Shinyaさんの映画レビュー・感想・評価

Shinya

Shinya

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

丸の内ピカデリーにてDolbyで鑑賞。

メインキャストはCillian Murphy, サブキャストはRDJ, Matt Damon, Christian Bale(全く気づかなかった)など錚々たる
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

村上春樹作品を読んだことは一切ないけれど、たぶん彼の作品は得意ではないんだと気付かされた。特に女性に関する表現が生理的に受け付けない。

あと喫煙するならせめて旨そうに吸ってくれ。なんでみんなぶっきら
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.6

『全裸監督』を視聴した時にも感じたけど、つくづくリリー・フランキーってすごい役者だなあと。

過去に妻と共謀して男を殺害、遺棄した挙句、血の繋がりのない老婆に寄生する真正のクズでありながら、ネグレクト
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メトロポリス(2001年製作の映画)

4.6

ロボット✖️ジャズ

友達の家で鑑賞。
ラストシーンで泣いちゃった🥲

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(1995年製作の映画)

4.5

YouTubeで4Kリマスター ver.が公開されるとの特報を見てから約1ヶ月後,遂に視聴して参りました!!!

冒頭の光学迷彩,素子が製造されるシーン,装甲車との対峙場面 etc.
正直どこのシーン
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

1.0

Netflixでディレクターズカット版が遂に解禁されたとのことで鑑賞。

感想としては、

・一体俺は何を見せられているのか…?
・製作者側は確実にLSDとかキノコ喰ってから  
作ってる
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0

2回目の鑑賞。

盲目が遺伝すると分かっているにもかかわらず、「赤ちゃんをこの手で抱きたかったから」という自分勝手な理由でジーンを産んだセルマ。
「母親になることへの憧憬」は確かに理解できるが、それで
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トップをねらえ!(1989年製作の映画)

3.8

ウラシマ効果とか急激な展開とかお色気要素の多さとかツッコミどころは多かったけど,
第4&5話のガンバスターのカッコ良さで全てどうでも良くなった笑

久しぶりにグレンラガンでも見直そうかな。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

学園コメディものでめっちゃ笑っちゃった
多様性を尊重する昨今の世の中に合わせた作りなのも良かったし,
その点セックス・エデュケーションみを感じた

ただ,主役の人がジョナ・ヒルの妹らしくめっちゃそっく
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.5

松田優作が凄すぎる、この一言に尽きます。
小指を落とすシーンだったり、目をこれでもかとひん剥くシーンはまさに狂気としか形容できません。しかも癌と闘病しながらの撮影だったとか。凄すぎやしませんかね。
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

アスカを露わにさせて自慰に走るとはー。
最低だよ、シンジ君、、、。
でもカヲル君シんだあとだからああいう精神性に陥ってもしょうがないよね。

個人的には、人類補完計画発動時のBGMにKomm, süs
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

テレビ版、旧劇(Air/まごころ)、漫画版、新劇3作観賞後に視聴。

やはりエヴァ最終作ということもあり、
:Qまでで明らかにされてこなかった概念やワード等がゲンドウらよって丁寧に解説され、
広げに広
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

5.0

全盲の退役軍人を演じ切ったアルパチーノに脱帽。ゴッドファーザーのマイケルの次に好きだなあ。

最後の演説のシーンは特に素晴らしかった!アカデミー主演男優賞も頷ける。

あと、ちょっとだけ出たガブリエル
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.2

個人的に好きなのは、パリの話。

盲目の女性が「肌の色なんてどうでもいい」と人種差別を一蹴するシーンが良かった。

オムニバス形式なので、それぞれの話の時間が短く、それ故に登場人物のその後が気になった
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.3

最初はウォルシュはただの賞金稼ぎに思えたが、物語が進行していくにつれて、マフィアからの賄賂によって腐敗したシカゴ市警を嫌い、その原因であるコカイン王・セラノを逮捕しようとしていた正義感溢れる男だという>>続きを読む

スリーパーズ(1996年製作の映画)

4.3

神の名の下に偽証は絶対に許されない神父という立場をとるのか、それともかつて我が子同然に可愛がったものを救うのか、その葛藤を見事に描いている(結果的には4人の少年たちを辱めた看守たちを裁いたことになるた>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.5

ブライアン・デ・パルマ監督作品の中では『スカーフェイス』よりも好きかもしれない。

特に、アルカポネ(ロバート・デニーロ)の部下のフランク(ビリー・ドラゴ)の衣装設定が秀逸。組織に反する者は容赦なく血
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フェイク(1997年製作の映画)

4.5

潜入捜査官としてマフィアの一員になりすますも、三十年間もの間不遇の扱いを受ける舎兄・レフティに親しみを持つようになり、FBIという真の姿とワイズガイという偽りの姿との間で葛藤するジョー・ピストーネを演>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.8

タランティーノの三作目。老年男女のロマンスが描かれている。

レザボアドッグスやパルプフィクションのように派手な銃撃シーンなどはなく、特に盛り上がるところはないのだが、それが返ってジャッキーという人間
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.8

本作の三代主人公(?)のうちのトミーがサイコすぎる。

組織に逆らう者は当然、更には自分をほんの少しからかった青年も怒りに任せて銃殺するというイカれ具合。

有名な話だが、トミーの”funny how
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

『攻殻機動隊』や『AKIRA』、『ブラックレイン』と似たような世界観。

終盤、ハリソンフォード演じる主人公・デッカードを前にして、レプリカントの首領であるバッティが、自らの儚い一生を雨の中の涙に例え
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

3.6

鬼才スタンリー=キューブリックのイズムが存分に発揮された作品。作品中の殆どと言って良いほどのシーンが線対象になっている。

また、人類がまだ月面に到達していなかった1968年に、これほどまでにリアリテ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

ゆるふわギャングの”escape to the paradise”のMVを観てから観賞した。

タランティーノ監督お得意の、時系列を組み替える手法が存分に活かされ、唐突に出現した違和感が段々と解決され
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

5.0

オープニングで”Still D.R.E”のイントロが流れてテンションブチ上がり。しかもその後にsnoopdoggとdreが出て来て笑った。

汚職警官と正義を尽す警官の世界で一番長い”Training
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.4

アダム=ドライバーの演技が圧巻。彼は絶対にこのような作品に向いている。スターウォーズ新3部作が黒歴史に感じられた。

また、冒頭のメモ書きがクライマックスで再度登場するのが良かった。違う受け取り方がで
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

本作は3章仕立ての構成であるが、各章の間の出来事が劇中では明確に描写されることがないため、視聴し終わった後に色々と疑問点が残る(フアンの死やプッシャーという生き方を選んだ理由など)。

ただし、原案(
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.5

「義体」や「ゴースト」と言った用語が何の説明も無しに登場するため、原作コミックを読んでいない自分では話が難解に感じられた。

しかしながら、脳核の一部を除いて自身をサイボーグ化した主人公・草薙が抱く、
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.5

時間軸が緻密な計算の上に組み替えられているため、「裏切り者はお前だったのか!」、となる。

黒スーツに細ネクタイ、黒サングラスが何にせよかっこいいし、サントラもイケてる。

差別的な表現も頻出するが、
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