モノクロ映画のミステリアスな魅力とスペイン映画特有の鬱屈とした雰囲気が融合した、とても美しく生々しい映画。
19世紀後半のヨーロッパで流行していた死後記念写真や闘牛のシーンは、モノクロフィルム映えす>>続きを読む
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始まりから終わりまでとにかく音楽が良く、特に冒頭シーンは銃声が音楽とリンクしていて音ハメが最高。
コミカルなシーンからだんだんと雲行きが怪しくなっていく流れや、緊迫したカーチェイスなど見応えがある。>>続きを読む
映像の芸術性はとても高くとにかく美しいのですが、ストーリーは少し冗長。
回想も、多く入れすぎたりタイミングがおかしかったりで、端折ったほうがむしろ綺麗に仕上がるのでは、と思う部分がかなり多かったです。>>続きを読む
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原作を読まずに観たのですが、
まず内容がかなり薄い…
最後の展開も衝撃というよりは肩透かしという感じ…
桜良というキャラクターにもあまりいい印象をもてませんでした。
「主人公に都合の良い女の子、ライ>>続きを読む
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う〜〜んなんというか
全体的に最後までモヤモヤしたまま終わってしまったという印象です。
すべてが唐突でぶつ切りに感じました。
メアリの祖母について。冒頭の夜間飛行の種が入った袋を持ち逃げていた少女の>>続きを読む
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色彩はここ一年で観た映画の中で一番好きです。
映画全体の静けさや悲しさはとても心地よく、身体に馴染むような雰囲気でした。
3つに分けられた年代ごとにテーマ音楽がついているのですが(little's t>>続きを読む
印象的なシーンが多く記憶に残る映画。
謎の女バルバラ、バルバラの教師だった老人。
みんな本当に謎だらけです。
一人一人がはっきりとは描かれませんが、それが映画のミステリアスさや後味の悪さに繋がっていま>>続きを読む
辛い!
カーストがとにかくリアル。
高校生の頃にカースト上位の人たちに感じていた悔しさや、異性に対する気まずさ、女子同士の複雑な関係などが細かく表現されていて、最後まで何度も胸が苦しくなりました。
学>>続きを読む
内容はややハードでショッキングだったが、役者たちの演技は凄まじく、それだけでも観に行った価値があった。
(韓国の文化、シャーマンの文化などを知っていたらもっと細かい所にも気付けたのかもしれない…)
よ>>続きを読む
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正直なんて言ったらいいのかわからない感じというか...
物語については割と普通だと思います。良くも悪くもないような。
個人的に演出など細かい所でこの映画をあまり好きになれませんでした。
今回この映画>>続きを読む
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この話の題材であるフローレンス・フォスター・ジェンキンスのことについて全く調べずに鑑賞。
観終わった後に少し不快感が残る映画。
まず、マダムが歌を生き甲斐にしている、というところがあまり上手く描か>>続きを読む
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映画を観た後しばらくはベートーヴェンの第7番第2楽章が頭から離れませんでした...印象的な使い方だったと思います。
戦争モノ映画お約束の感動シーンなどはなく、戦争によって変わらざるを得ない人間たち>>続きを読む
画面全体の雰囲気がものすごく好みだったのでもし物語が微妙でも最後まで観ようと思いました。
ホラーと言われているけれど内容が進むにつれて悲しくて切ない話だということがわかります。
しかし結末というか、>>続きを読む