Yutaさんの映画レビュー・感想・評価

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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.1

「あぁ、終わるんだな。」

これまで何度も説明不足で観客を呆然とさせてきた本シリーズが、きちんと説明しながら進行していく本作を観てそう感じさせられました。

「シン」は単なる焼き直しではなく、これまで
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.1

人生を道に喩えることがよくあると思う。この映画では高速道路のシーンからはじまり、幾度と道の上で主人公たちが踊る。

まさに人生をどんな道の上で進んでいるのかを常に表現し続けている点については、監督の人
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.2

まさに有終の美を飾った作品。前作のあっけなさを回収するとともに、ダニエル・クレイグ時代に最高のジェームズ・ボンドを描いてくれた。これまでの作品の良さと、新たにこの映画を描く意味をきちんと踏まえている最>>続きを読む

ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後のセリフはヴィンセントのセリフだけではなく、ジェロームのセリフにも聴こえる、締めくくりも含めて完璧であり、切ない映画でした。

こうあるべきだという社会の中で、適合者でも不適合な自分を見せることに
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.8

ダニエル・グレイグ作品の集大成。

ある意味、仕組まれてきたジェームズ・ボンドとしての運命を仕組む敵キャラを用意することで、これまで起きてきた不可解なお約束の理由を作中で説明した作品でもあり、ファンが
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.6

自らの時間を生きられない奴らがいく世界で、自らを見つけて成長する。
ジブリの大の得意である、少女の成長の物語。

どんなに投げやりになっても、それは結局、自分の時間なんだから大切にした方がいいことを学
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

夢を追うのか、現実に生きるのか。

案外、主人公は夢を一途に追わず、現実にも目を向けるからこそ、この映画のクライマックスがある映画でした。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.8

生きることを選んだ人たちの物語。
それは決して完璧なモノである必要ではなく、その時々で自らのベストを尽くすことが、これまで出会ってきた人たちへの弔いであることを感じさせられた映画でした。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.9

『ローマの休日』を彷彿とさせる、立場の全く異なる男女の恋愛模様を描いた映画。

主人公とヒロインに待ち受ける、試練や甘いひとときは観ている人を引き込む魅力があります。

クライマックスにこの映画を象徴
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

理想を追い求めて自ら破滅の道に進んでいった天才の話。

史実とは異なるものもあるそうだが、映画というエンターテインメントとしての完成度は極めて高いストーリーに仕上がっている。

俳優陣も演技力のある実
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アバター(2009年製作の映画)

3.3

CGを観るための映画。美しい視覚効果は今観ても素晴らしい。

CGのための映画なため、ストーリーはシンプルなもので、伏線も回収するが時間は長いと感じた。

LIFE!(2013年製作の映画)

3.3

素晴らしい風景画と、素晴らしくはない登場人物。そのコントラストは鑑賞している人自身

ただ、監督の表現したいことに合わせたキャラクターの台詞や台本から、ややご都合主義的な印象を覚えた。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.2

出会える人はあなたが決めるもの。
この映画に出会っているあなたは、その相手に出会えるだろう。出会えていなくても、きっと、あなたの人生において大切な瞬間を思い出すことになるだろう。
そしていまの人生があ
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