うまちこさんの映画レビュー・感想・評価

うまちこ

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トゥ・ウォーク・インビジブル(2017年製作の映画)

3.0

ブロンテ姉妹の生涯は、静かだけれど熱や強さがあってドラマチックな彼女たちの小説そのままだったんだね。うむ、こりゃ「嵐が丘」のヒースクリフが生まれるわけだ。始終超真面目、ド硬派なので、少々眠くなりました>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.0

お、重い。頭を使い心を削る、緊張しっぱなしの140分に疲労困憊。何が嘘で何が真実なのか未だスッキリしないけれど、確かなことが二つ。一つ、個人が国の道具になってはいけない。二つ、ロシアのお母さんまで英語>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.0

ウェス監督作初鑑賞。ハマるかハマらないかの二択でしょう。わたくし?うん、ハマらず。全編に漂う「力の抜けた大人のユーモア散りばめたよ、オサレでしょ?」感がなんとも。主演の子役2人を含め、俳優陣(豪華!)>>続きを読む

リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

4.0

原題ママなんだけれどね、ダサい邦題に反してシャレてましたよ。マシュー・マコノヒーのちょい悪弁護士ははまり役。もう少し濃厚さが欲しかったけれど、後半の法廷シーンからの展開はお見事。ただね、自宅の戸締まり>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.0

『言の葉の庭』『君の名は』がぜーんぜんピンとこなかったのに、鑑賞。で、またフラれる。背景はね、キラキラしてんのよ。でも人物と話がキラキラしてないの。山崎まさよしのMVにしか思えなくて悲しい。心、汚れて>>続きを読む

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.0

うーん、雑!暴れん坊将軍リーアムおじさんの仕事っぷりも相変わらず雑だけれど、仕掛けが色々と雑〜。乗客は最後までみーんなアヤシイし、まぁなんやかんやで謎解き要素を楽しんだけれどね。

ジミー、野を駆ける伝説(2014年製作の映画)

5.0

鑑賞後に本作が実話ベースとわかり、一層込み上げてくるものがある。若い人たちに観てほしいなあ。それから政治家にもね。教養は生きる糧。どんな力も内心の自由、表現の自由を侵すことはできないんだよ!ね!と、改>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

灰色の空と海、葉を落とした木と寒々しく降る雪が印象に残った。青空と青い海を、太陽の陽で輝く若葉を期待してしまうけれど、リーの瞳を覆う悲しみがそれらを映すことを許さない。静かなラストがいい。それでも生き>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

人種問題や南北問題をうまくエンタメ化していて、想像以上に楽しめた。ハーブ未摂取なのに強すぎるオコエ姐さん、格好良すぎ。しかし服は薄すぎるのでは。途中からお胸ばかり見ておりましたスミマセン。あと、ライオ>>続きを読む

コロニア(2015年製作の映画)

4.0

ハラハラはしたけれど、脱出サスペンスとしては粗も目立つ。3点。チリの独裁政権下にこのような拷問施設があった史実を知ることができた。プラス1点。鑑賞後に思わずあれこれ調べたよ。勉強になりました。

フローズン・タイム(2006年製作の映画)

4.0

愛すべきおバカキャラたちと、下ネタと、おっぱいおっぱい。キスで眠る魔法に、雪片が浮かぶ世界、愛の迷子になった(キュートな)主人公。うーん、好き!これぞ胸(おっぱい)キュンラブストーリー♡だ♡

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

4.0

あー、ぐっちゃぐちゃで面白かった!ふみちゃん目的だったけれど、星野源、長谷川博己がイイネ☆わたくし的『ニュー・シネマ・パラダイス』賞。画面から怒涛の如く溢れる映画愛に爆笑。

アンノウン(2011年製作の映画)

3.0

リーアムおじさん、ヨーロッパで暴れすぎ問題。『96時間』で既にお馴染みですが、こちらでもジャック・“24時間戦えますか”・バウアーばりに市民を巻き込みまくってます。後処理どうなってんだろ。

アリスのままで(2014年製作の映画)

5.0

完成したパズルから少しずつピースが抜け落ちていく。最後には何もなくなることを認識しながら、何もできない辛さと恐怖が、静かに、しかし確実に迫ってくる。愛と尊厳なしに人は生きていけないと強く感じた。アリス>>続きを読む

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

3.0

音楽は好き。しかしながら、青春時代に、排他的なグループでつるむことに格好良さを見出せなかったわたくし、イマイチ入れない。落ち着き払った中年主婦主人公の青き頃が、キョドリ系不思議ちゃんという、劇的ビフォ>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

グレイトなショーを堪能。アカデミー賞を制した『ララランド』に対して、こちらは主題歌賞のみのノミネート。アートとサーカスの違いなのだろう。This Is Meだ!それでいい!!

ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

4.0

予備知識皆無で鑑賞。娘ちゃん役の美人さんが「昔のジェニファー・コネリーみたいだな」と思って観ていたら、母親役でジェニファー・コネリーが出てきてびっくり。97分で心温まる良作。タイトルに偽りなし。

カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)

3.0

カウボーイとエイリアンが戦うんだもの、細かいところは徹底して無視よ無視。いいのよそれで。こんなへんてこりん作中でも、1mmも渋さを失うことのないダニエル・クレイグとハリソン・フォードがステキ。

愛の渦(2013年製作の映画)

3.0

裸見ちゃお♡と下心いっぱいで観始めるも、気まずい!イタイ!いたたまれない!全然エロい気分になれないYO!まるで参加しているような臨場感。あー、疲れた。

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

1.0

同監督の『リンダ リンダ リンダ』も『山田孝之のカンヌ映画祭』も好き、いや大好き。しかしこれは長い78分だった。度々寝落ちしては巻き戻し、また再生。伊藤沙莉にも気付かず。撃沈。

エリザベスタウン(2005年製作の映画)

4.0

心を病んだオーリーを癒すために、神様が飛行機に乗せて送り込んだ天使キルスティンのお話。だから非現実的でもいいんです!電話のシーンだけでお釣りがくるよ♡(充電どうなってるんだ?そんなこと、いいんです!)

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.0

これはサッチャーの走馬灯だ。1時間45分は彼女の人生を辿るには短すぎて、よくわからないまま終わってしまった。老いの哀しさだけが印象に残った。

砂時計(2008年製作の映画)

3.0

若き日の(今も若いけど)池松壮亮がステキ。内容はTVの2時間ドラマです。夏帆ちゃんが大大大好きなので、夏帆ちゃん堪能ポイント1点プラス。しかし、夏帆ちゃんが成長して松下奈緒になる違和感すごい。

ルーム(2015年製作の映画)

5.0

(特に脱出後の)ママも、超美形息子くんも、家族たちも監禁野郎も、俳優陣が上手い。脱出後を丁寧に描いた脚本が上手い。脱出前は「あれ?意外と部屋広いじゃん」と感じさせ、脱出後は「なにこれ激狭!」と思わせる>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

ぴんと背筋を伸ばし、真っ直ぐ前を見て、誇り高く生きる女性たちの強さよ美しさよ。
アカデミーノミネート作品で、本国での評価も高い本作が、人口17万強の街でも未上映。若人にはアニメとスイーツ映画ばかりじゃ
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

2.0

本作のキャッチコピー「その真相を追ってはいけない」は、「そのオチは使ってはいけない」にすべきだった。びっくりたまげたよ。まさかのまさかだよ。それ超有名なやつ!ダメ、それは!

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

5.0

何十回観ても飽きない。ワクワクして切なくて希望に溢れている。ニシンのパイ食べたい。毎日パンケーキは辛い。

Mile...mile&a half(原題)(2013年製作の映画)

2.0

友人との旅を記録したプライベートビデオ、の域を出ていない。「水曜どうでしょう」のユーコン川カヌー下りの方が100倍見応えあり。

麦子さんと(2013年製作の映画)

2.0

(ご都合主義的展開の多さに目をつぶると)ありふれた話。ハート冷え症のわたくし、淡々と鑑賞。タイトルは「彩子さんと」の方が良かったのでは。

プレステージ(2006年製作の映画)

3.0

お前誰だよ?!今いつなんだよ?!で、その装置なんなんだーい!!頭ん中を散々かき回された結果、ズコーです。あ、ノーラン監督作は大好きです(本作を除く)。

息もできない(2008年製作の映画)

4.0

血を流しながら叫ぶ孤独な二つの魂。まさに「息もできない」くらい苦しいのに。ユー、それ、吐き出しちゃいなYO!と思うのは、所詮私が幸せに生きてきた他人だからか。邦題が秀逸。

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.0

軽めの笑える邦画が観たいな→大泉さん主演なら間違いなさそう♬→むむぅ、意外と真面目であった→調べたら原作井上ひさし、監督原田眞人→うーむ、納得(-_-)
しかし戸田恵梨香はわたくし史上いちばんイイネ!

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

5.0

ものすごい熱量。
貧困、麻薬や犯罪の坩堝で生き抜かなければならない子どもたち。とか、そんなことどうでもいい!(いや、どうでもよくはないんだけど)。圧倒的な暴力の中で生きて死ぬ若者たちに、血が踊る(不謹
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美女と野獣(2014年製作の映画)

3.0

エマ・ワトソン版が気に入らなかったのでこちらを試す。暴力的なまでにおフランスの香りを放つ美術が良い。耽美で怪しく、毒々しい。ベルもエマより美人で、こちらに軍配。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

5.0

モーガン・フリーマンとダイアン・キートン夫妻が素敵すぎる!蚤の市で見つけたアンティークの指輪みたいな作品。

隠し剣 鬼の爪(2004年製作の映画)

3.0

原作藤沢周平、監督山田洋次。それ以上でもそれ以下でもなく。「隠し剣鬼の爪」はスゲー。

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