ちゅんせさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

ちゅんせ

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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.7

劇場公開版を4時間にアップグレード。ヒーロー各々の背景や、チーム結成までの紆余曲折をパート分けして丁寧かつ重厚に描いてる。何よりも凄いのがアクションバトルシーン。お馴染みのキャラ&カメオキャラが入り混>>続きを読む

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.9

神父になることを夢見ている前科者の若者が、とある村で新任の司祭と勘違いされ聖職者となる。最初は訝しがられるが徐々に村人の信頼を得ていく。
前科者の若者の"贖罪"だけでなく、村人たちの"罪"と"赦し"を
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モータルコンバット2(1997年製作の映画)

3.1

例のテンション上げ上げテーマ曲で盛り上げといてからの、酷いクオリティのバトルが展開するw
でも、良いんです!なぜなら、モーコン愛は伝わってくるから!(たぶんw)

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

3.8

家族愛と家族の絆という普遍的テーマを織り込んだ、笑って泣ける単純明快な冒険物語。
また、多様性というのは受け入れてもらうことに躍起になるよりも、自分自身の個性を好きになることだというメッセージも垣間見
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.7

前作で音を立てたら子供たちも殺されるって状況でセックスして赤ちゃん産んだ母親の身勝手っぷりが本作でも健在。再会した男に娘を探しに行かせるという。お前が行けよ!と突っ込みつつ。
親はクズでも子供たちは成
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胸が鳴るのは君のせい(2021年製作の映画)

3.4

ジャニーズ案件キラキラ片想い恋愛映画。

ド定番な学園恋愛もので、夏季合宿、海水浴、文化祭など季節行事をこれでもかと詰め込んでいるので長く感じたけど104分だった...。つまり、イマイチ物語に起伏がな
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.0

ピクサー最新作。イタリアの港町を舞台にシーモンスターの少年たちの冒険物語。
風景や海の描写は流石だし、キャラクターたちも優しさに満ちていて、本来のピクサーらしいファンタジーに仕上がってる。
好奇心や冒
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

平凡な日常を過ごしているオッサンがキレると実はヤバかったパターン映画
ジョンウィック製作陣とあって良い意味で被る部分がある。主役は完全無欠ではなくボロボロになりつつも経験と殺人術を活かして巨大組織に喧
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

4.3

モータルコンバット最高!!
フィニッシュヒム!!
キャラ登場しまくり祭りの四肢損壊、内臓剥き出しフェイタリティ!!
こういう映画の公開を待っていたのよ!

やっとマトモに映画化されたなという感想。
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.4

これが邦画スリラーの限界なのかと悲しくなる。奇しくも劇中の台詞通りリアリティも緊迫感もない。特に深瀬の典型サイコパス演技を高評価してる人たち普段どんな映画観てるの?あんなステレオタイプな殺人鬼役なら誰>>続きを読む

ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!(2011年製作の映画)

3.9

世界的バレエコンクールでの受賞を目指す各国予選を勝ち抜いた少年少女を追ったドキュメンタリー。
プロになるための奨学金や契約に直結する緊迫感の中で、夢へと突き進む子供たちの姿に胸を打たれた。
日系米人1
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サンゲリア2(1988年製作の映画)

3.9

ルチオフルチ監督途中降板作品なので、フルチっぽさは余りない。ただし、ゾンビ造形は前作より汚い。化学汚染病気系ゾンビなのでグロさUP!ゾンビたちが予想外の場所から現れて思わず笑ってしまう!終始ツッコミど>>続きを読む

オアシス(2002年製作の映画)

3.8

前科者の男と身体の自由が効かない脳性麻痺の女が出会い激烈な愛の物語が始まる。
女性の役をムン・ソリが熱演。素の彼女との差と演技力には脱帽。
互いに周囲からは理解されないが自分たちの世界を築いていく。
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

本年度アカデミーで主演女優、監督、作品賞を受賞した本作、アカデミー好みする作品だなあとしか。
職と家を失い車中泊をしながら各地を転々とする不安定な生活ながらも、自由と誇りを失わない現代のノマドたちの物
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.7

原作小説通りに進む序盤は登場人物たちのドラマ中心。このままのペースだと終わらないだろって思ってたらシリーズものでした。

自由奔放なギギとハサウェイの絡みがエロい。街の描写が丁寧で女の子と海外旅行に行
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.2

原作漫画の映画熱そのままに全ての映画好きに贈る大傑作アニメ!もちろん尺は90分!登場人物たちの映画にかける情熱と偏愛がギッシリと煮詰まって、映画好きの涙腺を刺激する。観終わった後に何でもやれるという万>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

大傑作である原作OVAの暗鬱とした雰囲気そのままに、血生臭い幕末を再現してる。派手さよりも効率よく人を殺すことを表現した殺陣が凄まじい。池田屋事件の描写に至っては鳥肌モノ。歴史に名を残す志士、新撰組が>>続きを読む

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.1

コロナを世界に広めた嘘つき国家中国を責めてる場合じゃない!許し合い、信じる力で皆で世界を取り戻そう!というメッセージを込めた中国資本に取り入ったディズニーの傑作!
メッセージはともかく本当に傑作!
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映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット(2021年製作の映画)

3.8

もう、浜辺美波と池田エライザのガッツリ絡みが歓声を上げたくなるくらいエモい!愛しさと美しさと心強さと、って感じ。
本作の良さは豪華俳優陣それぞれに見せ場があること。非常にバランスが良い!
以前に追っか
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.8

1969年伝説の討論会のドキュメント。
討論、思想、言葉とは何か?
主体性のある他者が敵になり得る。敵を知り、敵を理解しないと戦えない。
ゆえにほぼ野次がない。
対する三島も相手を困らす論理矛盾を指摘
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

3.8

モンスターとのバトル映画かと思いきや、ラブ要素満載のロードムービーだった。離れ離れになった彼女に会いに行く、全ては愛のため。
仲間との交流、相棒の犬との友情、家族愛など、様々な愛を描いた心温まる物語。
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恐怖人形(2019年製作の映画)

3.5

巨大化した市松人形がキャンプ場で男女を襲う!笑
B級もB級だけど、それなりに楽しめた。全く怖くない笑える。
主演の小坂菜緒が1時間半どこ切り取っても美少女!国宝レベルにかわいい。なので、アイドルホラー
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

4.4

はい、今年暫定No.1!
凶暴極まりないゾンビ軍団との大迫力アクションにコミカルな脚本がバランス良し!傭兵&ゾンビ軍団が個性あって非常にアメコミ的で大興奮!さすが、ザック・スナイダー監督!2時間超長尺
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狂った一頁(1926年製作の映画)

3.7

1926年日本初のアバンギャルド実験映画。円盤化されてないがアマプラにあると知り鑑賞
川端康成が脚本、撮影助手に円谷英二と歴史的資料としても貴重。しかも、現存59分とされてたのが70分フル尺で。
精神
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

4.0

マダコと人間の奇跡のような出会いと交流を記録したNetflixドキュメント。
劇中の発言通り、過激なSF映画より、よっぽど刺激的。全ての生物は繋がってる全ての点を線で結べば壮大な物語が完成する。
アカ
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.4

強制収容されたユダヤ人親子を描いた本作。悲劇を喜劇として描いている稀有な作品。
"これはゲームだ。優勝すれば戦車が貰えるんだ"
父がついた優しい嘘のおかげで、息子は過酷な状況下でも希望を失わず日々を過
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ビー・デビル(2010年製作の映画)

4.4

韓国暴力映画の金字塔。
生まれ育った孤島にソウルから帰省する主人公。そこでは、島民の慰み者にされながら暮らす幼馴染の姿があった。次第に明らかになる島民たちの異常性、日常的に行われる虐待、見て見ぬふりす
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高地戦(2011年製作の映画)

4.0

朝鮮戦争版の二百三高地って感じで無能な上官の無謀な作戦でバンバン人が死ぬ。
そんな極限状態の中で、北と内通している疑惑のある部隊に配属された元諜報部員が目の当たりにする悲劇。
迫力ある戦闘シーンはもち
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.7

夢破れたボクサーと失明した女性が出会い恋に落ちるが、過去を巡る障害が2人に降りかかるという、今どき珍しい定番恋愛メロドラマ。
だが、魅せ方が上手く飽きなく観れる。
横浜流星が果てしなく良い。
ラストに
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おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

3.3

ソウルからど田舎の祖母の家に預けられた孫と、耳も聞こえない声も出せないお婆ちゃんとの交流物語。
小汚ねえ韓国版ジブリ実写映画って感じ。
孫の態度と我儘が度を越していてイラつく。終盤になっても、ばあちゃ
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.5

正体不明のストーカーが女性を追い詰める韓国産スリラー。
典型的なストーリーと展開ながらも見せ方が上手い。あまり期待してなかったんだけど、緊迫感と残酷描写も充分で意外に楽しめた。
でも、これ、そのままの
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蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳(1998年製作の映画)

4.0

レンタルビデオで見て以来、やっとこさ輸入版のDVDを購入しての再鑑賞。

蛇の道と合わせての二部作。
黒沢清監督初期の大傑作。

蛇の道のほうが個人的には好みだが、本作のほうが映画としては洗練されてい
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蛇の道(1998年製作の映画)

4.0

レンタルビデオで見て以来、やっとこさ輸入版のDVDを購入しての再鑑賞。

蜘蛛の瞳と合わせての二部作。
黒沢清監督初期の大傑作。
ヤクザものと思いきや、スリラー、いや、もはや、ホラーな雰囲気と胸糞すぎ
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催眠(1999年製作の映画)

3.9

劇場公開時に映画館で鑑賞して以来、やっとVHSを手に入れて再鑑賞。

評価低いみたいだけど、個人的には大好きなな作品。なにせ、自殺する人たちの死に方が趣向が凝らされてて素晴らしい。
あと、菅野美穂が当
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.3

映画愛に溢れすぎて気が狂ってる人が、1人で作りあげただけあって、物語も脚本も展開も造形も美術も全てにおいてどうかしてる。面白くないわけがない。いま、3部作だと聞いて益々高評価です。グロくて下品で、でも>>続きを読む