ルーさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ルー

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パリ13区(2021年製作の映画)

3.3

この映画はモノクロが美しかったな。音楽も良かったし。

登場人物が繰り広げる群像劇を、少し遠くから観ていられる作品だった。そしてどこまでいっても満たされないような、少し淋しい感覚になった。

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

3.7

クリムトの代表作の1つに、こんな物語があったことを知らなかった。

回想シーンが美しすぎる。

マリアもランディも利己的な人間というか、(人はみな利己的なのかもしれないけれど、)もう少し上手く振る舞え
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合唱(2015年製作の映画)

3.6

先生にとって大切なことと、子ども達にとって大切なことは違うからね。
子ども達の輝く笑顔が素晴らしかった。

ロボットの恋物語(2016年製作の映画)

3.1

あの一瞬でバッドエンドをハッピーエンドにしてしまうとは。

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.3

まずシンプルに料理が美味しそう。全部食べたい。というかこれ観た後実際にパスタ食べに行った。

仕事も、家族も、恋愛も一度の食事で味わえるのがよい。

ドラえもん のび太と竜の騎士(1987年製作の映画)

3.3

この作品はたぶん子どもの頃に1回しか観たことなくて、あまり覚えていなかったので観直してみた。とてもシンプル。今作ったら色々とアップデートされるだろうから、割とリメイクしてみたら面白いかもしれない。また>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

2.5

何も成し遂げていないことに対する焦りがすごく伝わってきた。それは、自分も既にその焦りから自由ではいられないからだろう。今この瞬間も、時計の針は進んでいる。

Yes-People(2020年製作の映画)

2.7

''Yes''ひとつで色々な表現ができるの面白いなぁ。

映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021(2021年製作の映画)

4.7

個人的に当たり年だった。
何度も涙を拭わなければいけなかった。

誰も彼も、どうしてそんなに利他的であれるのか。仲間と共に苦しみ、傷つき、自分を犠牲にしてまで人を思いやることができるのか。彼らも、決し
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カマリ(2019年製作の映画)

3.2

カマリにはあのまま自由に育ってほしいし、彼女が大人になる頃は、今よりもっと、性別によって自由が抑圧されることがない社会になっていることを願う。

母についても、夢があるなら、それを叶えることを諦めない
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.3

監督の、故郷や故郷の人々への愛が強烈に感じられる作品だった。それが映像から伝わってくるのがよかった。

バディや母にとってはベルファストが世界の全てであり、ベルファストの外で生きていくなんてことは想像
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.4

Beatlesの音楽が映画の中で聴けるというだけで、観る価値がある。そういう意味では満足!一方で、それ以外に特に惹かれる要素があったかというと、私はあまり惹かれなかったな〜。まぁ観てよかった!最近Be>>続きを読む

少林サッカー(2001年製作の映画)

4.0

子どもの頃に4~5回くらい観たこの作品を、大人になって久し振りに観てみた。
主演の人が監督もやってたとは知らなかった。すごい。

子どもの頃は、サッカーの場面ばかりが印象に残っていたけど、思ったよりサ
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

3.4

モノクロ映像と音楽の美しさに魅せられる。音楽はただ美しいだけでなく、多くを語る。ズーラとヴィクトル、2つの心の移ろいを、会話だけでなく、音楽で伝えてくれる。この愛の行方は最後まで分からなかったけど、冷>>続きを読む

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

3.3

話としてはよくできてると思うけど、思っていた通りの展開そのままに終わったな〜。

アデラインは彼女に特別の事情を克服してエリスと共に生きる道を選んだ、即ち肉体的変化を知覚することに先行して精神的変化を
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

こういう''その時話題になっている恋愛邦画''は観ないことが多いのだけれど、これは何故か強く惹かれたので映画館へ。遡り形式の構成も面白かったし、マスクが表現の道具になっているのが面白かった。これは今の>>続きを読む

裏路地の自由区(2016年製作の映画)

2.6

16分の作品だから展開がそんなにあるわけではないけど、綺麗にまとまっていると感じた。

遅い旅立ち(2017年製作の映画)

2.4

なかなかの内容だけど、風景の美しさに見とれてしまった。

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.4

初対面がオシャレすぎてやられた〜と思っていたら、段々雲行きが怪しくなってきて、一回目の事件の調理シーンで、採取しておいた''やつ''を取り出した瞬間、そういう愛の話か…と思ってめちゃ怖かった。

アル
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.0

切ないなぁ。脱獄犯ブッチは、親の愛を知らずに幼少期を過ごした。そんな彼が人質にとった少年フィリップも、親から信仰を理由に、周囲の子達が経験するような楽しみを制限されていた。

そして2人は、父親がいな
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今求められるミニマリズム(2021年製作の映画)

3.0

知らずに済んでいた世界を、''知るだけ''はできるようになってしまったからね。

ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.5

正直、ここまでの満足度は想定していなかった。テニス観戦が好きだから観ようと思っただけなのに、何度も愛に泣いた。テニスのプレイシーンも多くて楽しかった。

父親は物事が自分のプラン通りに運ばないことを許
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

ずっと公開を楽しみにしていた作品。後半が少し駆け足でそこをもう少し観せてほしい!と思う場面もいくつかあったけど、良い作品だった。

序盤はルビーの目線で観ていて、母の自己中心さに辟易するし、観る側もネ
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シチリアを征服したクマ王国の物語(2019年製作の映画)

3.4

華やかな色彩に魅せられた。

字幕版を観ていたら、近くの席に小学校入ってるかどうかくらいの子連れさんがいたんだけど、そこは吹き替え観せてあげなよと思った(笑)優秀なお子さんなのかな?(笑)
大人でもし
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

2.9

ケン・ローチ作品はこれが初めて。

ラストシーン、綺麗にまとめてはいおしまいにしないところが、監督のこの問題・この作品に込める想いみたいなものを感じた。

家族を想う場面もたくさん描かれるし、その気持
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ゲットアップ・キンシャサ(2016年製作の映画)

3.3

健気な少年の姿に感じるものがある。
校門の先生だけは好かんなぁ。あなたは何をされてる人ですかって問いたくなってしまう()

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

3.1

ちょっと期待し過ぎて観ちゃったけど、ごく普通の家族のちょっとした旅路を白黒で観ていて、どこか懐かしい気持ちになった。決して、この家族に憧れはしないのに。

けっこう登場人物もいたけど、それぞれのキャラ
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メイ(2006年製作の映画)

3.2

海外旅行ができないこの時に、台北のこんなに素敵な映像を見せられたら、また行きたいが止まらなくなってしまう。

その選択、決断、かっこいいぞ青年。

私の中のあなた(2009年製作の映画)

3.6

ストーリーは、驚きや新鮮みはなく、飛躍的な展開と感じる箇所もあったけど、とにかく泣けた。これだけ泣ける映画というのは、それだけで私にとって一種の価値がある。

法廷で真実が明らかになって、また病院のシ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.5

2022年最初の映画館!
あけましておめでとうございます🎍
今年もよろしくお願いします🧎

随分待ったぞ…ようやく…
相変わらず面白いなぁ。音楽、ストーリー、アクション。特にラスプーチンとのバトルシー
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