ふじさんの映画レビュー・感想・評価

ふじ

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恋とさよならとハワイ(2017年製作の映画)

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申し訳ないが、iPadでふんわり観たのだけど、面白かった。
なんだろうな、ロケ地がものすごい普遍的で良いなあ〜って思ったのと、キャラクターの感情があんまり激しくないのがとても良かったですね〜泣いたりし
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ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

4.5

どこからともなくわんころ
ファーストデイ×サービスデイに吸い寄せられて観たけど、衝撃だった。
少女は着地しない。息を呑むって言葉があるけど本当にずっと息を呑んでいて、鼓動が速かった。
分からないと思っ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

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渋川清彦の表情でダム結界したくらい泣いた。。

天体と、人に言いづらい疾患を絡めているストーリーがよくて、理解できないと怖いものをゆっくり知っていく、知ってもらう、という登場人物たちの邂逅のなかに、3
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あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

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序盤から、たくさん荒い部分があるのに、めちゃめちゃ推進力がある。
暗い題材でも、美術やら衣装やら、POPで明るい色で登場人物を彩っていて、制作者のまなざしに感動する。スタッフがもれなく自信を持ってこの
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燃えるドレスを紡いで(2023年製作の映画)

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なんて魅力的な言葉ばかり使う人なんだろう。。
1から100まで作るだけじゃ立ち止まらず、循環の意識、というところから始まり。
一回じゃ完結しない。一生じゃ変わらない。それでも生み出すことを否定しないと
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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ぜったい笑うもんかと思ったけど、殺人鬼のとこ油断してたら笑いが鼻から抜けてしまって、そっからはもう全部おもしろくなっちゃった。エンドロール後になにかあるパターンのやつ懐かしくて嬉し〜!単純な暴力がいち>>続きを読む

すべての夜を思いだす(2022年製作の映画)

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2カット目?とか最初の方に、鬱蒼と茂った木々のあいだの小さい街灯がピッて静かに消えるインサートがあって、まじかこの映画はこの細部で進んでいくのか、、、て構えた。笑
確かになんでもない事ではあるけど、俯
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王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

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窓窓窓、窓に次ぐ窓
擦りきれるほど張り詰めた集中力

「映画」という題材のアート作品のようだった。アート作品は悪い意味で言ってるのではなくて、構造を分解したような映画だった。監督(演出家)という視座、
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茶の味(2003年製作の映画)

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なにを見せられているんだ?笑笑

名作だ!!😭

なにを見せられているんだ?笑笑

名作だったかもしれん🥲

口あいちゃう
ゆるゆるなヤンヤン夏の思い出
音のバランス?音めちゃよかったな。
アニ
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

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泣いたーーーーーーー
このスタイル、外見、水着の日焼け跡のバックショットが良すぎる!!!
ルッキズムなんて海の藻屑ですわ。。。。
筋肉って美しいな。。。

アンダーカレント(2023年製作の映画)

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水の中のイメージショットがあったり、画作りの抜けの感じも、今泉監督映画では珍しいタッチ。かと思えば、カラオケでリリーフランキーの歌が刺さっちゃうシーンとかは、シリアスなのに笑えて、今泉さんぽいなと思っ>>続きを読む

雪山の絆(2023年製作の映画)

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顔が似てて、人間性が似ている未熟な俳優が選ばれた。

流石にこれは。すごい。
メイキングおんもろ。。。
「僕らは何者だったのか」

ちょっと言葉がない。
知らないものの輪郭が見えた。

絶対に字幕で観
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

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犬の大御所感がすごい🐕
あんな演技できる犬いる?
かわいいというかもう。。貫禄。。

雨の空気感が残る街よかった。
もし全部地面濡らしてたらたまげる。

最初のカットと同じところで終わってたらちょっと
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Here(2023年製作の映画)

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なんかちょこちょこ映画のオマージュがあったような気がするけど、この監督の好きな映画を私も大好きですわ、と思った。
木のディゾルブで変な脳汁が出て、そのまま終わるまでずっと。雨の音聴いてたら両腕がビーー
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熱のあとに(2023年製作の映画)

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あれまあれまと思った。
人と人、人の感情、歴史、時間、空間、全部がぶつ切りに感じてしまって、前半が長く感じる。1人のターンの間別の人間が停止していて、点滅する信号機っぽさを想像してしまう。。特徴的で面
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イディオッツ(1998年製作の映画)

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見てるだけできつい人も居るやろうけど、わかると思う瞬間があったり。それはダメだと思う瞬間があったり。

「まっすぐ目を見るひとは嘘つかない」って話の後に、めっちゃカメラ目線の嘘ついてる人映されるカット
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

グレースの表情とサイドからの光がめちゃくちゃ美。セットの構造よかった。舞台っぽいのかなと思ったけど演技も声の大きさも舞台じゃないこととか、俯瞰の画と車内のカットも効いて、映画としての映像。

途中で、
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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女性の解放についての話で、社会派と言えばそうだけど…(笑)音楽も美術も衣装も好き過ぎて、これが良い映画なのかどうかなんて全く見当つかんけど、ヨルゴス・ランティモス史上一番最高なのではと思う。

鶏ドッ
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

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はっぴいえんどの力で作品の良さが爆上がりしてる。文化祭の日のとこ感動した。

原作にもはっぴいえんどのくだりってあるの?それ無しでも原作のエネルギー強いな。。
あと石川瑠華の振り向き顔が、いにおキャラ
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恐怖分子(1986年製作の映画)

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すごいもの見た。
もっと不穏な画だけで魅せるのかと予想していたら、それだけでなくストーリーと構成がめちゃくちゃ面白かった。そんで現実的な話なのに、独特の画作りで観念的な雰囲気を醸し出して、何の説明もな
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エターナル・ドーター(2022年製作の映画)

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企画とかプロット(原作?)は面白かったんだろうけど、撮るにあたってだいぶ削ぎ落とされてしまっている感じすごい。綺麗なカット沢山あるのに企画に手が届いていない、なんだか段取り的。かなしみ

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

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ぜんぜんグロ怖かったけど、たしかにホラーではなかった。笑
スリラーですね〜怖かったですね〜

前の席の男の人が1ミリも理解できんかったって言っててまじかよと思った

ショーイング・アップ(2023年製作の映画)

4.3

昨日観たあと、良すぎて放心してしまって投稿できず。オールドジョイと同じ感覚。個人的にはファースト・カウよりも断然こっちが好き。
撮影がめちゃ良くて、人の顔より空間を撮ってるのが刺さった。画面のギリギリ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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日々の暮らしの中のディティール
嫌なニュースも労働もあるけど、それでもポスターや音楽や映画やお酒タバコに救われてる生活。蛍光灯のジーーって音が個人的にめちゃ好き。冷たい孤独感。
わんこ主人公に似すぎち
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

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画面分割だと聞いてたからどうなるんだろう、狭いんちゃう?と思ってたけどしばらくしたら全然違和感無く観れたし、自分の脳がこのスタイルに順応してく感じしたな。
分割って1ショットとかカットバックなのかと思
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

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想像より遥かに良い映画だった◎
ジュリエット・ビノシュお美しかったな。
食べたことのないお料理たちが並んでおった。めちゃめちゃ綺麗。お遊びカットも軽く笑える感じで結構好きだった。

美食家ってなんか陶
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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odessa、最高。犬のフガフガからはじまるの大変ありがたい🐕。『秘密の森の、その向こう』でもそうだったけど、紅葉の森をサクサク歩いてる映画ってなんでこんなに安眠効果高いんですか。フリスク持って行って>>続きを読む

バニシング・ポイント(1971年製作の映画)

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カーズみが強い。カーズの元ネタってこれだっけか。
止まらん車と音楽の相性の良さよ。音楽渋すぎ。かっこええ〜
あとあんだけ暴れ回っといてウインカー出すの良すぎ!笑笑

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

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ばかおもろい😭😭

画面の力がめちゃくちゃ強い。
冒頭のトラックバックから威風堂々ドアが開いてエレベーターが降りていく、その後バスに乗るまでのスピード感が絶妙で、この時点でもうこの後の面白さを確証でき
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トムボーイ(2011年製作の映画)

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森の描写とか絵の描写とか、「秘密の森のその向こう」「燃ゆる女の肖像」につながる伏線みたいでテンション上がった〜
さすが子供達の演出が上手だった
母親の判断ってやっぱりこの時点では一旦正しいよな。学校始
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アル中女の肖像(1979年製作の映画)

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めちゃくちゃオシャレな酔っぱらいだ

鏡とかガラスに水ぶっかけまくる表現は素敵だったけど、酔ったまま色んな職につくくだり、志村けんのコントにしか見えんのじゃ。ピンヒールで酔っ払うの強すぎ。

ベルリン
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天はすべて許し給う/天が許し給うすべて(1955年製作の映画)

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冒頭からどひゃ〜!!!!ってなった
カメラワークこれどうやったらそんなに上手いこといくの?
あとカラーライティング良〜〜!!笑笑 シェードランプに既にLED入ってんのかと思ったよ。後処理だとしても綺
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不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

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「天はすべて許し給う」と一緒に鑑賞

美術も衣装も完全に絵画意識した洋のものなのに、なんでこんなに日本の古い映画と似た感覚がするんだろうか。時代なのかな。社会的立ち位置ってコメントしてる人が居たけどど
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正欲(2023年製作の映画)

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あの鋭い内容を少しポップな印象ある稲垣吾郎と新垣結衣がやるのはめちゃくちゃ良いなと思って、商業の強み👏というかんじでしたが、作り手のほうで、そうじゃない気がする、と思うことが多くて。
監督にしても、繊
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