うさんの映画レビュー・感想・評価

う

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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もっと史実を予習しておいたら良かったという後悔はあったものの、迫力と緊迫感のある音響・演出に知識の有無は関係なくただひたすら圧倒されてしまった。オッペンハイマーという人間の成功と苦難。天才、だけど孤独>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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何か一つのことに情熱と覚悟を持って取り組む姿って本当に美しい。月並みな言葉だけど音楽って本当に素敵だ、、、

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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本能に忠実に、世界への探究心を胸に、恐れも躊躇いもしがらみも無く突き進むベラの冒険譚。リスボンへの旅でベラの世界に色が溢れ、旅を通じて社会を知ることで色彩に変化が現れる。愛と知を武器に人生を謳歌するベ>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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原作何周も読み返すくらい大好きで正直観るの迷ってたけど、劇場で観て本当に良かった!めっちゃおもしろかった!実写化という形で杉本やアシリパさん達の物語をまた一から楽しめるのが本当に嬉しい!映像化する場面>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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ヤクザなのに素直でキュートで阿保な狂児が最高でした。どこか哀愁漂うあの表情、とても良い…。映画オリジナルがちょい微妙だったり漫画ならではの間や台詞が無くて物足りなさもあったけど、原作未読の人でも楽しめ>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

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社会で生きていくということは人と関わって生きていくということ。人の温かさに触れることもあればそうでないこともある中で、「普通でいる」というただそれだけのために目を背けないといけないことが世の中には多す>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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観終わった後、いつもより少しだけゆっくり歩いたり、お気に入りの曲を大事に聴いたりしたくなった。普段生活している場所なのに平山の生活を通して見ると全然違う場所のようにも見えて、平山の世界と私の世界、どこ>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

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複数の言語からなる台詞回しが独特で、どこか懐かしさ感じる映像とグリコの美しい歌声が相まって何だか不思議なものを見たような感覚。岩井俊二の映画を見た時に感じる、この懐かしさというか切なさに似たような気持>>続きを読む

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

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100分っていう短い枠にも関わらず、離別と再生の描き方がすごく丁寧。見終わった直後はどんより悲しい気持ちになってたけど、数日経ってようやく前向きな気持ちになれてきた。多くを語らない分、風景描写とか細か>>続きを読む

BE:the ONE(2023年製作の映画)

5.0

好きが更新されていく幸せをひしひしと感じながら今後も推し続けますありがとうございます

バービー(2023年製作の映画)

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日々自分らしく生きることをキュートでパワフルにエンパワメントしてくれる!辛口な風刺や攻めたメッセージ性がありながらもコミカルでエンタメ映画としてすごく面白かった。男性の描き方にクスッとしながらも心配に>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

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終わりから始まりまでを伏線回収的に見る構図がおもしろかった。劇的な何かが起こるわけではない、タイトル通り"ちょっと思い出しただけ"なんだけど、積み重ねてきた2人の時間が切なくて愛おしくてたまらなかった>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

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陰湿でドロドロした展開を期待しすぎたかも。「女には2種類ある、母と娘」っていう着地が納得いかなかったし、エンディングでしっとり良い雰囲気なバラード流すのもとても違和感。

怪物(2023年製作の映画)

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2人が草むらを駆け回るラストシーン、痛いほどに儚くて美しいと思ってしまった。どうすれば2人を救えたのかなと考えてしまった。でもそうやって第三者の立場から色々考えている自分も、傍観者という名の怪物なのか>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

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映像で多くを語らず先を想像させられる部分が多くて、観終わった後も何が正か真実か悶々と考えてしまった。栄光や権力を捨てざるを得ずどん底に陥ったようにも見えるけど、古いビデオ映像で語られていた音楽への希望>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前半と後半で全く雰囲気が変わる、ホラーと思いきや未知(UFO?UAP?)との対峙を描くSF作品って感じでめっちゃ面白かった!"見る/見られる"がキーとなる物語の展開が最後まで興味深かったし、エムのAK>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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酒にまつわる仮説検証。失敗も成功もあるけれど、少しの大胆さで人生は多かれ少なかれ変えることができる。明日への希望をもらえる人生讃歌。(でも酒はほどほどにしたいし、何事もバランスだなと痛感)酔いどれマッ>>続きを読む

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

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カラッと爽快で笑えるし悲壮感や押し付けがましさが全くなくていい〜

エレファント・ウィスパラー:聖なる象との絆(2022年製作の映画)

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柔らかい光溢れる映像が美しい。決して楽ではないだろうけど、土地に根ざした動物達との暮らしって興味深いし尊いなあ。

ちひろさん(2023年製作の映画)

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可愛くてカラッとしててでも儚さや寂しさの残る人間らしいちひろさんがとても好きです。有村架純はじめキャスト陣が、原作の良さを残しつつ映画の役にしっかりハマっていてすごく良かった。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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間違いなく今まで見た中で一番カオスで奇天烈な場面のオンパレードなんだけど、混沌と同時に愛とは人生とは人間とは何かみたいな哲学まで感じられちゃって、何だコレは、傑作と言わざるを得ないぞという気持ち。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分が殺した敵兵を戦友と呼ぶシーンと、停戦数分前に顔も分からない敵兵にあっけなく殺されてしまうシーンが特に印象的で、何ともやるせ無く虚しい気持ちになった。平時でのひと時が穏やかな分、戦闘でのショッキン>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

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作り手側の映画愛とか熱量に完全に持っていかれたし、一観客として長く続く大きな何かの断片を感じられた気がして幸せだなと思った。めちゃくちゃ好きな終わり方だったな。

RRR(2022年製作の映画)

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アドレナリン出まくって酸欠になりそうだった。ストーリーが分かりやすいぶん余計なこと考えず楽しめて最高としか言いようがない…!ナートゥダンス永遠リピート沼。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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結末全部分かってるのに手に汗握りスクリーンに釘付けにさせられる。ドリブルや靴の鳴る音が細部までリアルで本当の試合を観ているような感覚。無音のシーンと爆発的に音楽が鳴るシーンとのメリハリが良くて、しばら>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

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音のないリングでたった一人、孤独と恐怖に負けず戦うケイコの姿に、目と耳を澄ませて見入ってしまった。日々の練習や生活のシーンが丁寧に繰り返されてるからこそ、試合での咆哮に胸打たれたし思わず泣いてしまった>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

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池袋のグランドシネマサンシャインでIMAX初体験してきました。スクリーンの大きさと3Dの迫力に、CGのクオリティの高さや映像美が相まって没入感がとにかくすごい。映像とリアルの境目が曖昧になるような初め>>続きを読む

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

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中盤あたり不憫すぎて見てられなかったけど、見返りを求めず人に優しくできるフーシは素敵だな。心から幸あれと願ってしまう…。

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