chanさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ダイナー(1982年製作の映画)

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あれ、これ観たことある気がするな

若かりしケヴィンベーコンにハマってたときに

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.5

一度起こったことは絶対に変えられない、というのが良かった。

なんだか最近、観た映画と読んでる本とがなんとなくリンクしてることが度々あって、これもそう。お母さんが読んでいた本をまさに今わたしは読んでい
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(ハル)(1996年製作の映画)

3.8

まるで温度なんて感じられないような文章でのやりとりも、本当に気が合う人となら心地よさだって感じられてしまうから不思議。
相手のことをもっと知りたい、もっと話したいという気持ちを好きと呼ぶのなら、答えは
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.7

ここよりずっとずっと遠いところにいたちょうど一年前、たった2週間だけど、言葉もほとんど通じなかったけど、毎日一緒に遊んだあの子の笑顔が頭に浮かんで離れなかった。元気にしてるかな。10年後もしまた会える>>続きを読む

街のあかり(2006年製作の映画)

4.2

お部屋が、インテリアが、いちいち可愛い目が離せない。
色使いと構図がほんとに天才的
カウリスマキの映画の中に住みたい


「彼女とデートしてきた♪」てうきうきしてるコイスティネンがかわいい。そんな彼女
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お嬢ちゃん(2018年製作の映画)

3.5

わたしの思う萩原みのりがそのままそこにいた、感じ。良い意味でね。
斜に構えてる感じが好き。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.0

人間の、そして社会構造の見たくない部分を見せつけられる系のやつ。どよんとするしずどんとなるけど目が離せないんですよね、こういうの。

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.5

恋を、してしまった。

ときめいて、くすぐったくて、羨ましくて、ちくりと痛んで涙が出てくる。泣きそうになったらどうするんだっけ。失恋したときは、?

恋をするとみんなバカになっちゃうし
夢と現実のあい
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.2

わるいひとが一人もいないんだ、
最高だよ、ミー坊。君みたいに生きたいな。嘘みたいな夢みたいな世界が当たり前にそこにあったのが嬉しくて。

我が子の"好き"という純粋な気持ちを何よりも大切に、その個性を
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Episodic memory(2022年製作の映画)

3.7

分かるようで分からんようでわかる。

人と居すぎて自分を失いそうになるとか。
別に誰かといるのが嫌なわけじゃないしむしろその時間は好きだし楽しい。

だけど1人きりになることで、
自分の感覚が研ぎ澄ま
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ひらいて(2021年製作の映画)

4.2

愛ちゃんの、怖いくらいに真っ直ぐなところが好きだ。それは執着にも近いけど、芯の部分は何にも負けないくらいのピュアでできていそうで余計にこわい。だけどそれが良い。空っぽなピュアだ。妙な気持ち悪さも良い。>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.1

映画ってやはり、観るタイミング大事。
本作は、然るべきときに観られた気がする。しっかり沁みた。

私が今どこにいても、その日あったことを話せる相手がいること。当たり前なんかじゃないんだと、ある意味奇跡
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ヴァージン(2012年製作の映画)

3.1

縁側でまったりしながら親子3人、近所の猫の話をするように初体験の話を何の温度差も違和感もなくしているのがあ、いいなとなった。

30代のお話はちょっとホラー

blue(2001年製作の映画)

3.7

好きって気持ちはいつだって最強だなあ、

好きだから、あなたの頭の中を知りたいと思うし、あなたが見ている世界をあなたの目で見たいと思うし、わたしには何もかも話してほしいと思ってしまう。
だけどあなたが
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.2

とてもよい。ちょうど良い。
人間、めんどくさくて単純で良い。
猫は無条件にかわいい。

何がどういいんだ、て言葉にする気力は奪われてしまったな
だってカンタが可愛いすぎて。頰がゆるみっぱなしでした。

オールド(2021年製作の映画)

3.2

エリザスカンレンの、無垢だけど意志の強い感じが好き。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

たった一瞬でも、純粋に愛し愛された時間は、思い出は、あの多幸感は、2人の間ではいつまでも色褪せないことを知っている。他人には決して伝わらないし理解できなくても、わたしとあなたで通じ合えばそれでいい。同>>続きを読む

平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

3.5

懐かしい。
何が懐かしいって、留学先にいたイギリス人の男の子がお気に入りのジブリ作品で、みんなで一緒に観たことが。ジブリの中でもこれ選ぶなんてシブいね、て笑ってたことも。
思い返せばとても、恋しい日々
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.2

人の気持ちほど不安定で不確かなものってきっとなくて、すなわちそれは何かのきっかけでするっと簡単に変えられてしまうものだから
今日までの好きという気持ちが、愛だと感じる気持ちが、明日もちゃんと続くなんて
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Ribbon(2021年製作の映画)

3.4

のんちゃんの一生懸命さがひしひしと、伝わってきた。芸術ってやっぱ癒しだよ。ないといけない。難しくても、理解不能でも。それを見つけたときはいつも心が明るくなる。向き合わなきゃ。

それよりなにより、絵が
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都会のアリス 2K レストア版(1974年製作の映画)

4.4

ああ、好きだ。とても好き。
ヴィムヴェンダースのロードムービーだ。
アリスの、妙に大人びているようで、でもさみしくてトイレで泣いてしまうようなふいの子どもらしさに、証明写真での無邪気な姿に、惹かれずに
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おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

3.7

家族って、ほんとに、不思議。
他人だけど、他人じゃないの。
血が繋がっているということは、
過ごしてきた時間の長さは、
一緒に食べた味の数々は、
わたしの体に染みついて離れない。

ちょっとぼけちゃっ
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.6

何のために、誰のために、人って生きてるんだっけ
生きるって何だっけ、人間ってなんで人間なんだろう
やるせない現実を目の当たりにしてしまったら、頭の中の混乱が鳴り止むことはない。

ただその不器用さごと
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エイドリアン 亡き妻が世界に遺したもの(2021年製作の映画)

4.3

エイドリアンへの愛でできた作品。
若くして亡くなったのが本当に本当に悔やまれる。ハートリー作品で見られる、うら若く奇跡的に可愛い彼女しか知らなかったけれど、こんなにも強く賢く美しい女性だったのね。尊敬
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さよなら、私のロンリー(2020年製作の映画)

4.3

ああ、愛しいな、へんてこで優しい世界。
両親は、、一周まわって潔いからあれでいいのかも。笑

ただただその手のあたたかさをずっと夢見ていたオールドドリオ、
彼女の未来に煌めきを見つけて
こちらまで嬉し
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.3

リメイク版を先に観てしまっていたので、ほぼ同じ展開に衝撃は無く。
でもなんだろね、倫理観を無視した全く救いのない暴力的なこの作品に、呆れつつも惹かれてしまう自分の中の好奇心にゾッとした。

ライフ・イズ・ミラクル(2004年製作の映画)

4.0

クストリッツァの作品は、まだ数えるほどしか観たことないけど
いつも動物たちが当たり前にそこにいて、笑っていて、泣いていて、恋をしていて、生きていて、
それがすごく心地よくて心がほかほかする。

泣いて
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パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

3.8

パパが大好きなエマちゃんはもちろん、お姉ちゃんもお母さんもアウネーテ自身も、みんなそれぞれの葛藤が聞こえてくるようで、何とも言えない気持ちになった。
ついこの前まで吸っていたあの国の空気を知っているか
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パリの恋人たち(2018年製作の映画)

3.5

みんな自由にひたすら恋に生きてる感じ、
さすがフランスいいな〜となった。