RaLaさんの映画レビュー・感想・評価

RaLa

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

2024年初映画。初映画館。
胃もたれみたいに、余韻が残っている。

エンドロールから、作品から、愛が溢れていた。
私が表現をしている理由や
人と関わっていたい理由、生きていたい理由
いろんなものが溢
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.0

最初の掴みから、いいなぁー。
テンポが良い。スッと入り込める。
わーーー、普通に楽しんでいる私がいる。笑
ワクワクしちゃう。
最初の一時間のテンポが、特に最高。

ちょっと長いなぁーとは思うし
やっぱ
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NTLive『フリーバッグ』(2019年製作の映画)

3.0

一人芝居って。
当たり前だけれでも、一人で舞台に立つ。
舞台に立てば助けてくれる人は誰もおらず、
自分一人の力で物語を進めてゆく。
もちろん、舞台監督をはじめとしたものづくりをする仲間はいるけれど。
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P.S. アイラヴユー(2007年製作の映画)

4.0

字幕。

口うるさく言っちゃうのは、少しでも幸せになって欲しいから。
貴方の選ぶ道が、幸せじゃないって思っちゃうから。
貴方と私が違うってわかってるけど、それでも幸せを願っちゃうから。
どんなに塞ぎ込
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逃げきれた夢(2023年製作の映画)

4.0

大人と子供の違いは
「落ち込む余裕があるのか、ないのか」
なのかなと考えていた。
きっと母は、嫌なことも逃げ出したいことも
たくさん合った中で、
落ち込む余裕を見ないふりして
ずっと私と向き合ってくれ
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ナショナル・シアター・ライブ「ライフ・オブ・パイ」(2023年製作の映画)

5.0

ひゃーーーーー。
とんでもない、こりゃハマった。

どんな席からでも楽しいだろうなという
心ゆくまでの気遣いと思い遣り。
各セクションの安心感と鋭さ、きめ細やかさ。
表現というものは、答えがなくって
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

4DXで鑑賞。

いやーーー、楽しかった!!
自分にも、自分の夢にも見つめ直せたし
何より映画館で見られてよかったなぁ。
老若男女問わず、続いていくことの尊さも感じた。
ということで、エンターテイメン
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

吹替。

めちゃくちゃ楽しんだ。
オマージュとかは、ほぼ知らなかったですが。
スピルバーグがいつも本気でプレイしてるのはよくわかった。最高です。
ラストは絶品。

Wの悲劇(1984年製作の映画)

5.0

薬師丸ひろ子さんの受けの芝居と顔が良い…。
記者会見の芝居、こっちも騙される、好き。
三田佳子さんのグイグイな攻めな芝居好き。
これって、女優の特権なのかも?って最近思ったの。
小道具の扱いとかはとん
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.0

ワンピース、全然知らないので全然わからなかった。
あんまり、ウタちゃんの歌が効果的ではなかったと思うのは私だけ?

火垂るの墓(1988年製作の映画)

3.5

蓮見さんが、アニメには未来があるって
言ってた理由がちょいとわかった気がしたり。

環境のせいにも、人のせいにもできるのは
どんな時代でも変わらなくって。
だから、自分が感じたことを素直に認めて
自分
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PLAN 75(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり倍賞千恵子さんは「顔」が素敵。
「遥かなる山の呼び声」で、今でも忘れないシーンがあるんのですが
この映画でも忘れられない「顔」がたくさんあった。

日々、生きていて思うことがある。
「どうして
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still dark(2019年製作の映画)

4.0

母から。

優しさとは、視点を増やすことと
無意識にしていることを意識化におくことなのかなと。
この映画の世界は、公平ではなく平等だと思う。
そして、見守るということの大切さを改めて。

タイムマシン(2019年製作の映画)

-

レイプされた人って、最初から断言はしない。
「レイプされたかもしれない。」って言う。
これは、パワハラにも通じることだなって思うんですが

「レイプされたのはあなたの危機管理能力が足りなかったんでしょ
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自然と主人公の視点で物語を見てた。
こんなにスッと感情移入した、映画は稀かも。

主人公とピアノがとても映画映えしていた。
映画映えする画も多数あるけど
一番最初の浜辺に荷物がたくさんあるシーンは
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白蛇伝(1958年製作の映画)

3.0

東宝アニメの歴史を調べてて。

60年前とは思えないし、
日本最初のカラー長編アニメとも思えぬ。
2年もかかっているからこその丁寧さ、工夫が多いのだろうか。

ラストシーンが大好きだったりする。
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ピクニック(1936年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

嫌だなぁと思う画はないけれど
印象にのこる画はないかも…?
題材みたいなところで生理的に拒絶したのもあるかも。
官能的だけど、よくいえば官能的というか…。
結構、下心丸見えでちょい無理でした。
体触る
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それからのこと、これからのこと(2016年製作の映画)

2.0

「青春」って、画としてはとても綺麗で。
だからこそ、見ている側には介入できなかったりする。
でも、自分はこうだったなぁ〜って思えるのは
ある意味、人として自然な流れなのかも。
「青春」に翻弄されなくな
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

1時間45分くらいの観覧車のシーン、最高。

是枝さんの登場人物の選択は
やっぱり面白いなぁと思います。
他人から他者になり、大切な人へと変わっていく。
変化の描き方がお手のものってかんじ。


メモ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

坂本真綾さんのラジオ聞いて。

宮城リョータ推しだったけど
この作品において、何故桜木花道が主役だったのか
とか。
よく言われる「台詞って全部、説明台詞だ」とか。
そういうものの咀嚼できたのはよかった
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偽大学生(1960年製作の映画)

3.0

いやー、後半めまいがした。
洗脳されそうになった。こわいこわい。

アバンタイトルまでが最高でした。
ジェリー藤尾の怪演も良い。
にしても、虚偽を真実だと信じてしまうエネルギーが
今の大学生に、私たち
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原節子さんが出てきた時が、一番上がった。

あ!ざ!と!い!
可愛いって言われることわかってて可愛いことをしている
女の子のような映画だなぁって思ったけど
ところどころの画は綺麗でした。
でも、キャメ
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フルーツバスケット -prelude-(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前半は、三期の総集編でした。
やっぱり、由希、好きだなぁ…と。
弱い人が強くなるのはより多くの人を救うのでは。
目に見えないものを信じること、足りない人が多いのかなって。
お墓の前で夾に語る、透の台詞
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

登場人物と同じ呼吸のリズムになってしまう。
それがとっても心地よい。

事故のシーン、呼吸止まったんだが。
保管関係がしっかりしているとこんなにもグッとくるのね。学んだ。
ということで、前半の20分く
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.0

やっぱり、愛を感じるよなぁ…。
こんなにもわかるものなの?ってちょっとびっくり。
ケリー・ライカート作品は
撮影している対象への愛を感じる。
だからこそ、人物がとっても魅力的に見える。
そして、見てい
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.0

トリフォー原案。

映画において鏡の取り扱い方法って大事だなぁ、と。
ジャンプカットの良さが出ているのって
ジャンプカット以外の編集にも工夫があるからだと思うなぁ。
車のキャメラロール、いいなぁ。
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セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)

3.0

吹替。
アメリカンニューシネマが好みじゃないのか
この映画が好みじゃないのか…?
アメリカンニューシネマの映画を見ないと
判断できないので勉強します。

ストーリーがあまり入ってこなかったけど
ワンシ
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二日間の出会い(1945年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロミジュリくらい勢いがすごいロマンス。
ニューヨークと戦争が二人の恋を加速させたのね。

二人を繋ぎ止めていた鞄の扱い方は
ちょっと気になったけど(雑すぎて)
最初の駅のシーンは絶品だった。
人混みの
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.0

主人公の掴めなさが良い。
人物のやり取りが皮肉めいていて良い。
みんなが何かに囚われていて、
何かを必死で守っていてドラマチック。

撮影・前田 米造さん。
定点が多くて、カメラの中に人物が入ってくる
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ある役者達の風景(2020年製作の映画)

2.0

緊急事態宣言解除直後の5月末に、
撮影時間半日、製作費0円で作られた。


コロナ禍での演劇界の中で、
串田和美さんが、あがたの森公園で一人芝居したり。
伊藤栄之進さんと川尻恵太さんをはじめとした
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サイクルレース(2021年製作の映画)

3.0

ちょっとピクサーみを感じるキャラ。
色が一色ではないから、独特に感じるのかなと。
あと、明暗にワクワクする。
一枚の画を作る時に、影を大切にしてる人が好きです。

くじらの湯(2019年製作の映画)

3.0

PFFから。

絶対、実写じゃできないなぁ。
そりゃ、当たり前なんだけど。
だからこそ、アニメーションである意味があるなと。



監督:キヤマミズキ(KITAMA Mizuki)
2015年金沢美術
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あたしだけをみて(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

TAAF2017。
(東京アニメアワードフェスティバル)

アニメなんだけど…
なんだろうこの絶妙な命が宿っているような感じ。
女の子の怒ったところが鬼太郎の猫娘みたいで
ポップで怖くて可愛かったり。
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最初っから引き込まれました。
こういうのが、ショットが上手いってことなの?

人物がとっても愛おしい。
いい事してないし、むしろ悪いことしてるのに
目が離せなくて私も出会いたくなる。
これが事実だって
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

5.0

余白があることでこんなにも心乱される。
これは、無駄って言葉じゃなくて余白って言葉がしっくりくるの。

主人公の目だけで、とっても共感できる。
かといって、アップばかりなわけではなく
ミディアムショッ
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