undoさんの映画レビュー・感想・評価

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劇場鑑賞がメイン。過去の名作もチャレンジ。
とりあえずベストムービーは2016年の劇場鑑賞作品の上位10本にしています。
#名作巡りの旅邦画 観ようと決めた邦画128本
#名作巡りの旅洋画 観ようと決めた洋画642本
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映画(710)
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海辺のリア(2017年製作の映画)

3.9

海辺のコーディリア。

小林政広監督。
重度の認知症を患う、かつての大俳優とその家族を巡る、老いと裏切りと悲哀と救いの物語。

タイトルのリアとはシェイクスピアの『リア王』のこと。
娘に追い出される王
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(2017年製作の映画)

4.4

穏やかな喪失とその先。

河瀬直美監督。
視力を失いつつある天才カメラマンと、父親の思い出を失いつつある女性。
互いに惹かれていく2人の姿を通して描かれる、喪失と再生の物語。

リバイバル上映の『牯嶺
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LOFT ロフト(2005年製作の映画)

3.3

解放と呪縛。

黒沢清のホラー。
1000年前にミイラになった女性を巡り、現実と妄想と記憶を入り混じらせながら、恐怖を描く。

かなり前にフォロワーさんにお勧めいただいた映画。やっと観れました。

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PARKS パークス(2016年製作の映画)

3.6

1日1年10年100年。

忙しくなる前に、最後に観た映画。
開園100周年を迎える井の頭公園を舞台とした、世代を超えた若者達の青春音楽映画。

あまり勉強に熱心ではない女子大生、純(橋本愛)。
ある
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.8

親しみを伝えること。

普段ディズニーはほとんど観ないんですが、どんなもんかなとIMAX3Dで鑑賞。
ちなみに、1991年版は未鑑賞。

良い意味でも悪い意味でも予想通り。ディズニーですなあ。
私の場
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

失われた時を求めて。

最初観に行った時は満員で入れなかったので、次の日にレイトショーで再挑戦して無事に鑑賞。
良かったです。

すでに多くのレビューが上がってますが、実話ベースの人間ドラマ。
インド
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

3.9

頼れるものは、信念のみ。

マカロニ・ウエスタンの名作。
2人の凄腕の賞金稼ぎが大悪党の首を狙う。

2人の賞金稼ぎには、クリント・イーストウッドとリー・ヴァン・クリーフ。2人ともエラくカッコいいです
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カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.8

また逢う日まで。

『LION/ライオン 〜25年目のただいま』を観に行ったら、まさかの満員で入れなくて、代わりに観た映画。レビュー書きをサボっていたので、思い出しながら。

黄金期のハリウッドや、(
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忠臣蔵外伝 四谷怪談(1994年製作の映画)

2.9

天ぷらとスイカ。

家にあるDVDを再鑑賞。

「忠臣蔵」と怪談の古典「四谷怪談」を合体させた意欲的なホラー映画?
そう書くとB級感漂うけれど、堂々の深作欣二作品で、豪華キャストな松竹誕生100周年記
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はなればなれに(1964年製作の映画)

4.2

出会って、踊って、去って。

久しぶりに足を運んだ映画館。
本当のお目当てはこちらでした。

ゴダール初期の人気作のリバイバル上映。
長年レンタルされていない(VHSはある)こともあって、幻想が高まっ
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光をくれた人(2016年製作の映画)

4.0

光のままに。

またしてもご無沙汰してしまいました。お久しぶりですm(_ _)m
私事で恐縮ですが、足かけ3年にも及ぶ仕事上のプロジェクトがようやく最終局面を迎え、担当者として多忙を極めておりました。
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.3

変われない、世界の中で。

噂にたがわぬ傑作でした。
236分とかなりの長尺ですが、昨年、263分の後に175分をハシゴした時に比べればなんてことはないッス。

何よりも、無駄に長いわけではない。感性
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おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)

3.8

恋どろぼうの作法。

お久しぶりの名作巡りの旅です。
1966年日本公開作はこちらで最後。

ウイリアム・ワイラー&オードリー・ヘップバーンの『ローマの休日』コンビによるラブコメ。

凄腕の贋作作家で
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ブルーハーツが聴こえる(2016年製作の映画)

3.6

僕や君や彼らのために。

ブルーハーツの楽曲をテーマに作られた6つのオムニバス。かなりの豪華キャスト。

最近は深夜まで脳がビジネスモードになっていることが多いので、レビューは少しサボってますが、ちょ
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百日告別(2015年製作の映画)

4.0

泣くのを、やめる日。

極めて繊細な台湾映画。
娯楽性は皆無と言っても良いので、スコアはあまり参考にならないかもしれないけど、私は好きな映画でした。

外国映画の中では、登場人物の外見だけではなく、テ
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彷徨える河(2015年製作の映画)

4.0

ジャングルの忘れ物。

コロンビアの若手監督、シーロ・ゲーラの作品。
アカデミー賞の外国映画部門の最終ノミネートまでいった作品だそうな。

アマゾンの奥地に住む、先住民族の孤独な生き残り、カラマカテ(
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ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

4.0

達人の庭に、静かに静かに花が咲く。

アメリカの絵本作家、ターシャ・テューダーの歩みと、スローライフを貫いた彼女の人生を振り返るドキュメンタリー。

主役のターシャをはじめ、登場人物は彼女の家族や友人
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チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

4.0

挑むこととは、積み重ねること。

気分転換にスカッとできるようなのを観たくて鑑賞。結果、期待通りの作品で大満足でした。
この爽快感は『ピッチ・パーフェクト』なんかと同種のものだろう。余計なことを考えず
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モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由(2015年製作の映画)

3.8

衝突、妥協。
私は、そこにいる。

今週のレイトショー鑑賞作品。
たまには、おフランスのロマンス映画を観るザマス。
監督は、リュック・ベッソンの元奥さん、マイウェン。
主演のエマニュエル・ベルコは本作
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ラビング 愛という名前のふたり(2016年製作の映画)

3.7

ブレない2人と未成熟の世界。

邦題が昼メロっぽいですが、実話ベースの作品。
人種を越えた、揺るがぬ愛の物語。

地味だけど力強い良作。
1950年代のアメリカ、人種間結婚が違法だった時代(州によって
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.7

悪魔が来たりて、雨が降る。

話題の韓国映画。
日常に紛れた異物への嫌悪と伝播する恐怖。
そして、悪魔の思惑。

サスペンス、ミステリー、ホラーを合わせたような感じ。略してスリラー(←違

一回観ただ
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kapiwとapappo アイヌの姉妹の物語(2016年製作の映画)

3.7

ここから始まる、物語。

アイヌ伝統歌の姉妹ユニット「カピウ&アパッポ」結成にまつわるドキュメンタリー。

3日だけの上映の初日に鑑賞。失礼ながらあんまりお客さん入らなさそうと思っていたら、まさかの超
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

いつでも言う。何度でも言う。

言わずと知れたパルム・ドール受賞作。
期待通りの名作でした。

老兵が時代から取り残されていく様を通して、人間の尊厳のあり方を描く。

作品の雰囲気は、『幸せなひとりぼ
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.9

そうとしか、生きられないなら。

言わずと知れたアカデミー作品賞受賞作。
ヘイトな日常と、あまりに詩的なラブストーリー。

テーマはシンプル。
自分とは何者か。
どこから来て、どこへ行くのか。
何がし
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ヨーヨー・マと旅するシルクロード(2015年製作の映画)

3.8

境を超えて、鳴り響く。

世界的チェリスト、ヨーヨー・マが主宰するシルクロード・アンサンブルのドキュメンタリー。

各国を代表するクラシックミュージシャンが集うシルクロード・アンサンブルのパフォーマン
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マン・ダウン 戦士の約束(2015年製作の映画)

3.8

崩れた、世界。

レイトショーで鑑賞。
過去に何度か書いていますが、私はレイトショーのだらだらした雰囲気が好きで、特に休日前に観る時の至福感は最高。
映画館側もレイトに合う作品をチョイスしてくれている
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クワイ河に虹をかけた男(2016年製作の映画)

3.9

心に虹を。

みなさま、お久しぶりです。
近々、仕事環境が大きく変わることになり、その準備に日々追われておりますが、徐々に映画館に行ける時間もとれるようになってきたのでレビュー活動を再開致します。
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ペルシャ猫を誰も知らない(2009年製作の映画)

3.8

誰も知らない地面の下で。

生存報告。
ここ数週間、特殊な事情により、尋常じゃないくらい忙しく、休日返上で仕事に集中しなければいけなくなくなってしまい、映画どころではありませんでした。4月上旬までこん
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灼熱/灼熱の太陽(2015年製作の映画)

3.9

愛憎の果てに。

映画館の企画、金曜夜の特別上映第6弾。
ここまで皆勤です。良作多し。
ものすごく仕事が忙しくなってきていて、深夜まで働いて、帰って、すぐ寝ての生活が続いており、皆さんのレビューもほと
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島々清しゃ(2016年製作の映画)

3.8

海が、聴こえた。

新藤風(新藤兼人のお孫さん)監督作品。
沖縄県慶良間諸島を舞台に、音感が発達し過ぎているがゆえに周囲から孤立する子供、うみを中心に人と人との絆を描いたハートフルな物語。

『湯を沸
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.2

選びとったことも、諦めたことも、すべてが私の人生。

IMAX鑑賞。
ミュージカル映画を嗜む程度に観る者としては、数少ない劇場で観るチャンス。楽しみにしてました。良かったです。気前よくポスターも配って
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男と女(1966年製作の映画)

4.1

出会って、別れて。

初鑑賞。
クロード・ルルーシュ監督の代表作。
パリを舞台に、悲しい過去を持つ男と女が紡ぐ、大人のラブストーリー。

昨年、デジタルリマスター版が上映されていたけど、スクリーンで観
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

試練の果てに。

スコセッシ監督の約3時間に及ぶ大作。
原作未読。

江戸時代の日本では、宗教弾圧の対象であったキリスト教徒達の物語。問われるのはその信仰。

余裕こいてたら24日に終わることが判明し
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.7

生と死と美と。

オーストリアの画家、エゴン・シーレの短い生涯を綴った作品。

絵画に疎い私は、この人のことをよく知らなかったんですが、絵は凄いですね。本当の才能を感じます。美術館なんかで本物の「死と
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.2

風が吹けば、枯葉が落ちる。

愛知県は春日井市、高蔵寺ニュータウンにお住まいの老夫婦、津畑修一さんとその妻、英子さんが送るスローライフを記録したドキュメンタリー。

もともとは東海テレビのドキュメンタ
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母の残像(2015年製作の映画)

4.0

離れて、寄り添い、また離れて。

北欧の新鋭監督、ヨアヒム・トリアーの作品。
戦争写真家であった、とある女性の死を巡り、彼女の家族が抱える喪失感と、その折り合いの付け方を描いたホームドラマ。静かに、優
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