このレビューはネタバレを含みます
他者を思いやること、知ろうとすることについて過不足なく描くことにはかなりのバランス感覚が必要なことと思うけど、押し付けがましくもなく、独りよがりでもなく、その丁寧な仕事に感動しきり。
現実にはもっと>>続きを読む
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原作大好きなのでちょっとドキドキしてた。
結果、漫画のあのなんとも表現し難い飄々とした空気感を壊さず、拾ってほしいシーンたちを綺麗に拾ってくれていて大変愛を感じた。
原作にないシーンや設定も違和感な>>続きを読む
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衣装や美術、カメラワークが相まって興味深い映像体験が多々あった。
エログロサイコ苦手なのもありストーリーはそんなにハマらず。
女性のエンパワーメント映画、という評を見たけどそういう方向ではあまり刺さ>>続きを読む
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Modern loveのシーンのためにもう一回観たい、これまでみた中でもトップクラスに好きで、美しいと感じる演出だった。
自由に駆け回っていたかと思いきや現実では動けていない、という見せ方がなんとも切>>続きを読む
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カセットを守るシーンや影踏み、銭湯の常連さんとの距離感とか、ちょっとしたお気に入りのシーンがたくさんあった。
生活に起こるひとつひとつの出来事を丁寧に大切にしている主人公は魅力的だなあと思いつつ…>>続きを読む
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少女の中で「ママ」が「マリオン」に、記号としての母を超えて1人の人間として解像度が上がるまで…が主題のひとつなのかなと…
前情報あまり入れておらず探りながら観ていて、最後の台詞でそういう話か、とハッ>>続きを読む
親子の関係について。
フィリップとブッチ、それぞれを通じて子供の傷つき方と大人の傷の残り方、一生消えない傷について考えさせられた。
警察のおっちゃん、テルマ&ルイーズのおっちゃんにも重なって切ないで>>続きを読む
大切な人に心を込めて丁寧に接したくなる映画だった。
“口先の綺麗事”でなあなあに…じゃなくね。
名言が多すぎて一度で拾いきれなかった気がする、もう一回観たい。
大好きな友と観られて幸運だった!
風刺のこと書きたかったんだけどやんちゃシャラメの良さに気を取られすぎて忘れた
Motコレクション展の終盤で展示されていた映像作品。
画面では、無人のホテルの中を舞う無数の白い羽のような何かがひたすらに映され続ける。幻想的な映像を眺めていると、過ぎ去った日々の中で人々が交わした>>続きを読む