umekoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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オールド(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

金持ちの娯楽のためにやってるゲームかと思ったら違った。目的と原因はともかく、途中から話の流れが読めてしまうのでやや冗長に感じた。

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

4.0

テーマが重く、悲しい物語だった。あまり地縛霊の立場に立って考えたことは無かったけれど、彼らも彼らで延々と続くループから抜け出せずに、苦痛や恐怖を感じ続けているのかもしれないな……。

登場人物やモチー
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

村上春樹の短編からどうやって3時間もの映画を作ったんだろう、と期待半分・不安半分で観に行ったけれど、原作にうまく肉付けして魅力的な物語に仕上げていた。俳優たちもはまり役が多かったと思う。家福の舞台を実>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人間 vs. ゾンビというより、人間同士の争いがメインだった。第一作がかなり好みだったので観てみたけれど、続編という感じは薄いような。ゾンビと人間が「共存」する社会を描いた作品はあまり無いと思うので、>>続きを読む

欲望の翼(1990年製作の映画)

3.5

まさに天性の女たらし。全編に漂う物憂げな雰囲気が良かった。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

結局結婚するんかい!と突っ込みたくはなるけど、人の考え方なんて変わるものだから仕方ない。サマーとしてはトム含め過去の男性たちがピンと来なかったってだけなんだろう。最後は安心できる明るい終わり方で良かっ>>続きを読む

コンジアム(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

設定だったり起こる事象はベタなんだけど、よくあるポルターガイストものみたいに派手なビビらせ方じゃないところが良かった。
幽霊もだけど、こういうとき一緒にいる人が自分より先に狂ってしまうのがいちばん怖い
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

テルちゃん重い。けど可愛い。
ここまで自分の感情の赴くままに突っ走れるのは少し羨ましい。

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.3

まずお爺ちゃんがイカしてる。他の登場人物も皆たくましくて、ゾンビとのバトルシーンでも安心して観ていられた。絶望感やスリルを味わうというよりは、スカッとしたいときに観るのに向いてる。

ザ・コール(2020年製作の映画)

3.8

やっぱりバタフライ・エフェクトものが好き。「過去」にいる人物の行動によって「現在」の状況が目まぐるしく変わって、緊迫感やスピード感があって面白かった。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

物語が進むにつれてピースがはまっていくような感覚にはわくわくしたけれど、初見ではいまどの時間軸にいるのか把握するのがなかなか難しかった。ただ、説明的でないぶん展開にスピード感があるのは良かった。エリザ>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

最初から最後までPCやスマホの画面上で物語が展開していくのが斬新。ネット社会が孕むありとあらゆる問題を詰め込んだ感じ。個人的には親にSNSを見られる恐怖を描いたホラー映画。

震える舌(1980年製作の映画)

3.8

観終わってから破傷風についてググってしまったのは私だけではないはず……。ホラーと言うと心霊や人間の狂気を描いたものがほとんどだけれど、これは全く違う方向性の恐さだった。昌子の苦しみ方や昌子に心中で語り>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

ちゃんとすっきりさせてくれて良かった。原作はないみたいだけど、シリーズ化してノベライズしても面白そう。

バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ハッピーエンドの雰囲気出してるけど、結局謎は解き明かされないまま無理やり納得させられた感じがする…。設定にもさほど新鮮味がなかったので、もう少し独自性が欲しかった。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

家族愛という幻想をぶち壊しにしてくれる作品。薄気味悪いBGMが良かった。作中で『イピゲネイア』というワードが出てきたときに娘が死ぬフラグかな?と思ったけど、そういうわけでもなかった。後々調べてみると、>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「わたしって本当ブスでデブで……」って卑屈になられるよりは、どんな容姿だろうとスーパーポジティブで自己肯定感高い人のほうが愛されるだろうと思う。ただ周りの「美しい」人たちはそれなりの努力をしているわけ>>続きを読む

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.3

最初から最後までぶっ飛んでた。
個人的には勢いがあって普通に面白かったしスカッとしたけど、好みは分かれそう。開始5分できついと思ったらやめたほうがいい。

ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

3.3

自然が圧倒的に綺麗だから、台詞が少なくても退屈しなかった。
魁が演技というより素のままで可愛い。

一人っ子の国(2019年製作の映画)

4.1

これまで「一人っ子政策」という言葉を字面でしか理解していなかったことを痛感した。当時の中国では街中に脅し文句のポスターやら看板やらがあって、どこにいてもプロパガンダが聞こえてきて…と、政策というよりも>>続きを読む

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.6

間違いなくいけ好かない女なのに不思議と憎めないのは彼女の美貌ゆえでしょうか。やっぱりケイト・ブランシェットは良いなぁ。美しいだけじゃなく演技も素晴らしい。