裏山浦呼さんの映画レビュー・感想・評価

裏山浦呼

裏山浦呼

映画(57)
ドラマ(0)
アニメ(0)

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.4

名作と言われてるのも、異端作と言われてるのも納得した。
けど、個人的な好みとしてはまぁまぁ普通。

前科者(2022年製作の映画)

3.6

サスペンスとして良かった。
個人的には有村架純演じる主人公が機械みたいで感情移入できなくて、まったく主人公を好きになれなかったのが新鮮だった。
森田剛の芝居すごいな~……泣かされたもんな……。なんでこ
>>続きを読む

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.4

山本耕史だけでお釣りが返ってくる。
抱腹絶倒とはいかないまでも、フフッてなるポイントがずっとあるから退屈しなかった。
原作を知らないからかもしれないけど、ラストの雑さはどうにかならなかったのか。
でも
>>続きを読む

燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.5

キャストがす~~~~ごく良い。
岡田准一、鈴木亮平、伊藤英明、柴咲コウあたりは間違いないだろと思ってたけど、はんにゃ金田、ウーマンラッシュアワー村本、山田涼介は失礼ながら「え!!!すごく良い!!!!」
>>続きを読む

アンノウン(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いや生物学者つよいなオイオイ笑
の時間が若干長いので、「なるほどそれでか!」となるまでの間すこし白けて観てしまったのがもったいないなと思った。
結局はいつものリーアムニーソンで良かった。
ラストはそれ
>>続きを読む

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

予想がつくタイプのどんでん返し系。
二段構えだけどどちらもまぁそやろなという感じ。
でも作りが丁寧でちゃんとハラハラした。
人権的な観点で観るというか、結局治療とはなんぞやという問いかけにもなっている
>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.9

シンプルに面白かった。
余計なゲロが嫌だったのでそこがマイナス。ゲロがなければ円盤買う!って言ってた。
堅物(?)のチャリハナあんまり観たことなかったから新鮮で良かったな。

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.8

岡田准一がキレキレ。
わざと観客を不快にさせる表現もあるのでそこはウッとなったけど、まぁそれはそれで。
CGが安い感じだったのが唯一気になった。やっぱり邦画の予算ではここが限界なのか……?

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.7

早くも2021年マイベスト映画が決まったかもしれない。
ツッコミどころは多い。だからなに?最高の映画。
途中一切ダレないテンポの良さも、ほどよく入るブラックジョークも、見せ場がちゃんとあるアクションシ
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.1

難しい理論は一個も理解できなかったけど、大筋を理解したときの「あー!うわー!ということは……あー!!」みたいな気持ち良さは大きかったので、それだけでわりと高評価。
DVの描写が長い(というか執拗に繰り
>>続きを読む

クヒオ大佐(2009年製作の映画)

2.8

思ったより面白くなかった。
演技は上手いので観てられたけど、思ったより登場人物にアホが多くて「あれ???」と思いながら観ていたら終わった。
駄作!とかつまらない!とか言うほどではないけど、リピートはし
>>続きを読む

15年後のラブソング(2018年製作の映画)

3.2

悪くない。
大きな感動や揺さぶられるような衝撃があるわけではないけど、一つ一つ進んでいく感じの映画。

推し拗らせすぎたオタクが推し本人を前にしたときにどうなるかっていう視点で観たら「ひえ~~~~~~
>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

2.0

美少年!!!!!ということだけは分かったけど、他にはなにもなかった印象。
別に面白くはない。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

2.3

正直がっかりかなぁ。
トム・ハンクスとメリル・ストリープで間違いないでしょ!と期待しすぎたのかも。
ミソジニーに対抗するシーンがあるかと思ったら全然なかったのも衝撃。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.8

とても好きな作品。
王族にも家庭や個人の思想がある。でも王族だからこそ責任もある。バーティ「個人」を描きながら「王」になる過程も描いているのが印象的。

娘にペンギンのおとぎ話をしている時はつっかえな
>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.5

名作って言われるものはさっさと観た方が良いんだな、だってやっぱり面白いんだもん。と思わされた作品。
円盤買っちゃった。

犬が犠牲になるとこだけはとても辛いのでマイナス0.5。
別エンディングを作って
>>続きを読む

テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

2.6

絶対好き嫌い別れるやつじゃーーん!?という感想。私は嫌いじゃないですが、面白いかと言われると首をかしげる感じ。
アイスクリームをぶつけ合う(実際はそんなことしてない)、手持ち無沙汰になったエジソンがス
>>続きを読む

震える舌(1980年製作の映画)

2.6

怖いと聞いて観たけど怖いわけではない。
ホラー的な山場があるわけでも、サスペンス的な謎があるわけでもなく、ただ病気が進行して回復する話なので、ドキュメンタリーぐらいの見方の方が合ってそう。
でもみんな
>>続きを読む

絞殺(1979年製作の映画)

2.8

ずっとグロテスク。全員グロテスク。
あらすじ(というかジャケットに書いてあるネタバレ文章)を読んで「母親か、または息子に同情しながら観る映画なのかな……」と見始めたらもう最初の方で「え~~~~つとむ~
>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「??」となるところもないではないけど、全体的ににテンポもよくて面白かった。
多言語でいっせいに話し出すところ大好き。

「あーなるほどね、オリエント急行殺人事件的なね」と思わせておいて、過去回想でオ
>>続きを読む

告白(2010年製作の映画)

4.2

面白い!!!
胸糞と聞いていたけど、胸糞映画好きとしてはスッキリしすぎるくらいに感じる。
でも結果的にだれも幸せにはならないのでグッド。

子供の残酷さと、子供に全力で復讐する大人のグロテスクさが良か
>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

かなり好きでした。
初見でも私は特に違和感なく受け入れられた。
切なくて美しくて、暖かい涙が出るような優しい作品。

ただラザニア食うシーンが長すぎてそこだけ地獄のように感じたので、星4以上つけたいく
>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

ずっとこのパッケージみたいな透き通る爽やかな色彩を感じるような素敵な作品。
complicated boys boys boys……つい歌ってしまう。
真剣になにかに取り組むってそれだけで自信になるよ
>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.6

とっっても面白かった!!二度と観たくないです!!!!👍👍👍👍👍👍👍👍

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.2

この作品が本当に秀でているポイントの第一位は「レネーに見えていた最高に美しい自分」の姿が一切具体的に描かれなかったこと。

凝り固まった「美しさ」にNOを突きつける作品として、その「美しさ」をひとつの
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

奇想天外な設定や、エドシーランに名曲をいじられるおかしみ、バレた時の焦り……いろんな面白さが詰まっている作品。
ビートルズのこと全然詳しくなくても楽しめました。

ただビートルズのない世界の彼女は本当
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

リスペーーークト!!

おもしろっ!
これはサスペンスなのか、ドラマなのか、コメディなのか、悲劇なのか、ホラーなのか……目まぐるしく変わる展開と立場に心が動きっぱなしでずっと惹き付けられた。

雨の
>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

近年まれにみる置いてけぼり映画だ!
私には合わなかった……こんな心の動かない暗号解読シーンがあるかね。
世界中の曲を1人が作ってるというところ、単純だけど思い付かなかった怖い話で面白い。
最終的にカル
>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5

ダレずに観られた。数学の才能を見いだされてバリバリ問題解いてるときに観ているこっちもワクワクさせるのは良い映画の証拠。

格差を格差として描いているのもちょっと良かった。マッデイモンとベンアフとか
>>続きを読む

悪魔は見ていた(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ます1つ言わせて。ミニどこいった?

正直最初のシーンで「あ、液晶と手元が映って顔は映らないってことはCABINみたいにモニタリングしてるやつがいるのか」と分かってしまったので、それ以上のどんでん返し
>>続きを読む

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

苦痛。
全員がわめき散らすタイプの口喧嘩って苦手。それが全編通して繰り広げられるもんだから頭がガンガンしました。
主人公パットのストーカー気質が気持ち悪いのもあってかなり観てて辛かった。元妻も笑ってく
>>続きを読む

スリー・ジャスティス 孤高のアウトロー/ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトロー(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

The KIDはビリー・ザ・キッドのことではない。
というのが後半に分かる作り。
後半に「おっ」と思わせる仕掛けがある作品って楽しくて好きです。
どうしてもお姉ちゃんが虐げられるところは快く観られない
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

「彼らは血が繋がらなくても家族なのに!一緒にいさせてあげたい!」という観客の思いは大人のエゴでしかない。ということが後半の少年の成長によって叩きつけられる怪作。

大人たちが家族と思って「とーちゃん」
>>続きを読む

>|