olnさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.8

【アニメーション表現の極地】
前作で充分なまでに、アニメーション表現の最高到達点を見せつけられたわけですが、上がったハードルを優に超えてくる素晴らしさでした。冒頭から、「今回はこういうことをやりますよ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.0

【変えるのって難しい】
「あのとき、こうしてればなぁ」と思うことってありますよね。けれども、選択の連続で今があるわけですから、その選択を変えたことによって、あらゆる可能性が変わってしまうわけです。
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

【コント、こんなAIは嫌だ】
ブラムハウスがAIを解釈したら、こうなりましたという感じで、安心安全のBHクオリティです。きっとBHの映画だったらこうなるだろうなと想像してみてください、その通りになりま
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.0

【ちゃんと続編だった】
初作の雰囲気から、続編としての役割は然程期待せずに鑑賞に臨んだのですが、意外にも前作のラストから続きの内容でした。
アートさんの顔芸を楽しむ作品ですから、アートさんが何者なのか
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7BOX [セブンボックス](2012年製作の映画)

3.0

【パラグアイ映画って知ってます?】
聞き齧った情報なので、間違っているかもしれませんが、パラグアイ映画ってそもそも通算20本とかしかないそうです。
どういう事情で映画が作られていないのかは、世界情勢弱
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

【映画だからできること】
誰かから見た物語は、本質の一面しか見えないものですが、本作は少なくとも3つの側面から、ひとつの出来事を観測できる構造になっています。
第一章では、涙が出そうになるほど腹立たし
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水俣曼荼羅(2020年製作の映画)

3.0

【難しいっす】
本作は”牛久”同様に、日本人として鑑賞すべき作品だと思いますが、難しい。日本国内で重大なことが起きていて、こんなことはおかしいと思う気持ちもあれど、そんなに単純な問題ではないことも理解
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テリファー(2016年製作の映画)

3.0

【この手の映画は、ほんと草生える】
何を血迷ったのか、近々続編が公開されるということで、重い腰を上げ鑑賞しましたが、やはり大草原でしたwww
このジャンルの映画の登場人物ばかりで世の中が構成されてさえ
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.4

【多様性さえも過去の遺物】
私はおそらく多様側の人間なので、昔から"多様性"って偉そうな言葉だなと感じていました。私は私であるだけなのに、何故寛大な御心で受容されることに甘んじなければならないのか、私
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

2.5

【ごめん、マジ眠いわ】
体調的に眠かったのもあるんですが、ぶっちゃけ「いつまで女々しくブライアン引きずってんの?」と思い、だいぶ序盤から冷めました。目は覚めないけどね。
シリーズを締めにかかってますか
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キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.0

【ツッコミ禁止令が出たら詰む】
どうやら私は、お利口に進行していく映画を素直に楽しめなくなってしまったようで、よっぽどバイブスが合う作品だったり、出血大サービス系の作品だったり、なんだそれと言いたくな
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

5.0

【"最高だ"とだけ言っておく】
終わりたくないから観たくない気持ちを軽く凌駕する程に、終わりを見届けなければならない使命感に駆られ、公開日の鑑賞を敢行しました。「初日のMarvel映画は混むから嫌なの
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.7

高所恐怖症の方は要注意な作品なので、高所恐怖症と自負している私は、映画館での鑑賞を避けたのですが、意外と心穏やかに観れました。映画館行けばよかった。

最近になって、私の高所恐怖症は、若干ズレた認識の
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.9

続編であり、別物。
製作陣は前作とほぼ変わらず、配置換えをした程度と言ってしまえばそれまでに聞こえるものの、監督まで変えてしまうという大胆な配置換えをした結果、スクリーンライフムービー×サスペンスとい
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

4.0

【信じるか信じないかは、あなた次第です】
だいぶと敵を作りそうな発言から始めますが、久々に面白い映画を観たな〜という感慨です。”別れる決心”以来で、映画を面白いと感じた気がします。だって、こういう変な
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.5

【失敗を続けるのをやめたら、本当に失敗する】
頭空っぽで鑑賞できる系の王道ストーリーです。所謂エンタメ映画なので、高尚な作品をご所望の御人にはお勧めしませんが、たまにはこういう映画も観たいよねって気分
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.5

【海は青いのに手ですくったら透明になっちゃう】
公開が待ち遠しかった本作ですが、期待した程ではなかったなというパターン。冒頭のラジオの質問コーナーでメタイジリしてんのかな?という感覚に陥りました。
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.0

【時代に逆行】
1作目から時間が流れ、子役ちゃんたちの成長を目の当たりにし、子供ってこんなに早く変化していくんだなぁと、しみじみ思いつつ鑑賞。ふと我に返ったときには、このヴィランさんたち、何やりたいん
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

1.5

【それが私の仕事ですから】
”シン・ウルトラマン”を意識しまくってるな、と察するアレコレのオンパレードな上に、仮面ライダーを全く通らずに生きてきたせいか、クモ退治のアフターくらいで飽きました。こんなザ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.0

【できることをやればいい】
”できること”って、人によって概念が違いそうな言葉ですよねと、思えるようになりました。私も少し前までは”着手して成功させられること”を”できること”と理解していましたが、最
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.5

【マルチバース、、、なにそれ美味しいの?】
MCUが本格的にマルチバース展開をし始めたことによって、認知度が爆上がりしている多元宇宙的設定ですが、先日「マルチバースって何?」と質問されて戸惑いました。
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.0

【それマジでやめてほしい】
人種・ジェンダー・疾患などの差別を描いた作品なので、胸糞な展開が散りばめられた作品なのですが、そんなことは差し置いて、個人的に生理的に無理なことがありました。
「足裏こっち
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.0

【身の丈に合った人生を】
そんなに年老いているわけではありませんが、年寄りみたいなことを言います。若い頃って、煌びやかな世界に憧れますよね。自分にはきっと他人よりも秀でた才能があって、それを爆発させら
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.9

【味方だけど、怖ぇ・・・】
もはやテンプレだと思うことにしましたが、相変わらず会話の不足によって、とんでもない事態に陥ってしまいます。最近のマーベル映画は、毎回このパターンですね。そろそろ、言ったとき
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.0

【感情の矛先は何処へ】
18歳って激動ですよね。日本ではこのくらいの年齢で一人暮らしを始める人が多いのではないでしょうか。大学や専門学校に通い始めたり、あるいは就職したりで、ただでさえ人間関係が変わる
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別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

落ちたんだ

3回ぶつかって
最後に空を見上げた

じきに何も見えなくなる
硬くなった手のひらを頼りに
霧の中を歩いていく
靴紐は簡単に解けてしまう
立ち止まってみる
目薬を垂らして
もっとぼやけた視
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

2.0

【それはさながら主人公の音楽のように】
こういう映画の良さが判らないんです。ジジイが旅先で出会ったショタにときめいて、染粉を垂らしながらくたばる話だった、としか理解できていません。心底見どころ不明な作
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ミッドナイト・マーダー・ライブ(2022年製作の映画)

3.5

【変わり続けることが変わらないこと】
数十年前までは、変わらないままで人生を全うできたのかもしれませんが、現在は情報伝達の技術が発生した影響で、刻一刻と価値観が変容していきます。1年程前には、現代人が
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

【ザリガニの鳴くところまで逃げろ】
暴力で屈服させようとする感覚がわからないので、近しい人へのDV描写を見るたびに困惑します。当時の社会通念として、人間の優劣・上下を付けたがる時代だったのかもしれませ
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スモールワールド(2021年製作の映画)

3.5

【概念とは社会が規定する】
人身売買と小児性愛の世界を描いた作品。
知らないし、興味もない世界を垣間見れるので、映画は偉大です。人間はストーリーでしか物事を理解できないのですから。
そして本作ですが、
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.0

【2時にパブ・・・だと?】
どうやら本作は、1923年頃のアイルランド内戦のメタファーになっていて、些細なすれ違いがとんでもない事態を招いてしまう破局の物語を描いているそうです。ただ、それは鑑賞後に得
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.8

【そんな箱、ぶち壊しちまえよ】
パズルを完遂し、ガシャコンと開いた瞬間に私は思ったのです。「そんな箱、ぶち壊しちまえば良かったのに。」そんな私の気持ちを代弁するかのような、とある人物の行動により、私は
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

3.0

【光を捕まえよう】
映画嫌いの父親の下で育った少年が、映画と出会い、映画にのめり込んでいく、ニューシネマパラダイスの現代インド版といった装いです。映画好きの監督が映画好きの映画を撮るわけですから、オマ
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非常宣言(2020年製作の映画)

2.0

序盤、設定の積み上げもテンポ良く進んでいき、上々の滑り出しでした。地上組と上空組が、どのようにクロスオーバーしていくのか、果たしてこのストーリーを、どうやって着陸させるつもりなのかと、飛行機が離陸して>>続きを読む

(2022年製作の映画)

3.0

「お幸せに」だってさ
他人の気も知らないでいつだってそうだ
勝手に嬉しそうにしたり
悲しそうにしたりして
誰の何を祝って
上部だけの言葉を並べるのだろう
思ってないことなら言わなくていいよ
本心でもな
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.8

ここにいていい?
よくわかんないや
だれも見てくれないんだもん

話しかけたって応えてくれないね
一緒にいたって受け止めてくれないね
喜ばせようと思っただけなのに
ツギハギだらけの身体は心までボロボロ
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