underfirejgさんの映画レビュー・感想・評価

underfirejg

underfirejg

映画(4631)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ドン・サバティーニ(1990年製作の映画)

3.2

M・ブランドがゴッドファーザーのセルフパロディを行うコメディドラマ。内容的にどうということはなく、かなり物足りないのだが、ブランドの存在感はやはり圧倒的。セリフを覚えない等のマイナス面は吹き飛ぶな。D>>続きを読む

ダリオ・アルジェント PANICO(2023年製作の映画)

3.4

アルジェントの功績を振り返りつつ、本質を探るドキュメンタリー。彼の作品は6本しか観ていないので、未見作品についての言及は理解及ばずのところあるが、まずまずの面白さ。初期作品のスコア手掛けたモリコーネに>>続きを読む

コート・スティーリング(2025年製作の映画)

3.3

巻き込まれ型サスペンスの破天荒版。D・アロノフスキー監督故癖はあり、多様な人種入り乱れのカオスの世界にノレたと言うほどのめり込めたわけではないが、飽きることなくは観れる。野球への思いは熱いな。A・バト>>続きを読む

マダムと泥棒 4Kレストア版(1955年製作の映画)

3.5

コーエン兄弟「レディ・キラーズ」のオリジナル。お婆ちゃんの誠実さが意外に素直で、オトボケぶりそんなに無茶でなくその点での面白さは薄い。がズレの面白さはさすがでホンの妙。A・ギネス始め役者を楽しむ作品。>>続きを読む

⼩さなロバ、ビム 4K(1951年製作の映画)

3.5

A・ラモリス監督初の劇場長編作品で、後の作品に見られる神話性の面白さを既に出している点が興味深い。セリフなくナレーションで綴る手法も内容に合って違和感なし。ビムの嫌々歩く姿は演技なのかと驚嘆。階級差を>>続きを読む

石炭の値打ち 第二部:現実との直面(1977年製作の映画)

3.7

第一部とは全く違うトーンで、炭鉱の過酷な現実映し出す。無理な経営故という流れながら、労使の協調と捉えてみた。願いは救われること。それにしても救助こ相当の重労働。スコアの全くない世界が、緊張感を高める。>>続きを読む

石炭の値打ち 第一部:炭鉱の人々(1977年製作の映画)

3.3

K・ローチ監督の炭鉱ドラマ。第一部はイギリス皇太子の視察対応が主軸で、ゆったりした流れで緊張感は薄いが、権威主義、経営・労働の格差はきっちり描く。偉い人が来るとなるとどこも同じだなと。第一部は救いの章>>続きを読む

ダーティハンター(1974年製作の映画)

4.0

噂に違わぬ世紀末フィルム。しかし演出は大自然活かしながらの着実なもので、しっかり魅せる作品に。狂気を産んだものは何かと問いかけたくもあるが、理屈通り越して面白いのが本作。ズレある牧歌的音楽使用も効果的>>続きを読む

ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅⾏(2025年製作の映画)

2.7

何とも冴えない時空旅行もの。C・ファレル&M・ロビーの2枚看板で何とか持たせるも、内容的になかなか入ってこない。結局は過去には戻れないという事を、改めて認識するには良いかも知れぬが。クレジット見て、久>>続きを読む

ワーキングマン(2025年製作の映画)

3.3

J・ステイサムで新年をと臨み、その全くブレなき展開に笑うのみ。"現場をナメるな"のキャッチコピーが本業の建設業の事になってないのも苦笑。いやいやそれにしても強いのなんの。どんな巨大な敵でもやっつけてし>>続きを読む

おーい、応為(2025年製作の映画)

2.5

まさみ様結婚記念というわけではないが、このタイミングで。薄暗い画のトーンが肌に合わないことに加え、北斎と応為の関係もよくわからず、ほぼノレない結果に。まさみ様と永瀬正敏の演技合戦は悪くないのだが。これ>>続きを読む

栄光のバックホーム(2025年製作の映画)

3.3

実話の映像化で、運命の厳しさ感じつつ、前向きに生きることの重要性は充分に伝わる。阪神ファンという事もあるし。ただ役者がかなりのメジャー連なので、どうもそこには違和感感じざるを得ず。この辺りは無名の役者>>続きを読む

ロードゲーム(1981年製作の映画)

3.5

R・フランクリン監督の初期サスペンス。「激突!」に猟奇殺人テイストを塗したような仕上りで、未熟な点は見られるも、十分に楽しめるレベル感。S・キーチがほぼドライブしながらの演技である意味独演会だが、そこ>>続きを読む

フィフィ⼤空をゆく 4K(1965年製作の映画)

3.3

A・ラモリス監督のファンタジー。私のお気に入りラモリス作品と比べると神話性の希薄さが気になり、両手を挙げての賞賛とはいかぬが、オリジナリティの点で優れているのは事実。正にラモリス版"スーパーマン"では>>続きを読む

国宝(2025年製作の映画)

4.0

評判通りの面白さ。歌舞伎の世界をじっくり腰据えて映像化した手腕は高く評価したい。血筋と才能のせめぎ合いがスリリングで、一般社会にも当てはまる面白さ。圧倒的なのは吉沢亮で、その表現力はお見事。その分横浜>>続きを読む

兄を持ち運べるサイズに(2025年製作の映画)

4.1

ご贔屓中野量太監督の新作。死と向き合いながらドラマを綴る秀作。伏線回収が絶妙なホンと、一見トリッキーだが効果的な演出、監督の才は大したもの。役者陣も見事だが、ダメ男演じたら他寄せ付けないオダギリジョー>>続きを読む

クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント(2024年製作の映画)

2.7

とにかく役者の顔に特徴なく、誰が誰だかわからないのは困った。それ故散文的な構成が見事に裏目に出て退屈な時間過ごす事に。選曲はいいが、感情排する切り方にはついていけず。面白いのは警官2人組。もっと出てほ>>続きを読む

ジャグラー/ニューヨーク25時 4K修復版(1980年製作の映画)

3.8

4K劇場で鑑賞。学生時代以来の鑑賞で、スクリーンで観れる事に感無量。荒削りでいて緻密な描写は、カオスの街N.Y.を見事に映しだす。一筋縄ではいかない人物ばかりで、危険度が一向に鎮まらない面白さ。これだ>>続きを読む

幸せのポートレート(2005年製作の映画)

3.4

スター競演のホーム&ラブコメディ。入り乱れた相関を、徐々に紐解き明解にしていく手際はなかなか。様々な愛のあり方示すホンも、詰め込みすぎの感与えずスマート。さすがに登場人物多過ぎて消化不良のキャラもある>>続きを読む

エディ・マーフィ(2025年製作の映画)

3.3

文字通りエディ・マーフィの人生描くドキュメンタリー。エディの人間味はわかった一方、もう少し作品毎に掘下げてくれると良かったかなと。同じ作品でいくつものキャラを演じ分ける術は凄いなと。まだまだ現役で頑張>>続きを読む

ダンブレーンからの手紙(2018年製作の映画)

4.0

スコットランドと米国で起きた銃乱射事件を巡る短編ドキュメンタリー。16年の時の隔たりと場所の違いあるにも拘らず結びつく2つの事件、そして2人の神父。時では解決できない哀しみ伝わり、心が苦しくなる。事件>>続きを読む

スキン・ゲーム(1931年製作の映画)

3.3

ヒッチコックの初期作品だが、想像以上に面白く観れた。展開整えられているのは恐らく元が戯曲というのが大きいか。映像的魅力皆無ではないが、ほぼ動きなくの点は寂しい。名家と成金の対立はヒッチらしいと言えばら>>続きを読む

バルカン超特急(2013年製作の映画)

2.7

ヒッチコック作品のリメイクをBBCが。仕上りはオリジナルには及ばず。想定内ではあるが。TV放映時の関係か、あまりにも解決編が性急過ぎるのだよな。役者陣も魅力感じず。ただプロットだけである程度引っ張れた>>続きを読む

17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.7

C・マリガン主演の思春期ドラマ。勉学か恋愛かのありがちな少女成長モノと思いきや、スムーズな展開で面白く観れた。何と言っても若きマリガンの魅力爆発で、お気に入りがさらに加速。脇の役者も揃って画は賑やか。>>続きを読む

未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.6

イギリスの婦人参政権描くドラマ。これらのムーブメントあっての今で、大変意義ある運動だったと認識。C・マリガンの心の動きに無理がなく、その点見事。B・グリーソン演じる警部がやや甘過ぎるが世間の流れの象徴>>続きを読む

第10客室の女(2025年製作の映画)

3.5

K・ナイトレイ主演のミステリーフィルム。海洋版「バルカン超特急」と言いたくなる展開。尺短く膨らみには欠けるが、焦点絞ってストレートに描いてる点は好感持てる。出ずっぱりのナイトレイの熱演もよろし。船のシ>>続きを読む

内海の輪(1971年製作の映画)

3.2

松本清張原作の愛憎もの。ズブズブと戻れない沼にハマっていく清張十八番の展開で、その点驚きは全くないのだが、岩下志麻主演ということで格は上がる。各地旅しての流れも正に清張なのだが、演出的に面白みないのは>>続きを読む

あなたが帰ってこない部屋(2025年製作の映画)

3.7

米国学校銃乱射事件の被害者の部屋をカメラに収めつつ、それを発信していくジャーナリストと写真家描くドキュメンタリー。どの家も被害者の部屋は基本そのまま。悲しみが消える事はない現実。この悲劇を繰り返さない>>続きを読む

ウィンナー・ワルツ/ウィーンからのワルツ(1934年製作の映画)

3.3

ヒッチコックの初期作品で、「美しく青きドナウ」誕生もの。シュトラウス親子の対立軸に描くき、らしい題材ではないのだが、ドラマとしてきっちりした作りで、それはそれで感心。"ドナウ"演奏シーンは曲の良さもあ>>続きを読む

燃えつきるまで(1984年製作の映画)

2.8

実話がベースの囚人と刑務所長の妻の愛の逃避行描くドラマ。D・キートン、M・ギブソン、M・モディーンと役者揃えた割には、平凡な演出で盛り上がりはほぼなし。サスペンスフルなシーンもほとんどないしな。雪背景>>続きを読む

クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

3.6

オールスターキャストによるクリスマス背景にしたファミリードラマ。基本定番の流れながら、役者の面白みもあり飽きない。前半から後半への集約、流れも自然。まさかのナレーター。A・アーキンが本作でもいい味を。>>続きを読む

その女を殺せ(1952年製作の映画)

3.6

R・フライシャー監督のサスペンスフィルムで、始まってから原題見て「カナディアン・エクスプレス」のオリジナルと知る。尺短いながら、ポイント押さえた展開でストレスなく進む。細やかな演出も効いて嬉しくなるね>>続きを読む

TOKYOタクシー(2025年製作の映画)

3.6

「パリタクシー」を元に製作された山田洋次監督作品。オリジナル観ているのでで大きな驚きはないが、倍賞千恵子&木村拓哉の役者の良さと、手堅い演出で素直に感動。街並みの挿入も良く、ロードムービーとして及第点>>続きを読む

シルヴァー・シティー・リヴィジテッド(1968年製作の映画)

2.2

W・ヴェンダース監督の初期中編。カメラ据置きで映された画像をいくつか見せるわけだが、特に大きな工夫があるでもなく、習作の域は越えず。楽しくもなく、ワクワク感もなく。30分はこんなに長いのだという事を認>>続きを読む

グレイフォックス(1982年製作の映画)

3.7

ようやくの初鑑賞。時代遅れの列車強盗を"レジェンド"として、しかし神格化することはなく淡々と描く姿勢に好感。大自然を背景とした撮影素晴らしく、カメラ女子とのダンスシーン等印象的な箇所多し。もう少し脇役>>続きを読む

白い馬 4K(1953年製作の映画)

4.0

A・ラモリス監督の素晴らしき中編。モノクロでありながら、馬の白さを際立たせる映像美と、躍動感ある移動撮影は驚異のレベル。「赤い風船」同様に少年が主軸で、正に共生を正面から描く。やはりいいのはファンタジ>>続きを読む