梅田カズヒコさんの映画レビュー・感想・評価

梅田カズヒコ

梅田カズヒコ

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モ’・ベター・ブルース(1990年製作の映画)

4.8

つまりあれだ。挫折を知った男は少し強くなったということだな。端折るところは徹底的に端折る。それがDJ登場以降の映像監督という感じがした。

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

4.9

大したことは起きてないのに、なぜか愛おしくなる作品。不思議な色合い。

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

5.0

くそ!涙が止まらないぜ。誰かを愛したことがあるなら、最高の映画のはず。

恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989年製作の映画)

4.9

ミュージシャン映画、恋愛映画、どの切り口から見ても素晴らしい。

セリフがいちいちかっこいい。

夢と恋愛と現実の三つ巴、3人の三つ巴の行方は。

初恋(1997年製作の映画)

4.3

香港映画の、ウォンカーウァイに代表される、あの色合いの美しさ、圧縮のされ方、大好き。そこにちょっと(これは褒め言葉的に)安っぽい恋愛話。これが好き。監督の自分語りはいらんかった。

ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ ア・トライブ・コールド・クエストの旅(2011年製作の映画)

4.9

ブロンクスの悪ガキがヒップホップで地球規模の成功をおさめるも、4人はバラバラに。あなたは誰に共感する? 勢いのあった4人の映像は本当に最高だ。

ブロック・パーティー(2006年製作の映画)

4.8

とにかくあれだ、デイブチャペルが素晴らしい。彼を起用したことで、このドキュメンタリー映画は成功だったと思う。あとはもう、ヒップホップの熱気を押さえるだけだ。経験豊富な監督にはたやすいものだと思う。

イン・ベッド・ウィズ・マドンナ(1991年製作の映画)

4.5

これはマドンナに垣間見る芸術論、そしてリーダーシップ論、母性父性論だと思う。もちろんショーも完璧。それでいてプリティ。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.8

この映画が、あの感動作「ニューシネマパラダイス」と同じ監督の作品なんだぜ。びっくりびっくり。2回見たけど、謎がいくつかあったり。

TINA ティナ(1993年製作の映画)

4.0

映画が終わる頃には、みんなティナのファンです。

映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

4.7

すべての死は不自然だと冗談を言い、1時間後にほんとに死んだ俳優。

ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

4.6

そこはかとなくおかしく、誰もがおじさんを好きになる娯楽作。山下節は健在。

上海から来た女(1947年製作の映画)

4.8

鏡のシーンのかっこよさ。そして、多くの観客を裏切るラスト。よくできている。

リアル(2016年製作の映画)

4.0

たしかに一度見ただけではわからないだろうけど、ただただ美しいことは事実。金かかりすぎててハリウッド映画みたいです、と思ったらアリババグループが出資。東洋のハリウッドをソウルに作ろうとしていて頼もしい限>>続きを読む

5つの銅貨(1959年製作の映画)

4.8

昔の名画は、あんまり考えずに楽しめるからいいね。実在するトランペッター、レッドニコルズを描いたもの。レッドニコルズを演ずるダニーケイの人の良さそうなところも見ものだが、なんといってもルイアームストロン>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.7

韓国映画のエンタメ性の水準の高さ。エロはもちろん、あらゆる意味で大人の映画だな、こりゃ。

ディーバ(1981年製作の映画)

4.9

フランスのモダニズムとミステリー、ここに完成する。郵便配達人が巻き込まれていくところのストーリーはすごい。俳優みんなキャラ立ちしてる。

カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)

4.1

格闘技はそれほど興味なかったのに、不覚にもカリフォルニアドールズを応援してしまっている私。アクの強いピーターフォークもいいよね。

女性上位時代(1968年製作の映画)

4.7

本番シーンだけないアダルトビデオだ、これは。でもカトリーヌとその衣装が可愛いので、全編ずっと飽きずに見れます。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.7

とにかく音楽のための映画と言っていい本作。銀行強盗後のカーチェイスにかかるジョンスペーサーブルースエクスプロージョンの曲とシーンのシンクロ率は半端ない。MVみたいに音楽かけながら撮影したのだろうか??

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.5

どこにでもある話。決して映画に出てくる派手なエピソードは少ない。でも、ここにはたしかなおかしみと悲しみがある。

ソウルメン(2008年製作の映画)

4.8

なんか疲れてるのか、こういう誰も傷つけない、深く考えることもない映画に惹かれている。でもそれでも、ソウルミュージックの素晴らしさよ。

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.2

ニューヨークの街がこれでもかと魅力的に描かれている。こういう大人がカラッとした気持ちになって、希望に満ちる映画、案外難しいんじゃないかと思ってる。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.6

Hey brother! これは戦いの映画だ。抵抗とバンドのサクセスストーリーの映画だ。前を向け。とにかくやれ。

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.9

とてもいい。スパイクリーのデビュー作とあって、会話の細部までみずみずしい力に満ちている。 主役も脇役もキャラが立ちまくってる。決定的なヒールがいないのに悲劇が起こるのも実に現実的。

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

20年前はドラッグをキメる姿もかっこよかったのに、もうみんな歳を食ってるのに薬中がたくさん出てくるし、この何もかも失ったおじさんたちの未来を考えると最強に後味が悪い。

20年前は主人公のレントンは最
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.4

よくできた、哲学的娯楽作。自分の行動を見つめ直すセラピー的な機能も。

チャッピー(2015年製作の映画)

4.0

AIポリスが主人公のSF。面白いのは、AIと人間の友情はおろか、人間は肉体性を失っても幸せであるという結論に踏み込んでいるところ。僕もアンドロイドになって永遠の命を生きるのも悪くないと思った。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.9

「人生はチョコレートボックスのようだ。開けてみるまでわからない」。この有名なセリフで始まるひとりの男の数奇な運命を描いたハートフルな作品。心がある人ならみんな感動するはず。

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.5

これはハンディキャップを持った青年が頑張る映画ではない。親として大切なものがなにかを考えさせてくれる映画だ。

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