漆原さんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

漆原

漆原

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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.4

誘拐されて車のトランクに押し込められた少女を911の通話で救うストーリー。最後まで緊迫感を継続して見ることが出来る良作。
犯人のサイコっぷりもわざとらしさを感じずに冷めることなく鑑賞出来る。
ラストは
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HATE 2 O(2006年製作の映画)

1.2

拷問のような映画。
いま何が起きているのか、どうして5人で断食をしているのか、最後までそれらが解るシーンや台詞がないまま終わった。

現代的な音楽を流しやたら抽象的な映像が続く。
抽象的な映像ばかりで
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人間まがい(2013年製作の映画)

3.0

田舎が舞台で登場人物も少なく、ちんまりと小さく纏まった作品。でも悪くなかった。
基本的に静かで地味で、そのまま物語が進みサクッと終了する。ゴア描写もまぁまぁ。
エンドロール後にも映像あり。

誰に何を
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私はゴースト(2012年製作の映画)

3.0

主人公が幽霊というアイデアが良い。家の中の階段やインテリアもレトロでセンスが良く、興味をそそられた。あとジャケットデザインも良い。部屋に飾りたい。

主人公のイカツい容姿を初めて見た時は何じゃこりゃと
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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.8

ずっと一発芸的なイロモノ映画だと思い込み未見のままだったが、取材や裏付け等がしっかりしており良く出来ていた。

数人の医師や食の専門家、吐き気のする給食を子供達に平然と与え、無責任な発言を繰り返す学校
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スリザー(2006年製作の映画)

3.3

化け物の造形デザインがなかなか良い。話が進むにつれ、ドロドロとした汚さと水分量に嫌悪感が上がっていく。

ラスト近くの「頼む、殺してくれ!」からの躊躇ない銃瞬殺には笑った。
掘り出し物を見つけた気分。

恐怖!キノコ男(2005年製作の映画)

2.2

ワスカバジ一家のホームビデオ。制作費142ドル。
息子の作るこの映画に協力してくれる家族が素晴らしい。家族仲の良さが伺えるのでほのぼのとする。

なぜ商業ルートに乗れたのかが理解できないが、星の数ほど
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郡上一揆(2000年製作の映画)

4.5

郡上出身な為、小学生の時に全生徒が体育館で見させられた。
歴史に興味がないし映像が古臭いから最初はなんとなく見ていたが、みるみるうちにのめり込んだ。
想像も出来ないほどの壮絶な闘いに、自分達の生活を守
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クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

1.1

浅い。精神疾患や精神科を題材にした作品の中でも群を抜いて浅い。
りょうの冷涼感ある美しさだけが魅力。

震える舌(1980年製作の映画)

3.5

親の気持ちを考えると辛くて堪らん。ラスト近くのジュースを買いに行くシーン。台詞が無いが、泣き笑いながら全力疾走する姿で全て伝わってくる。

ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版(2009年製作の映画)

2.7

なるほど、予想に反してなかなか面白かった。集中して観ないとヒントを見逃してしまう作りも、2回、3回と観た時により楽しめるようになっている。
年頃の子のニキビ面がリアルで良い。

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

4.2

初めてジャケットを見た時は全く期待できなかったが、見始めて数十秒で入り込んだ。
ヴァンパイア物をモキュメンタリー方式で撮影する事自体ぶっ飛んでいるのに、特に違和感を感じる事なく鑑賞できる。

きちんと
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黒い家(1999年製作の映画)

3.2

独特な演出にカメラワーク。それだけで不気味だった。保険金殺人は実際に沢山起こっているからこそ怖い。
ラストの対決シーンが良い。
大竹さんがこんな演技ができる人だと知らなかった。
常識や良識が通じない人
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

5.0

美しい者の視界にも入れない。万が一入れても、からかわれるだけ。近づけないし触れない、遠くで見ていることしか出来ない。

undo(1994年製作の映画)

3.0

夫婦間で起きる相手への無関心、溝、飽きなどは、無関心だった方の人間が慌てて修復しようとした時には既に手遅れな場合が多い。
どれだけ手を尽くしても一度離れた心はなかなか取り返すことが出来ない。
そんな、
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バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所(2012年製作の映画)

3.5

観ている最中も観終わった後も、実に不思議な感覚に襲われる映画。人に勧める事は出来ないが、間違いなく自分の中では駄作ではなかった。

映画の音響担当として言葉も通じない異国に来た主人公は、効果音の制作の
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.0

有りがちな始まりだが、頭数が多いのとカンに障る態度の人間が多いのでこれから始まる惨劇に期待をした。
矢ガモみたいになっているのに平気そうな長男が素敵。

ヒロインが非常にレベルの高いサバイバルスキル・
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レナードの朝(1990年製作の映画)

3.8

最初から最後までダレることなくのめり込める。デニーロの演技が素晴らしい。リアル。
このままもっと症状が良くなってこのままずっと維持されれば…と淡い期待を抱きながら鑑賞した。
全ての医者がこういう人なら
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デモンズ(1985年製作の映画)

3.2

ジャケットから勝手に陰鬱とした暗い映画かと思っていたらとんでもなくpunkな映画だった。
日本刀を使いこなす外人や突然のイケイケな音楽。バイクを暴走させヘリが墜落し、ブサイクな女の乳首の安売り。やりた
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エクステ(2007年製作の映画)

1.8

栗山千明目当てで鑑賞。
題材は悪くないと思うが、まったく怖くない上に退屈する。

富江(1999年製作の映画)

1.5

伊藤潤二のファンなので観なくてはと思いながらも、評判の悪さからなかなか手が伸びなかった。夜中の勢いに任せてやっと鑑賞。
ストーリーも演出も魅力がなく単純に面白くない。ちょいちょい流れる不穏な曲とオープ
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怪談新耳袋 殴り込み! <東日本編>(2010年製作の映画)

2.5

かなり不謹慎なので見ていてラクに楽しめる物ではない。体当たりでギリギリなところまで攻めてくれる姿勢は良い。

ちょいちょい笑える要素を入れてくるのも、最初から最後までわざとらしく恐怖感を煽るような作品
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メガ・シャークVSグレート・タイタン(2015年製作の映画)

1.5

くだらないが、嫌いになれない。お金をかけてこれを作る大人が何人も居ることが素敵。
「あとは任せた!(座席ピョーン)」

メガ・シャーク VS メカ・シャーク(2014年製作の映画)

1.2

壮大な茶番。ラストシーンの地上に止まってるヘリまでショボいCG。笑い飛ばせる面白要素もあまりない。

人狼村 史上最悪の田舎(2011年製作の映画)

2.5

狼人間自体は全く恐怖感を感じられないが、コメディだと構えて見れば気にならない。散りばめられたユーモアはなかなか。

指を切ってニンニクとパセリで炒めるシーンが良い。ちゃんとエプロンまでする。
警察が駆
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