝手に思い込んでいたが、子供でも楽しめそうなエンタメ作品でした。
デザインがオシャレで観てて飽きないし、たまに挟むギャグもプッと笑ってしまう。
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

前回の1を見た時の衝撃は忘れない。
前編モニターの画面だけで映画を作るというとんでもない縛りプレイで、観たことない映像、豊富なアイデアで傑作映画を作り出したチャガンディ監督。
今回はスタッフも違うみた
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

原作ファンです。
だからこそ原作10巻分をアニメ化って出来るのか?
テレビシリーズでやっても半年かかるのに…と不安でした。

が、すごい!構成の上手さでちゃんと一本の映画としてまとまっている。

(ネ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

「スイスアーミーマン」が好きなので、そのダニエルズが監督とあれば期待して珍しく初日に行ってきました!
普通の主婦が急に世界を救うとか、公式がカオスにようこそ!とか言ってるのである程度の急展開は予測して
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.6

久しぶりに日本のアニメを劇場で観た。
そして鳥肌がたった!最高だった!

自分は中学生の時にスラムダンクがブームでバスケ部に入った。バスケが好きというよりもスラムダンクが好きだった。
TVアニメでも観
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.3

ナンシーケリガン襲撃事件の事は何となく覚えてたくらい。
トーニャハーディングがライバル選手を暴行したんだっけ?くらいの記憶だった。

映画の中でもちょっと仲良くなったくらいの仲でそんなに関係がギクシャ
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.8

マーベル好きなので大体の作品は見てるけど、なんか地味そう…と敬遠してました。

観てみたら「映像が綺麗。人間ドラマしっかりやってる。巨大生物とのアクションカッコイイ!」と予想の上をいく面白さだった。
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さがす(2022年製作の映画)

3.6

「ガンニバル」が面白くて、片山慎二監督作品を鑑賞。
ガンニバル同様に退廃的な田舎、不穏な空気、救いようのない環境、この辺りが監督のカラーとして良く出ている。
長編1作目の「渚の兄弟」も似たテーマを扱っ
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.5

キャストさん全員素敵。
主人公役の人が脚本監督ってやばいな。
全てがハイレベルな仕事ぶり。

子役の女の子の演技も素晴らしくすごくナチュラルでした。

アメリカって多国籍な自由な国のイメージなんだけど
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少年の君(2019年製作の映画)

4.0

壮絶な学生時代!ヾ(;´Д`●)ノ

イジメのシーンは痛々しいが、優等生な大人しい女の子と心優しい街のチンピラとの純愛は設定だけみたら少女マンガのようでキュンとくるじゃない!
チンピラの秘密のアジトみ
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.7

ずっとハラハラが止まらないスピーディーな展開で面白かった!
ストーリーはシンプルでそんなに語る事はないのだけど、一難去ってまた一難な展開のアイデアが豊富。
下手したらコメディーになりそうなギリギリのラ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

ノーラン作品は好きで観てきたのに、ずっと避けてたこの作品。
エンタメ作品にはしない!という意思を感じた。
ドキュメンタリーチックな見せ方で無理に盛り上げ所を作っておらず、アクション映画を期待した人は肩
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.6

原作未読なので永野芽郁が主人公なのにそんなに違和感はなかった。
かなり重いテーマだったけど、彼女が演じると何故かホンワカした雰囲気になる。
そのおかげであまり暗くならずに済んでる気がする。
一方ヤバい
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.6

池袋のIMAXレーザーGTで見たけど映像がスゴイ!
綺麗だし迫力ある!
海のシーンが特に綺麗で印象的。

…でもストーリーは、1とやってる事はそんなに変わらない。
むしろ最後は前より小ぢんまりしてるし
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

コミカルな要素や下ネタ多めでとても観やすかった。
王道のストーリーで安心してみれるし、演出も丁寧でクオリティーが高い。
想像通りのいい話で大満足!

ただこれは好みだけど、万人受けする優等生って感じが
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