ミルミルさんの映画レビュー・感想・評価

ミルミル

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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

フィクションがフィクションのフィクションまで描いているのに、カメラの裏側のリアルがそこにある。
普段観ている映画が楽しめるのは、俳優陣はもちろんのこと裏方さんたちの努力あってこそなんだろうなぁ…そう感
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

レイトショーで鑑賞。

子供時代(過去)と大人時代(現在)を入り交ぜて展開する原作から、子供時代部分だけを切り取った第1章。

135分の長尺ながらテンポが良く、キング原作の重厚で精緻な描写の映像化に
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

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冒頭、氷水のバスタブから起き上がるシャーリーズ・セロンの背筋を見て「仕上がってますなぁ〜」と感嘆。

綺麗なブロンドとお人形さん顔のヒロインが華麗に舞うアクションかと思いきや、生傷青痣てんこ盛りのゴリ
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アナコンダ(1997年製作の映画)

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主人公役のジェニファー・ロペスをはじめ、そうそうたるメンバーが出演している。
そんな彼らが巨大ヘビと戦い、時に喰われるのだから面白い。
続編はややパワーダウン気味で、俳優陣、VFXともにしょぼ…もとい
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ウィッチマウンテン/地図から消された山(2009年製作の映画)

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タイトルだけ見て「これは面白いホラーかサスペンスに違いない!」と勝手に期待。
挙句にオープニングでバーンと登場するウォルト・ディズニーの文字に唖然。
それでもお子様向けSFとして充分楽しめました。
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

かくして日本の社会に蔓延する〝空気〟のようなものによって、三度目の殺人は行われる。

殺されたのは被告の三隅か、あるいは真実か。

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

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迷作、怪作のような評価が多いけど、子供向けのおとぎ話のような作品だと考えればシナリオの整合性や難解さも気にならない。

初めにこの世界の人物像や仕組みを説明したあとは、ひたすらポニョと宗介がリサを探し
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ザ・ウォール(2017年製作の映画)

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登場するもの

・米兵×2
・スナイパー×1
・壁

以上!



たまたま見たテレビCMで「なにこれ面白そう!」とかぶりつき、神奈川県内では一館でしか上映してないと知り愕然。
それでも観たくて行って
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アメコミを劇場で観たいけど、マーベルはクロスオーバーしまくりでどこから観ればいいやら…
そんなとき気づく。

DCがあるじゃないか!

まあDCもDCでジャスティスリーグ関連でクロスオーバーしてるけど
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ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

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食ってる肉はササミっぽいし!
プロペラに切られる頭はやたら長いし!
トランポリン見えてるし!

しかしそんな見た目のチープさなんて関係無しの名作。むしろあふれる手作り感に「帰ってきた」とホッとさせられ
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スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)

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テレビとネット、二つの対決を映画という視点から見つめるホラー映画。
安全にパッケージングされた恐怖を届けるテレビか、それとも双方向メディア故に安全が保障されないスリルを楽しめるネットか。
騙し合いの末
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ハードコア(2015年製作の映画)

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全編オレ視点!
長らくホラー映画で飽和状態にあったPOV映画に風穴を開けてくれたような作品。まあホラーのPOVも好きなんだけど。

慣れるまでは画面酔いとの戦いだった、実際に劇場では途中でリタイアした
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

コングさんマジイケメン。
サミュエル演じる復讐に燃える軍人も良かったし、ベトナム戦争終結直後という時代背景も個人的にお気に入り。昔懐かしのロックが随所でかかるんだこれが。

元SASの傭兵は人間のヒー
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

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主人公は戦争で多くのものを失った訳で……でも失ったからこそ物語の最後に得られたものがあったのだと思う。

日常生活を細やかに描いているのが良かった。
戦時中なのにどこかほんわかとした空気があり、でも一
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バトルランナー(1987年製作の映画)

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ちょっと背伸びした感じのSF設定ながら、病気の子供を救おうと命をかける父親の心情を見事な筆致で描いた原作を見事なスルースキルと筋肉で乗り切った素敵な作品。
昨今のデスゲームものには欠かせない葛藤や苦悩
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

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2つでじゅうぶんですよ!

レプリカント役のルドガーの詩的センスに脱帽。
雨で烟る荒廃した近未来の情景は観てて飽きないし、悲しみを背負ったレプリカント達も好き。
彼らは人間よりも遥かに理性的なんじゃな
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

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マッドマックス→「想像してた世紀末じゃない!?」
マッドマックス2→「そうそうこれこれ!」
マッドマックス/サンダードーム→「なんだこれ?」

からの怒りのデスロード。
マックスさんが行って帰ってくる
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

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なんてカッコいい筋肉ダルマ達…
映画の前半で主人公の生い立ちや物語の世界観、ペルシャ帝国の強大さなどを描き、あとはひたすら戦うのみ。
肉体美が映えるパンツ一丁の男たちが組むファランクスのカッコよさ。戦
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

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カッコいい兄弟とそれをとりまくカッコいい音楽。
作品の長さがまったく気にならずに楽しめる。
何気に劇中のカーチェイスがド派手で、文句無しのエンタメ作品。
食堂で歌うおばちゃんが好き。

十三人の刺客(2010年製作の映画)

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役所広司がカッコいい。
稲垣吾郎が素晴らしい。
不謹慎だが、敵も味方も浪人も役人も面白いほどバタバタ死んでいく。
リメイク作品だと後で知って自分の不勉強さにビックリ。
公開当時CMで流れていたEagl
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

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世界を破滅させれば当代一の素敵監督の素敵映画。
ウィル・スミスはもちろんのこと、ホーネット戦闘機もカッコいい、それに乗る大統領もカッコいい。おまけに農家のおっちゃんまてカッコいい。
心置きなく『USA
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シューテム・アップ(2007年製作の映画)

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90分足らずの映画でサクッと観れちゃうリピート率の高い映画。
前置き無しにいきなり本題に入るので、まだるっこさが無くて好き。
何でも銃と人参で解決するところも楽しい。

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

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前作のサム・ニールからジェフ・ゴールドブラムへ主役交代。
スピンオフ感が否めないかと思いきや、ティラノサウルスを2頭同時に出すというわっかりやすいパワーアップで楽しめた。
あまり評判の良くない街で大暴
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

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太古の地球の支配者・恐竜を現代に甦らせた名作!
アニマトロニクスで動き出す恐竜は大迫力の一言に尽きるし、今でもじゅうぶん通用すると思えます。
恐竜の恐さ、可愛さ、格好良さを楽しめる作品。
子供時代には
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セブン(1995年製作の映画)

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とにかく陰鬱という言葉が似合う作品。一連の事件の犯人だけでなく、主人公たちの住む街全体がどこか病んでるんだよなぁ。そんなところも魅力です。
小学生の頃、テレビ放送で初視聴。映画が終わったあと、しばし放
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

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同じ日に封切りの『ローグ・ワン』を横目に川崎チネチッタで鑑賞。
時勢に乗り遅れた寂しさを覚えたが、それを吹き飛ばすほどのスリルと恐怖満載でした。
これほどまでに主人公と敵対者が接近しまくりの映画があっ
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

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数多く乱立するサメ映画戦国時代の昨今において、今もってなお他の追随を許さない、原点にして頂点、まさにサメ映画の金字塔!
モンスターパニックとしてだけではなく、海洋ロマンとしても見応えは十分。あのメイン
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

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小学生の頃にテレビで観た作品。T-800は自分のヒーロー像の原点のひとつかも。
フォトショップ使ったり双子を起用したり。そんなVFXを工夫で補っているこぼれ話を聞くとさらに好きになってしまう作品。

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

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映画館で3D鑑賞。
ワールドトレードセンターが舞台だが、9.11の当時多発テロを絡めない、ゼメキス監督らしい懐かしさある作品になってる。
クライマックスで綱渡りのハラハラが消え、芸術的になる瞬間が好き
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ツイスター(1996年製作の映画)

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小学生の頃、映画館で観た作品。
VFXこそ時代を感じるものの、カメラワークや演出の見せ方が上手く、迫力は満点。製作陣にはスピルバーグとマイケル・クライトンという『ジュラシックパーク』顔ぶれからも納得。
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ブレア・ウィッチ(2016年製作の映画)

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海老名tohoシネマズで鑑賞。
前作よりやや演出がかっててPOV感はやや減少。それでもネット動画やドローン、アクションカメラ(パルクールとかで使うやつ)等、前作公開当時には無かった技術を作品のエネルギ
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

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原作と全然違う脚本なのに成立してる奇跡の作品。
命で悪ふざけをさせたら当代一のポール・バーホーベンだからできる離れ業だと思う。それもこれも徹底した軍国主義という原作の骨子は忠実に守ってるから成立してる
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

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静かなホラー。
しかし純粋に怖がらせるだけのホラーという訳ではなく、登場人物を追い続ける〝それ〟がある種の象徴として物語で機能している。
そう観てみると、最後のセリフにぐっとくるかも。

マトリックス(1999年製作の映画)

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驚くべきは、このクオリティで1999年の作品だということ。
そして当時兄弟だったウォシャウスキー両監督が、いまや姉妹になっているということ。

ブタがいた教室(2008年製作の映画)

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小学校のあるクラスで豚を育て、最後にみんなで食べようって映画。
え?食べんの?!ってところに衝撃を受けるけど、押しつけがましい感動も無ければ、説教臭く命の有り難みを訴えるわけでもない。そんな良い意味で
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

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なんという悲恋…。
荒唐無稽な脚本ながら、否、荒唐無稽な脚本だからこそ、伏線に無駄が無く、佳境に進むにつれてシナリオがカチリカチリとはまっていく。
初見で衝撃が走った映画。

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