ucandoitさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

4.0

2016年 ウディ・アレン 脚本監督

ウディ・アレンらしいオシャレで大人のラブ・コメディ。
全編にジャスが流れます。
1930年代、ユダヤ人の青年の見たハリウッドとニューヨークの社交界。

ジェシー
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.2

2018年 Asako I & II 濱口竜介監督

ポンジュノさんが勧めていたので視聴。残念ながらそこまで良さがわからなかった。
唐田えりかはフシギちゃんをなかなか好演したと思いました。
東出昌大は
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

5.0

1997年 PTA 脚本・監督

さすがPTA、26歳の初長編と思えない出来です。
新人監督としてマーク・ウォバーグをスターに押し上げ、落ち目のバート・レイノルズに数々の受賞をもたらした力量に脱帽。
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でーれーガールズ(2015年製作の映画)

3.5

原田マハさんが好きなので鑑賞。
高校生の二人が可愛い。
大人になった宝塚調はちょっと苦手でした。

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.5

1998年 カーティス・ハンソン監督

再鑑賞。
20年前に一度見たきりですが大事な場面は鮮明に覚えてました。さすが傑作エンターテインメント。
プロットも面白いが刑事達のキャラの作り込みが巧みでそれを
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

5.0

2012年 PTA脚本・監督

精神病の母、アル中で死んだ父親。
凶暴でアル中、セック依存症で戦争のPTSDを抱える荒くれる魂は宗教一家の擬似家族の中で鎮まる(quell)のか。
ホアンキンにぴったり
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

4.0

2013年 コーエン兄弟 脚本・監督

負け犬でだらしないシンガーソングライターの一週間。
ダメ男ぶりにイライラしますが、劇中の歌とギターは聴き惚れました。
この男に共感できる人は少ないと思います。
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危険な情事(1987年製作の映画)

3.8

Fatal Attraction
1987年 エイドリアン・ライン監督

「ガープ」のぶっ飛んだ母親、「ステップ・フォーワード」の一見良妻賢母っぽいサイコ、「ヒルビリー」の超老け役。いつも衝撃的なグ
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駅馬車(1939年製作の映画)

4.0

1939年 ジョン・フォード監督
超有名西部劇ですが多分初見。
ジョン・ウェインの出世作らしい。
クレア・トレヴァーという女優さんの方が名前が先です。
若いくてカッコいいジョン・ウェインです。

何十
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.0

1975年 ロマン・ポランスキー監督

我々世代(1950年生)の大人な女代表フェイ・ダナウェイを久しぶりで見たくなりました。
彼女は公開時の「ボニー・アンド・クライド」しか観てません。
なかなかの「
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

5.0

1954年 ビリー・ワイルダー監督

何ともハッピーで洒落たロマンティック・コメディです。
55歳晩年のハンフリー・ボガートが25歳オードリーのお相手とは多少苦しい感じはしますが。
恋敵の弟36歳のウ
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グリース(1978年製作の映画)

2.0

1978年 ランダル・クレーザー館時

学園ミュージカルの映画化。
主役の二人、トラボルタとオリビア・ニュートン・ジョンを観る映画。
チャーミングな二人です。
オリビア30歳、トラボルタ24歳と流石に
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

5.0

1999年 サム・メンデス監督(レボリューショナリー・ロードの人)

カイザー・ソゼを久しぶりに観たらこちらのケヴィン・スペイシーも観たくなりました。
素晴らしい俳優なので残念です。
でも好きな人なの
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(1954年製作の映画)

5.0

1954年 フェデリコ・フェリーニ監督
La Strada

海辺の貧農は子沢山。産んでは口減らしに奉公に出す。サーカスにいた姉のローザが死に、代わりにジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ;フェリ
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泥棒成金(1954年製作の映画)

3.5

1954年 ヒッチコック監督
To catch a thief

輝くように美しいグレース・ケリーを賞でる映画です。圧倒的な女神だと思います。
この直後、映画の舞台リヴィエラ近くのモナコに公妃として嫁
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バーバー(2001年製作の映画)

4.5

2001年 コーエン兄弟 脚本監督

モノクロ、モノローグ
「ファーゴ」や「ブラッド・シンプル」のように小さな犯罪が負の連鎖で大きな結果をもたらします。
因果応報。

無口で趣味もなく人生の目的もない
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.0

1968年 ロマン・ポランスキー 脚本・監督
シャロン・テート殺害事件の年なのか。

ニューヨークの不吉なアパートで起こる事。
パッとしない俳優のガイ(ジョン・カサヴェテス)
妻のローズマリー(ミア・
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痴人の愛(1967年製作の映画)

4.0

1967年 増村大造作品
だいぶ昔に観ました。
変態大作家、谷崎潤一郎の名作を映画化。
大映のスターでちょっとエロかった安田道代さん、大好きだった。
いい女です。
同じ大映の大スター、若尾文子さんの谷
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ロリータ(1962年製作の映画)

3.3

1962年 キューブリック作品
原作者のナボコフが脚本担当

少女の足にペディキュア。
谷崎作品を思わせる官能映画、と思いきや。
当時のアメリカでは制約が多く、あれもダメこれもダメ状態だったらしいです
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.0

There will be blood 2007 PTA 脚本・監督

Bloodはここでは石油のようです。
「マンク」でハーストと敵対した社会主義者のアプトン・シンクレアの原作。
PTA四作目。いつ
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トゥルー・グリット(2010年製作の映画)

4.0

2010年 コーエン兄弟 脚本・監督

アーカンソーを舞台としたジョン・ウェイン主役の邦題「勇気ある追跡」のリメイク。

父親の敵討ちをしようととする賢く生意気な14歳の少女マティ(ヘイリー・スタイン
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

4.0

The killing
競馬場での強盗なので大穴みたいな意味でしょうか。
1956年 キューブリックの長編デビュー作。才能が迸り出る感じです。

モノクロ、キューブリックぽい大袈裟な音楽。
7人によ
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.4

2015年 PTA 脚本・監督(ファントム・スレッド、マグノリア)

固有の瑕疵という社会や個人の深い問題がテーマらしいですがコミカルなサスペンスタッチでは有ります。

ニール・ヤングっぽい歌やビーチ
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マグノリア(1999年製作の映画)

3.8

蛙の映画って何だったかとずっと思ってました。
これだった。
蛙の衝撃で全てぶっ飛んでしまい、他は全く覚えていませんでした。ある意味トラウマ映画。

2000年 ポール・トーマス・アンダーソン監督
PT
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ヒプノティスト 催眠(2012年製作の映画)

3.8

2012年 ラッセ・ハルストレム監督

ラッセの心象風景はこれなんですかね。
いつもの優しさは有りますが陰鬱な映画で驚きました。
というか、ラストのほのぼの感は要らなくないですか。

暗く寒いスェーデ
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ショコラ(2000年製作の映画)

4.0

2000年 ラッセ・ハルストレム監督

ずるいよ、マイナー・スィング聴くとやられちゃいますw。
劇中ではデップ(「ギルバート・グレイプ」)も実際に弾いていたんですね。
というわけですがジプシーのお話で
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.6

Isle of dogs
2018年 ウェス・アンダーソン脚本監督の日本を舞台とするストップ・モーション・アニメ

実写の時の様にアニメでも100%ウェス・アンダーソン感が爆発しています。

犬の島
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蜘蛛女(1993年製作の映画)

5.0

Romeo is bleeding 1993年 ピーター・メダック監督

なんとも「とほほ」な邦題ですがタイトでスリリングで予想外の展開でなかなかの映画だと思います。好きなタイプの映画で点数は我ながら
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フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

4.5

1971年 ウィリアム・フリードキン監督(「恐怖の報酬」「エクソシスト」

NYPD対米仏麻薬マフィアの戦い。
アカデミー5部門受賞だけあって、なかなかの見応えでした。
シンプルです。
そこが魅力。
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

4.0

1972年 ロナルド・ニーム監督(オデッサ・ファイル)

「タイタニック」観てません。
長さに怖気付きました。

本作はなんとかOKの130分、しかし全然逸らしません。
海洋パニックと人間ドラマ。
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

5.0

1973年 フランシス・コッポラ 脚本・監督

緊張感が途切れないサスペンスですが、最後にかけてグッと孤独な男の心理描写、精神崩壊に向かう内面性に焦点が向かいます。

大分後の作品だがジェフリー・ラッ
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「進撃の巨人」〜クロニクル〜(2020年製作の映画)

2.5

進撃の巨人は全く予備知識無し。
どんなものか知りたかった。
最後まで一応観ましたが展開に置いて行かれました。
とてもシリアスで疲れます。
撃沈。
ま、いいか。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

-

1986年 デヴィッド・リンチ 脚本・監督

またも難解。
またも点数を付けられない。
しかしなんか良いですねえ。
リンチの長編は大分観ましたが全部が何処かで繋がっているシリーズの様な既視感を感じます
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.0

1975年 ジム・シャーマン監督

圧倒的にケオティックなLGTBロックミュージカル。
アイディアは先進的で面白いです。
主役のフランクン・フルーター博士を演じたティム・カリーの声に魅了されました。
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