漆原さんの映画レビュー・感想・評価

漆原

漆原

ホラー映画とクソ映画が大好き。
同志が滅多に居ないので感想を言う場所がない。
ホラー好きですが基本雑食。名作からカルト、大作からZ級まで幅広く。

ストーリーテリング(2001年製作の映画)

3.6

アメリカに蔓延る差別を綺麗事のキの字も無いほどにこれでもかと正直に描いたトッド・ソロンズ監督作。本当に性格が悪い。

黒人やら障害者、貧困。日本以上に差別がキツい国の暗部の、その更に深淵をコミカルに表
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マイ・ドッグ・スキップ(2000年製作の映画)

3.6

犬と少年の成長物語。
犬の1年は人間の7年、その短い生涯で、千切れんばかりに尻尾を振って全身全霊で飼い主を信頼し愛してくれる犬。犬を飼っている人には観てもらいたい、犬と生きられる事の幸せを痛感する。

バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.5

70年代の若者の青春物語。
とても青臭くとても儚くとても輝かしい一瞬の時期。反抗だとか恋愛だとか親だとか友情だとか、それらしいもの詰め合わせ。
夏の終わりに見てしまって余計胸に染みた。一瞬だからこそ価
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ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

3.7

落ち目の俳優達が異星人に本物のヒーローだと勘違いされる話。「サボテンブラザース」宇宙バージョン。
非常にシンプルで万人に分かりやすいストーリーながらも丁寧に造られていて最後まで楽しく見られる。何回でも
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ショート・サーキット(1986年製作の映画)

3.2

雷に打たれて感情を持つようになったロボットと人間の友情物語。
すべてが80年代らしいクオリティでほのぼのする。ポリスアカデミーのグッテンバーグ氏が良い味出してる。ファミリー物。

ハード キャンディ(2005年製作の映画)

3.7

ロリコン野郎が出会い系で引っ掛けたロリに成敗される話。日本の女子高生によるオヤジ狩りに着想を得たらしい。
密室で繰り広げられる会話劇だけど緩急があり飽きないし、攻・防の変化が上手い。男にとっては陰部が
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NITRO ニトロ(2010年製作の映画)

2.8

体に塗られるニトログリセリンの発想は最高に良かったけど、活かしきれていない印象。若者グループをもっと大人数にして3〜4人爆発させて欲しかった。
無駄にカッコ良いスローモーションやBGMがスベった印象。

田園に死す(1974年製作の映画)

4.0

映画監督である“私”が自分の少年時代を元に映画を作ろうとする話。寺山修司節炸裂のアングラレトロ狂作異世界映画。
1シーン1シーンがカルト。活字や言葉で表現できない、狂った美しい日本映画。
7段飾りの雛
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ベビーシッター・アドベンチャー(1987年製作の映画)

3.2

ベビーシッターを頼まれた女子高生が仲間と夜の都会に繰り出したら様々なアクシデントに見舞われる話。
個人的にジョー・ダンテと並ぶ“少年の心を忘れない映画監督”、クリス・コロンバス。ファミリーで観られる子
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人魚伝説(1984年製作の映画)

3.7

夫を殺された海女がたった一人で権力に立ち向かい復讐を果たす話。
旅館の浴衣姿で歩く観光客が映る潮風香る港町のロケーションがノスタルジー。

夫の仇をうつ為に若く美しい女性が死闘を繰り広げるだけでも胸に
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

3.5

俊足の河童相手に呪具を使いこなし人間と人間の喧嘩の如く物理攻撃をかます強面ディレクターに星3つです

エデンへの道/ある解剖医の一日/死体解剖医ヤーノシュ(1995年製作の映画)

3.4

ブタペストの解剖医ヤーノシュの仕事ぶりをメインに、ヤーノシュの恋愛観や人生観を淡々と紹介するドキュメンタリー。
抑揚も分かりやすいBGMも無い中、腸がブリッと出てきたり頭蓋骨を切ってパカッと中身が露出
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吸血怪獣 チュパカブラ(2011年製作の映画)

1.5

ブラジルのクソ映画。
最後の最後にチュパカブラと男性がタイマン張るシーン、チュパカブラスーツが雑過ぎる&チュパカブラが雑魚過ぎる。全体通して別にチュパカブラじゃなくてもいい気がした。チュパカブラ好きと
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新・フランケンシュタイン(2011年製作の映画)

1.2

起伏もない面白味もないグロさもない。フランケンシュタインというよりゾンビちっく。
配給会社からも売り込む気が感じられない簡潔過ぎるキャッチコピー、「ただいま。」だけ良かった。

トリハダ 劇場版2(2014年製作の映画)

3.0

トリハダ劇場版第二弾。サイドストーリーが一作目より落ちた印象。一作目から引き続き登板のインパクト最強女優・笹野鈴々音さんは日本ホラー映画界の宝。

トリハダ 劇場版(2012年製作の映画)

3.2

結局やっぱ生きてる人間が怖いよね系作品。オムニバスなのでサクサク見やすいし、一本一本ちゃんとした出来で、“ゾワァ”と“ビクッ”の配分も丁度良い。
各話のタイトルが厨二臭いというか昔の椎名林檎の曲名みた
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ボルケーノ・スパイダー/ラバランチュラ 2(2016年製作の映画)

3.0

ラバランチュラの続編。続編と分かりにくい邦題も酷いが原題もまぁまぁ酷かった。
今回もポリスアカデミー勢が頑張っていたが、一作目は超えてなかった。続編なのに何故か劣化したCG蜘蛛の暴れっぷり巨大化っぷり
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旅立ちの時(1988年製作の映画)

3.5

テロリストの両親の元に産まれた17歳の少年の話。特異な環境にありながらも普通の少年のように恋をする。両親の罪を負わなきゃいけない子供の苦悩が辛い。リアル恋人だったマーサ・プリンプトンととてもお似合い。>>続きを読む

トッド・ソロンズの子犬物語(2015年製作の映画)

3.6

冴えない人間達に次々とたらい回しにされる一匹のダックスフンドのブラック・コメディ。
さすが捻くれ監督トッド・ソロンズ。緩いながらも陰気で強烈なギャグをかます独特過ぎる世界観。88分の映画のくせに七人の
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リバイアサンX 深海からの襲来(2016年製作の映画)

1.3

九分九厘話が陸上で繰り広げられる深海ホラー。ちゃちいCGは許せるけど深海物を謳っているのに陸上というのが許せない。
ダラダラ面白味も恐怖もない展開が続き、ラストはちゃちいCGで終わる。タダでも見てはい
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ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.5

悪夢系作品が好きなので見ていて気持ち良かった。家庭や戦友、日常が掻き回される恐怖と孤独。
オチに行くまでに故意的かと思うほどに答えのヒントが散りばめられているのに、それでもラストはズシンと来た。ティム
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.7

「だって先生は13歳の女の子じゃないもの」
この季節に観るには辛過ぎる作品。思春期の5人姉妹と姉妹を観察する少年達の話。
綺麗なものばかり映している訳ではないのに、瑞々しさと儚さ、美しさと透明感に溢れ
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チレラマ CHILLERAMA(2011年製作の映画)

3.7

ボンクラ監督4人が繰り出すグラインドハウス魂MAXのオムニバス・ホラー・コメディ。
「精子怪獣ワジラ」「ヤング クマ男の絶叫」「アンネ・フランケンシュタインの日記」「ZOM-B-MOVIE」の4本。
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サンタ・サングレ/聖なる血(1989年製作の映画)

3.6

冒頭のカットからいきなり笑った。1シーン1シーンがいちいち刺激的で濃くて面白い。それでいてホドロフスキーにしては分かりやすい。
日本版予告で紹介されていたホドロフスキーの言葉「見る人を負傷させたい」は
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ゾンゲリア(1981年製作の映画)

3.2

次々と死者が甦るという奇妙な事件の捜査のために町へやって来た保安官が体験する恐怖と驚愕の事実。ゾンビ×サスペンス物。

“一周回ってカッコイイ邦題”シリーズ。
片目だけ出して包帯巻き巻きマミー状態の患
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フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

3.7

ボリス・カーロフ演じる化け物のビジュアルのセンス、完成度に驚く。この時代のホラーはどうしても何から何まで作り物感が強いのに、背景の書き割り以外は気にならなかった。むしろ粗さと白黒がいい効果を生んでいた>>続きを読む

散歩する惑星(2000年製作の映画)

3.2

「さよなら、人類」とソックリだなと思ったら同じ監督だった。ヘンテコな人物やヘンテコな状況を延々と淡々と見せられる。
両作とも、今この瞬間にも色んな人が色んな状況で生きてるんだよなぁという変に冷静な感想
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ホステル2(2007年製作の映画)

3.1

エリートハンティングの内部やメンバーが知れる2作目。
グロもグレードアップ、ラストは意外性もある。でも個人的には主人公グループを女性にせず、ワナオトコ的に1作目の男性を再度活躍させて欲しかった。

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カフカ 田舎医者(2007年製作の映画)

3.4

カフカの「田舎医者」のアニメーション映画。観ている者の遠近感を最大限まで狂わせる、ゆらゆらと揺れる不思議なアニメ。今まで全く観たことのない2次元世界。

狂言師の方が声をあてていて、不気味な世界観に拍
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ストレイジ・ナンバー・サーティーン(2014年製作の映画)

1.4

倉庫に閉じ込められた大学生達が倉庫に潜む正体不明の化け物に襲われる話。
しょっちゅう「24時間前…」「10時間前…」と遡るシーンを挟む為、時系列がゴチャゴチャになって非常に分かりにくい。
化け物の姿も
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ほんとにあった!呪いのビデオ57(2014年製作の映画)

2.0

めちゃくちゃ自己主張の強いハッキリ系幽霊のオンパレード。あんなにハッキリ映ってたまるか。
同じハッキリ系なら「疾走」のような、インパクト・恐怖・ギャグセンス最上の作品を希望します。

エクスプロラーズ(1985年製作の映画)

2.7

ズッコケ3人組が自作宇宙船で宇宙に行っちゃうSF映画。
「スタンド・バイ・ミー」前のムチムチまんまる眼鏡リヴァー・フェニックスが拝める。それだけの価値。

BLUE ブルー(1993年製作の映画)

3.5

75分間、ずーっと青い画面が映し出され、ラストまで1ミリも変わらない。
時たまBGMを流しながら、今迄の人生を抽象的に、説明不足に語るように、男の静かな声が流れ続ける。部屋を暗くしてイヤホンで観たらト
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処女の泉(1960年製作の映画)

3.5

大切な娘を犯され殺された父親の復讐劇。
ベルイマン2作目。「第七の封印」より見やすく分かりやすいけど、見ていてかなり辛い。犯されるシーン、怪しい目付きをした3人の男(1人は少年)が徐々に近付いてくる。
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.6

666本目ッッ!!!ダミアァァン!!

原色的な色遣いやカクカクアニメーションが不気味さを増している。何から何まで・頭の先から爪の先まで独創的な作品。尺が60分位だったらもっと良かった。話は普通。
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