うちゅクリさんの映画レビュー・感想・評価

うちゅクリ

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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.7

つまらないラベル貼りはやめて「挑戦」しようよって感じた。

理解できるものだけが美しいものじゃないよ。

長回しでスポットのあたる役者はそれぞれが主人公かのように感じるし、そうみなしても間違いじゃない
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.8

死とは日常であり、永遠であるような気がした。
流れていくような構成が日常感を演出出来ていたと思うけど、映像化するより小説の方が良さそうなお話。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.6

謎多き世界のワクワクを追いかける素直な心に、小さな頃のワクワクする妄想を思い出した。

心理描写や表現力、テンポの良さなども心地良くて、ジブリを見た時のような感覚。

ポエトリーエンジェル(2017年製作の映画)

4.0

夏休みの昼下がりとかにふと思い出して、また見返したくなるような軽やかさと清涼感と適度な熱量が凄く素敵でした。

言葉の内容とそれを喋る人、喋り方で意味や重みが変わってくるのはどうしてなのか、久々に考え
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

表現が甘くて、セッション張りのものを期待してしまったので思ったより。

でも単純に良くて、分岐点の暗喩の使い方とか良いなと思えるとこは多かった。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

キャストの凄さと映像の構図が凄くて、静かな映画だったけど心臓がバクバクでした。とても良き。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

ワンカットのカメラ物、初めてみた。2重の意味で酔いました。

紙の月(2014年製作の映画)

3.9

絶賛は出来ないけど部分部分が強く印象に残る作品だった。

ばあちゃんのネックレスのとこは特に。

初めのランチのお金の流れのくだりが、奪うと与える表裏一体の全体のテーマを暗示してたようで、筋の通ったス
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

3.6

自分のコンディション的な観る時期が悪かったわ

もっといい映画だよ。長いけど。人間らしく生きるって難しいよ社会にでたら。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

ダンスシーンのかっこよさよ。
自然でワクワクテンション上がってく感じが、アドリブだったとは。
それぞれのキャラクターの捉え方、価値観が変わっていくのはやっぱり面白い。

海月姫(2014年製作の映画)

3.9

激アツだったな。
変わっていく過程はどんな作品に置いても重要で、導く人って尊くて眩しい。

ソードフィッシュ(2001年製作の映画)

3.2

ハッカーものにありがち?な感じがしてしまった。にしてはあんまりゾクゾク来る感じは無くてちょっと物足りずって感じ。

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.0

こんなにスケールの大きい話だったとは思わず、観終わったあと頭の中で整理するのにちょっと時間かかった。。

こういう狂気は現在でも普段からちょくちょく感じると思う。人間らしさに憧れるなあ。

メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.8

たぶん嘘をつかないことが大事なんだと自分は解釈した。

「欲望が欲しいんだよ」っていうオダギリジョーのシーンとか、色々惹き込まれる箇所は多かったなあ。

高齢者施設の生と死、ゲイの家族、セックスとか色
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.6

今年?最近?は特に映画豊作期だと思うけど、単なる流行りに終始せずに後世にも残していくべきだと思う作品ではこの作品が最も優れてると思う。

絵のタッチや主演女優で敬遠されてる人おったらほんとに損してると
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

とても綺麗で切ない。素敵。

それでもって、色々と心がえぐられる。


画面の開け方も未来が開ける暗示と思い、おーっと感動してたんだけど、2回目に開けたときが夢の中の未来っていうとことか、最後の1件以
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.8

まるで劇を見ているかのような、明るさが眩しく、美しいラストな映画だった。

天国の話のくだりから加速していったな。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

翻弄されたのか必然だったのかはわかんないけど、素敵な運命だった。

岩井俊二の見たこと無かったけど、らしさがでてるなら他のも見てみたいと思うくらい微妙にエグいこと綺麗にまとめあげてて。

coccoが
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50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

4.0

ガンになっての心境の変化が割と辛い。明るく振る舞うからこそ何かが爆発しそうになるし、そういう状況に陥るからこそ周りの人々の優しさに気づくし。

とりあえず離れていく人は病気になる前から性格悪い。

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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.2

パリの風景とそんなに教養が無くてもわかる作家や芸術家達。サロンの雰囲気や作家の言葉にどんどん魅入られてく。

Goldenageの概念を描いていたのが印象的。過去への敬いとともに、今を生きなければ。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.6

昔、自分のゴーストがどこにあるのか考えたの思い出したわ。

大事なテーマ扱ってはいるが、途中の無声部分が微妙な印象。

アニメ版の方が良いテンポだった気がする。

HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.2

日本のお笑いみたいな感じで終始楽しかったけど1人で観るより複数人で見た方が面白い気がする。

役者さんが好みばっかりだから最後まで見れたかな。

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.1

ずっとドキュメンタリーなんじゃないかと疑うくらいリアルに感じてた。平気で銃打っちゃって人殺してるんだけども。


1番気持ちが揺らいだのはエンドロールの当時の映像が流れた時かな。

危険な現実を知ると
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.2

とても王道でテーマのAal Izz wellも凄くシンプル。

行動力と工学の能力とユーモアで苦難を乗り越える姿勢がとても眩しい。

あれだけ魅力的な人が居たらきっとうまくいくんだろうな。

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