urasamさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

urasam

urasam

映画(89)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.1

誰もが知っているミュージカルの名作、今回ビデオで観てみて、コメディ映画だったことが意外。歌もダンスもうまいが、雨の中唄うあのシーンに、タイトルにとるほどの強烈さは感じなかった。あと、今の感覚でジャッジ>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.0

ルーカスフィルムをディズニーが買ってくれたおかげで、SWは本編も、本作のようなスピンオフも、いろいろ見られて嬉しいのだけれど、親子、家族でも楽しめる作品にしているがゆえに、毒もエロもない感じ(エミリア>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

2.9

一貫して家族を描き続けてきた監督らしい作品なのだろうけれど、とってつけたファンタジー感に違和感をぬぐえなかった。多くの視聴者が指摘している、くんちゃんのCVもなんだかな、という感じ。親(特に母)が絶対>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.5

1に続いてバーフバリ節全開。好きな人にはたまらないと思う。まさかバーフにあんなことが起こるとは……とも思ったが、うまい展開だった。終わり方が唐突な感じはしたが、これはドラマで長々と見たい世界観。

>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.2

東アジアでは珍しいゾンビ映画。韓国は最近こそ火葬になりつつあるがもともと土葬が一般的だそうなので(ウラはとってません)、あってもおかしくないんだろうけど(本作は厳密にはゾンビ映画ではないのかもしれない>>続きを読む

キングダム見えざる敵(2007年製作の映画)

3.1

リアリティもあって描いているテーマも好きなのだけれど、ヴィルヌーブ監督の『ボーダーライン』のほうが緊迫感もあってよかった。

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

2.9

大筋は繰り返し。恐竜をビジネスに使おうとする→制御しきれなくなる→科学者がDNA(?)などサンプルをもって逃げる→次回を想起させる終わり方。つっこみどころ多数。

ひとつ興味深いのは、これで「ワールド
>>続きを読む

ウォー・ドッグス(2016年製作の映画)

3.4

「セッション」のマイルズ・テラーが出てるじゃん、と思って観てたら結婚相手が「ブレードランナー2049」のアナ・デ・アルマスじゃないか、という意外に好キャストの作品。

人生、ここぞと挑戦しなきゃいけな
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

樹木希林、安藤サクラ、松岡茉優という3世代の一流の女性俳優が並び立つ良作。

リリー・フランキーさんと樹木希林さん、そこに安藤サクラさんがいたら、それはもう一つの世界ができちゃうんだろうなぁと思う反面
>>続きを読む

麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.5

ジバンシィのドレスに身を包んだオードリーの息をのむ美しさ。

これに尽きる映画。

十数年ぶり(?)に思い立ってヘプバーン作品を鑑賞した(本作も、一番の代表作である「ローマの休日」も以前観たかどうかも
>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.2

今回もデッドプール節がさく裂していて、こういう下品でゲスいのが嫌いでなければ楽しめると思う。とはいえ、あの不死身ぶりを見るにつけ「そもそも設定が無理だろう」と思ってしまうのだけれど、「そんなこといった>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.3

いろいろ無理はあるけどSFなんだし、スカヨハはこういう役をやらせるとすごくいいな。もう5年後につくったら、LUCYがどう変化(進化)するのかの描写もかわっただろう。GITSより好きかも。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.6

人と交わって生きることとか、他人の目を気にすることとか、どう生きるかとか、いろいろと考えさせられる映画。スーパーで盗みを働くとことか同意しかねるところもあるけれど、信念と強さを感じる、いい視点、いい映>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.1

レディ・プレイヤー1と同じ時期にこんな映画も出せるとは、スピルバーグはすごい。マスコミが、メディアは絶対正義でペンは常に勝つのだ、と酔いしれる気はないが、報道に限らず編集やクリエーションの部門を持つ企>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.0

ゲームの中の世界と割り切った舞台設定で、いろんなものを迫力ある映像で見せる、ファミレスでいえばミックスグリルみたいな、全部入り映画。好きな人はとても好きなんだろう。

あれだけ多くの人たちが挑んで解け
>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.0

前作と比べるとどうしてもパワーダウンの感が否めない。世界観は嫌いではないし迫力はあるのだけれど、いろんなところで無理があった気がする。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.4

「ブレイキング・バッド」といい、さえない中年主人公を際立たせるために、オープニングでおっさんに白いブリーフをはかせる手法が確立されているのだろうか。

中学生のころだったかに見たバットマンはマイケル・
>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.3

ショーマンとして大成したバーナムですが、なぜショーなのか、そこに行きつくまではかなり端折られていて物足りなく感じました。P.T.バーナムって実在なんですね、偶然本作の後にビデオで見た「バードマン」でそ>>続きを読む

トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

2.8

ララ・クロフトといえばアンジェリーナ・ジョリーというイメージが固定化されているなかで、よく受けて、よくやったと思う。アリシア・ヴィキャンデルは「エクス・マキナ」「リリーのすべて」「光をくれた人」「ジェ>>続きを読む

映画プリキュアスーパースターズ!(2018年製作の映画)

3.1

プリキュアに限らず、幼児向けのシリーズ作品は、「外しちゃいけないところ」をおさえたベタな展開でありながらも、毎年、毎回、毎シーンに作り手の工夫や苦労の跡が見られるのが素晴らしい。

想定している観客は
>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.8

ラ・ラ・ランドと同じ時期にこんな面白い主演作品も公開されていたとは、ライアン・ゴズリングすごすぎる。

いわゆる私立探偵のバディもの。痛快で面白い。主演の2人もすごいし、ゴズリングの娘ホリー役のアンガ
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.4

おとぎ話は教訓に満ちている。

アカデミーの前にほぼ予備知識なく観に行って面食らった。悲しくせつない話が好きで、本作も決して嫌いじゃない。終わり方がちょっと好みではなかったが、十分楽しめた。こんな作品
>>続きを読む

ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

3.0

どこかで観たような構図・話だなと思ったら、ドラマ「ブラザーフッド」だった。あっちは弟、こっちは兄がメイン。ジョニー・デップはまた意外な役どころでいい味を出していたが、どうしても3シーズンもあって丁寧に>>続きを読む

マネーモンスター(2016年製作の映画)

2.9

ある時代を切り取った作品とはいえると思うけれど、2016年ではちょっと遅すぎる気がした。これだけ豪華なキャストでやらなくてもいいかなという感想を持ってしまった。ジョディ・フォスターもジョージ・クルーニ>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

2.9

戦争映画だからというわけではないのだけれど、やはり描く側に寄った作品になるのは仕方ないだろう。にしても、あれだけ激烈な戦闘が繰り広げられるさなかで、一人であれだけのことができるのだろうか。どの程度の脚>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

2.7

世間ほどエマ・ワトソンの魅力が分からないのだけれど、それを差し引いてもいろんな意味で物足りなく感じた。美女と野獣って結局、ストックホルムシンドロームの話なのかなって思った時に何だか腑に落ちたのだけれど>>続きを読む

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

2.7

アリエッティ、マーニーが好きなので期待して鑑賞。絵柄もあってジブリと比べてしまう。ジブリ(というか宮崎監督)作品のメッセージ性というか説教臭さにはちょっと抵抗感を覚えるのだけれど、本作は本作でちょっと>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.1

ヒュー・ジャックマン版ウルヴァリンの鎮魂歌。ローガンの老いは嘆くことであってはいけないのだが、ミュータントがマイノリティのメタファーだとすると、この終末は悲しすぎる。アクションというよりドラマだけれど>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.9

結局映画館で観られなかったのでAmazonで視聴。こうのさんの画のタッチも生かしつつ、アニメならではの表現で葛藤やジレンマを表現しており、とてもいい作品に仕上がっていたと思う。広島弁も耳になじんでいる>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.3

スピンオフだけどちゃんとスターウォーズだし、よくできた作品だと思いました。切ない終わり方も嫌いじゃない。叶わないけど(エピソード4ではなく彼らの)続きが観たいとも思った。こういうのが観られるのも、ルー>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

2.9

アヴェンジャーズに新しい風は吹かせてくれそう。以上。

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.0

いい作品だと思うけど淡々としすぎているように感じた。予算もあまりかけられていない作品なのだろう。アカデミー作品賞をとったのも時代かなと。嫌いではないけれど、もっとあざとく考えさせる作品でもよかったので>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.7

ウディ・アレン節って感じで好感を持てました。派手さはないけどブレない感じでいい。原題をそのまま日本語にした邦題だけど、何か別のはつけられなかったのかな?とは思う。

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.2

なんだかんだいってトム・クルーズが嫌いになれない、というかむしろ好きなのかもしれない。ダークユニバースへの期待はあまり持てないし、本作の終わり方も、次作への期待感を大きくするものではなかったけれど、ヴ>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.0

アヴェンジャーズに新たに加わった(?)新スパイダーマンの、あらためてのお披露目作品。また新しいピーター・パーカー像で楽しめた。アイアンマンのからみ方が微妙で、アヴェンジャーズがあるからこその良いところ>>続きを読む

きみの声をとどけたい(2017年製作の映画)

2.9

「けいおん!」や「ラブライブ!」「アイマス」など一部のアニメが受けている、そしてビジネス的に成功している理由には、その原作が漫画かゲームかを問わず、「キャラクターに歌わせる」ことにあると思う。こうした>>続きを読む