海辺のフカフカさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.2

物語の内容に触れるに触れづらい。
ひとまずタイトルとプラピ出演ってことだけ頭に入れて、見たほうがいい…!

なんというのか、セックス&ドラッグ&ファイティング〜‼︎とでもいうような中毒性がある!
映像
>>続きを読む

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.7

舞台は、人口爆発からの食料問題に瀕した近未来。ひとりっ子政策が強行された世界で、秘密裏に生きのびた7つ子姉妹の話。

冒頭は、B級ぽさが漂ってたけど、展開が進むにつれて見入ってしまった!

何がすごい
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

共感性羞恥の人が見たら悶絶するかも笑
でもそんな人こそ、見たらいい。

お互い自我が強いために真正面からいつも衝突しちゃう母娘の話がメイン。しょっちゅうギスギスしてる割に、ちょいちょいフィーリングが合
>>続きを読む

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.8

エイスグレードは8年生という意味。

あかぬけたい、認められたい、変わりたいみたいな思春期まっただなかの女の子ケイトが主人公。

いまの時代って、いいねの数とかフォロワー数とか、人気が数値化されて目に
>>続きを読む

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

4.4

テレビシリーズ完走した人は絶対見るべき!見てなくても面白いと思うから見てほしい。働く人なら共感しまくると思う。

アニメ制作会社での群像劇。
テレビシリーズの続編なんだけど、話がまとまってるし、劇場版
>>続きを読む

人生はローリングストーン(2015年製作の映画)

4.0

思い返せばなんて事はない、ただ2人の妬みと羨望がぶつかっただけのお話。だけど見入っちゃった!

ヒット作家なのに自分を肯定できない男。
何が何でも認められたい作家志望の若手記者。
表面上はインタビュー
>>続きを読む

オリーブの樹は呼んでいる(2016年製作の映画)

3.2

邦題に心惹かれた。オリーブって言葉が入ると、何でもおしゃれに感じてしまう…。

大好きなおじいちゃんの為に、失ったオリーブの樹を求め1600キロ先の果てを目指すのは、直情的なラテン女子アルマ。それに巻
>>続きを読む

タロットカード殺人事件(2006年製作の映画)

3.5

これは…ファンタジーっぽいミステリーのようなコメディ…いややっぱりミステリーかな?途中で、これ何の映画なんだっけ?ってなるけど、どうでもよくなる笑

「頭からっぽなの?」「ばっかじゃないの」「脳みそが
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

観終えてすぐは何とも言葉にできなかった。
のちほど鑑賞中の気持ちを振り返ると、ただただ辛くてしんどくてやるせなくて狂気に圧倒されていた、それに尽きた。
それなのに見入ってしまったのは、彼のことが100
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

ルディ・ドナテロ、数ある物語の中でもこんなに愛と母性にあふれた人物はいないんじゃないかな。

ゲイのカップルとダウン症の少年の家族のお話。この家族は尊い。ピアノの旋律とまばゆいフィルム風の映像がまた一
>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

4.1

絆は人種を越える…みたいなハートフル映画、それはその通り。でもそれ以上に、一途に、ただただ一途に自分をつらぬけるのは強さだなって、主人公ナボルスキーを見てたらそう思えた。

クラコウジア出身のビクター
>>続きを読む

サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

3.6

世界一の町〝サバービコン〟
町の人たちは親切で幸せそうで、平穏な町にみえる…表面上は。

冒頭から、なんとも言えない気色悪さ。
パッケージにブラックコメディって書いてあったものの、とてもとても笑えない
>>続きを読む

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.8

映像も音も、綺麗な映画

海、雨、波、しずく、しぶき、、、いたる場面の水が繊細に描かれていて、匂いまで感じるくらいでした。

海中のシーンがたまらない…!

くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ(2012年製作の映画)

3.8

やさしい絵本みたいなアニメーションで、どことなく懐かしさを感じる映画だった。

ネズミとクマそれぞれの街と生活が個性的で、大人でも観ていて飽きませんでした

お互いに認め合える相手がいるって最高だと思
>>続きを読む

スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.5

食生活を見直そう…て思わされるドキュメンタリー。

毎日マック毎回スーパーサイズとか、だいぶ極端なことやってる
でも身体の変化が顕著すぎてブルってしまう笑

米国民の食習慣にもスポットが当てられてて、
>>続きを読む

永遠の僕たち(2011年製作の映画)

5.0

死に向き合えない男の子と
死に近づいてる女の子の話。

それぞれがどこかに影があるの二人だけど、遊んでる様子がすごく可愛らしい。
死っていう重めのテーマなのに、二人の雰囲気と繊細な音楽があいまって、何
>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.9

この映画を観ると、明日からバリバリ仕事できる(気がしてくる笑)

頭が切れて、凄腕で、人脈も広い、そんな完全無欠なロビイストのミス・スローンが主人公。その生き様を描いた映画。

銃規制法案についての話
>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.1

どこか危うさが漂ってる、でもおとぎ話のような綺麗さがある映画。
黒木華がハマってる!

この映画、大半のやり取りが表面的で、ただの世間話をしてるように聞こえる。
その感じが、すっごくリアル。
言葉だけ
>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.7

もどかしい。とっても、もどかしい。
邦題の通り、あと少しなのに実らなくって見ていてもどかしいロマンス 笑

幼い頃からずっと一緒の2人。
家族でも友達でも、ましてや恋人でもないけれど、互いに人生に欠く
>>続きを読む

ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

4.5

作家の一家の物語。
冒頭から、ぎくしゃくしまくりな家族。
一度は幸せに向かいそうになるけど、そう簡単にハッピーエンドとはいかない

父親、姉、弟とそれぞれの物語があったけど、個人的には姉サマンサに夢中
>>続きを読む

あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

3.2

タイムスリップ物って、過去の後悔を取り除いて未来を変えようって話が多い。

でもこの物語の主人公ハン・スヒョンは、多少なりとも過去と向き合っている。
向き合ったうえで、今ある幸せを大切にしている。
>>続きを読む

REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

3.2

セクシーでバイオレンスで、血みどろな復讐劇。
串刺しになったり、ガラス刺さったり、顔面えぐれたり、痛ましい描写のたびにヒィーッて身もだえしながら観ました笑

内容はシンプルな復讐劇なんだけど、合間合間
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

この映画を観る前は
レビューなど全く見らず、
他人の感想も一切聞かず、
出来るだけフラットな状態で観るべきだと思う!笑

いろんな映画はあるけど、笑いとカタルシスを同時に得られる映画って多くない。
>>続きを読む

ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.8

真っ赤な服、黒髪ストレートにヘッドホン。見た目はある意味パンクな根暗ガール ミコが主人公。

ルームロンダリングって、事故物件の部屋を浄化していく作業なんだとか(たぶん造語だけど)
浄化と言っても名
>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

毒のない The ほっこり映画!

主人公は、生まれつき人と違った顔を持った少年オギー。ハンデを負いつつも成長していくオギーとその周囲を描いた物語。

家族も友達も、登場する人物みんな温かくてすき。
>>続きを読む

アリスのままで(2014年製作の映画)

3.8

アルツハイマーを患った女性の闘病記。

愛の力で病気を乗り越える、奇跡が起きて病気が治る、というようなドラマチックな展開はない。
病気の進行が日常生活にぽつぽつと現れてくるのは、恐怖でしかない。
記憶
>>続きを読む

メタルヘッド(2010年製作の映画)

4.0

報われない少年が、ロックなやべー奴に目をつけられる話!

やべー奴ことヘッシャーの行動が、まじでクレイジー!
登場シーンからロック全開 笑

欲望のおもむくままに、すべてを発散しながら生きるヘッシャー
>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

3.9

簡単にいうと夢に潜るお話。

でもこの映画を構成する要素が多様すぎて、全く簡単に語れる気がしないー!
哲学の話であり…
心踊るクライム物であり…
壮大な親子愛の物語でもあり…
といった感じ。

独特な
>>続きを読む

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.2

これまで観た映画の中で、一番イっちゃってて、一番見栄っぱりで、一番憐れな主人公だと思う笑

元カレ(過去)にとらわれて前に進めない主人公の姿は正直言ってみっともない。
いい歳してモラトリアムしてる彼女
>>続きを読む

ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

3.0

黒木華が栞子さんってことで観てきました

野村周平が一途で健気、
途中でドロドロ恋愛…、
でも栞子さんは美しい!
そんな感じ笑

エンディングで、サザンの曲と共に流れる映像は、本の装丁のように華やか!
>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.9

パキスタン男とアメリカ女性の異文化間恋愛の話。
2人のラブストーリーよりも、各々の家族との交わりの方が濃く描かれてる。
文化や規律第一主義の彼氏親族と
自由と信念つらぬく彼女親族、
対照的な2つの家族
>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

4.0

主人公は宇宙人!
舞台は多宗教うずまくインド!
宇宙人だから、宗教のナゼナニに容赦なく突っ込む突っ込む。
この映画、たぶん現地では波紋を呼んだんではなかろうか笑

宗教になじみのない日本人からすれば、
>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

しょっぱなから過激!バイオレンスでクレイジー!

設定だけみると、近未来SFなディストピアもの。実際に観ると、そこまで単純な物語としては消化できない。
2時間超の作品だけど目が離せなかった。そういう不
>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

天賦の才を持つ青年ウィルが主人公。
恵まれない生立ちとその才能ゆえに、ウィルは誰にも心を開くことがない。
ウィルとセラピストのショーンが心を通わせていく物語。

出番こそ多くはないけど、不良仲間のチャ
>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.8

このスパイダーマンの現代っ子感はハンパじゃない笑

これまでと違って、ヒロイン以外のスクールメイトとの関わりも濃い。
だからか、青春学園物の色が強くて、子供っぽさを感じる(いい意味で笑)
メイおばさん
>>続きを読む