マチェッティのバディパックさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

マチェッティのバディパック

マチェッティのバディパック

エール!(2014年製作の映画)

4.8

主人公が自分の可能性に気づいて挑戦したい気持ちと、家族を残して去るわけにはいかないという気持ちの葛藤は勿論、娘を送り出したくない母、送り出したくないが娘のやりたいことはやらせてあげたい父、それぞれの気>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.0

グロい描写だけは良かった。

ゾンビが出てくるまでが長い。
戦うシーンや逃げるシーンが非常に少なく、数少ないシーンですら捻りがなく単調。
世界観を台無しにする謎の展開。
ゾンビ化の理屈がいまいちピンと
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エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)

3.8

足の不自由さがスリルを増幅させている。

登場人物それぞれにちゃんと存在理由があって、物語にうまく絡んでいる。
後半の賢い駆け引きも最後の終わり方も好き。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.5

スイスアーミーナイフのごとく便利な死体なんて、こんなヘンテコな設定は観たことない!
目の前の課題を一つ一つ乗り越えていく面白さがある。

なにより死体役のダニエル・ラドクリフがとにかく愛らしいので、死
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

鑑賞前は、東電擁護のお涙頂戴ものになっていないか不安だったが、全くそんなことはなかった。

現場で命を張る緊迫感。安全な場所にいる上からの理不尽な要求の数々。皆がパニックに陥って憔悴していくなかで、常
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.4

重くて辛い展開は良かった。
手ぶれのあるカメラワークが、やけにドキュメンタリー映像っぽくて辛さが増す。

ミュージカルシーンのクオリティが少し残念。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.8

冒頭、任務を受けて歩く二人を追うカメラ。「自分は今凄いものを目の当たりにしている」と実感した。

全編ワンカット風の撮影による、途絶えることのない緊迫感。ロケーションはどこまでも広大で、細部はとことん
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.5

変な映画。だけどそんな簡単な言葉では片付けられない。
自由を求める若さと衝動的なエネルギーに満ちた映画。

見た目こそ異様でシュールな宇宙人も、設定や生い立ち、行動原理がよく練られているように感じる。
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ROCK YOU! [ロック・ユー!](2001年製作の映画)

5.0

中世ヨーロッパの馬上槍試合という馴染みのない世界だが、夢を追った若者が身分を偽って勝ち進んでいくシンプルなストーリー。
四人の仲間のキャラクターも魅力。
冒頭のWE WILL ROCK YOUの大合唱
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リアル・スティール(2011年製作の映画)

5.0

ロボット、アクション、親子愛、サクセスストーリー、好きなものがすべて詰め込まれている胸アツ展開。
作中の日本リスペクトも嬉しい。

毎年3回は観る。無駄なシーンがなく鳥肌の連続。
今後、これ以上好きな
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