前作のインパクトから引き継ぐような印象でありながら、真ん中の位置にある作品のため見やすさ・面白さがあった。主人公が守るべきものは、一つなのか?それとも、両方なのか?アニメーションの複雑さなど目で見る面>>続きを読む
直達の父親と榊の父親の知り合いである教授が、あらゆる引き金を引いてしまっていた。物語を動かすためには、何かしら波風を起こす必要があるけれど、心情ではなく映画の進行を良くするためだけで起きているシーンが>>続きを読む
映画館で観た方が良い。そうはいっても事情で観に行けない人が居る。家で観るにしても出来るだけ大きい画面の方が良い。画面の中で起きる不穏な前触れと予感が長続きしている。そして、実際にまがまがしい出来事が起>>続きを読む
主人公のサンドラに寄り添う内容で、自然あふれるカメラに映るもの。この映画の感想は難しいけれど、サンドラどうなっていくんだろう?と終始思いながら観ていたから良い映画だったかもしれない。でも、旧友の付いた>>続きを読む
何のために戦うのか?ボクシング映画は、そこを問われる。過去二作品は、大きくアポロが関わっていた。本作は、アドニスの過去がキーになっていく。彼の決断と優しさが、良からぬ方向に進んでいき、ダウナーになって>>続きを読む
超絶アクションを観ようと思っているから、これでもか!と繰り出してくるから満足度は高い。でも、全体を通してみてバランスの悪い映画だなぁと正直思ってしまった。何がどうなってこうなったのか分かりにくい。うー>>続きを読む
映画を一人で受け入れるには、あまりにも飲み込めない位大きくかつ深い闇が襲い掛かってきた。音楽を仕事にしていてプロとして完璧でなければならない重圧と他者からの嫉妬が、主人公を追い詰めていく。音が、主人公>>続きを読む
おうちに帰る。ガーディアンズの最終章と言われているからそれぞれが向き合っている。それは、しんみりしたり悲しいこともある。この映画は、キープオンバカやってらぁな所は、安心しながらグッと来てしまう。みんな>>続きを読む
USJ行ったら楽しめますよ。そう思ったのは、観終わっても変わらない。それでも、映画を観ている中では、ワクワクしながら観ていたのは間違いない。日本語吹き替え版で気合入り過ぎて、スベってしまう不安があった>>続きを読む
遊んでいるようで遊んでいてしっかり曲を作っていることが分かる映画。予想していたより面白いからカメラを回すんだろうなぁと思った。素人目に見ても凄いなぁと思える技術がにじみ出ていて映画館で観ていてワクワク>>続きを読む
真ん中より少しだけ上かなという印象。地下格闘場が出てきて、なんだかなぁ?と思っていたら事がパンパン進んでいって、あっという間に終わってしまったのは、好感が持てた。アクションもカメラが必死に追っていて、>>続きを読む
七森が遭遇する出来事は、自分にも受けたことあるから少し「うぅ」と刺さる所があった。つらいを受け入れて対話することで癒されていく。もちろん、優しいだけでは現実生きられない。この難しい塩梅を原作でも良い味>>続きを読む
ウォン・カーウァイの作品だから少し気になって観に行った。セリフも少なくて情報量も少ない。それでも、二人から漂う空気感と大人っぽさそして切なさを感じる展開などわずかながらのきらめきを逃さず描こうとしてい>>続きを読む
BGMの多様・ダサい演出に、落合モトキ問題など、うーんと思える要素が多い。でも、平良と清居の関係性や被写体として美しく撮るという姿勢が貫かれている所が大いに好感が持てた。ドラマの劇場版問題、良くも悪く>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ポスターの四人がメインでは無くて、三人の決断が四人を左右する話だった。シャマランルールと起こる天変地異が、インパクトのある画でかつありえなさが充満していて、おぉシャマランとなった。今年ベスト級と言われ>>続きを読む
これは、好みが分かれるかもしれない。個人的には、少しマイってしまった。感情的に喚き散らすような演技に見えてしまって少しゲンナリした。そういう見方は間違っていることは分かっているにしても、ある登場人物に>>続きを読む
レビューが辛い。いや、ドラマ劇場版を色々見てきた中で、本作は、しっかり映画として分別出来ていたよ。つまり、ドラマに引っ張られていない。ただ、仕掛けやシステムを沢山入れすぎたからなのか?少し胃もたれして>>続きを読む
映画館という空間で観られて良かったと思える音と光が研ぎ澄まされた作品だった。怖い・痛いという気持ちがありながら、ボクシングに打ち込んでいくケイコ。度重なることが、大きく悩ませるけれど、また走り出してい>>続きを読む
ネット文化にめっちゃ詳しいマヂラブ野田さんに、観てほしいなぁとシンプルに思った。金子勇という人間味に迫った描き方でありながら、事件のあらましにある不信感がにじみ出ていた。プログラミングに魅せられて開発>>続きを読む
高評価と低評価に分かれる理由は、映画館で観ていたらよーく分かった。「良いかも」と「悪いかも」の感想が繰り返し襲ってくるタイプだったから。観終わってからは、「面白かったし、良いかも」になっていた。
エ>>続きを読む
映画館でも観たかったけれど、地方なので上映予定なし。それでも、家で観られただけでも内容良かった。ちひろさんと周りの人々。少し暗くなったりする中で照らしていく人生。食事シーンが印象的だった。味のする食事>>続きを読む
アカデミー賞有力候補なので、まぁハードル上がりまくりだった。見終わって泣いてしまう位見入っていた。ヒラリーの統合失調症でパニックになっていく様子が辛くて他人事のように思えなくて胸を締め付けられる気分に>>続きを読む
インド映画のワクワクするシーンを体感したことから、色のない人生から色のある人生に変化していく。インドの貧困と夢のはざまで迷いながら進んでいく。映画の初期衝動は、他の映画で何度も描かれているけれど、やっ>>続きを読む
パク・チャヌクを映画館で観るのは、初めてだった。映像の深みがあって、カメラワークや物語も一筋縄ではいかない。真相がするりと落ちていくから長尺でも引き込まれてしまう。黒沢清映画に出てくる、普通に見えて欠>>続きを読む
時間の穴埋めで観るという軽い理由だったけれど、今年ベスト級に好きな映画になった。豊川さんがトヨエツと呼ばれる所以が分かる、アララララなシーンもありながらも進んでいく。仕掛人としての裏稼業について、分か>>続きを読む
様々な意見を言ってほしいとコメントしていた鈴木さんから分かるように、本作は、開かれた作品だと思った。閉鎖的に描かれがちなことに対して真摯にかつ繊細に描くことが出来ていたから良かった。浩輔の出会いによっ>>続きを読む
映画館でやっていたので、あまり見慣れていない時代劇をとっさに観に行った。激しいチャンバラではなく、人情とユーモアがにじみ出た物語で面白い内容で引き込まれていった。小沢昭一さんみたいな悪役がいたり、欲し>>続きを読む
ミニマムでかつシンプルなあらすじでありながら、滋味深い内容で、コルムが絶縁宣言してから起こることが、不安定でサスペンスな要素がある。見飽きない展開と太い眉毛とへの字が、際立つコリン・ファレルが気になる>>続きを読む
噂は聞いていて、ブルーレイ化されてようやく観ることが出来た。ドラッキーなアニメーションと音楽が融合されていて最高な一本だった。お姉さんとまるこの出会いと別れ。大滝さんやたま、細野さんに、買い物ブギには>>続きを読む
「女性だから将来より家庭の方へ」そんな雰囲気が滲んでいて環境に苦しむ主人公と親の愛を断たれてしまって拠り所が無い弟。二人が暮らす四苦八苦。セリフも大事だけど、やっぱり表情にフォーカスを当てているなぁと>>続きを読む
甲乙つけがたいこちらは、暗い映画。ロマンポルノとして見せ場はありながらも、変に扱われていないし、ラストは少し切ない気持ちになる。森田芳光らしい遊び心もありながらも、思ったより良かったなぁ
前のロマンポルノ作品と比べて明るいタイプ。そして大胆。あと、とにかくなまっている伊藤克信さんが、夜の公園で奇声を上げながら走るシーンがあるのですが、まぁ変。だって、建物パッと光ってから別のシーンに映る>>続きを読む
オンライン試写にて鑑賞
タイトルにもあるカーアクションも激しいけれど、室内でのアクションも凄い。やりすぎな辺りやしっかり動けているキレもあってよかった。主人公と少年とのロードムービーでもある。血にま>>続きを読む
良くも悪くも見たことあるような復讐劇なのかな?と思いながら観ていたら、まんまとビックリした。それを種明かしする映画ではなく、松本さんと玉城さんの芝居を見るための映画だったのかなぁと思った。ドタバタでも>>続きを読む
全体的に駆け足気味でかつ中身がふくよかで少し思いが曖昧になっていた。それでも、香港アクションの黎明期からブルースリーの発明・大ヒット。そこから突然の死によって不調になるけれど、新たなスタージャッキー・>>続きを読む
恋とは何なのか分からない主人公が、恋する人が光る理由を知ろうとする。文学的に考えていてどことなく抜けている主人公といつも付け回す北代さんと偶然出会う東雲さんと遠い目で見ていながら少しずつ興味を持ち始め>>続きを読む