うさどんさんの映画レビュー・感想・評価

うさどん

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愛のまなざしを(2020年製作の映画)

3.8

不安定な心に忍び寄り、やがて全てが崩れ落ちていく様を描く心理サスペンス。
暖かい家庭と整ってはいるがどこか冷たいもう一つの家庭、静謐さの中に何かを感じさせる診察室と、場面の設定が上手い。
期待せず行っ
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.1

やはりスクリーンで観るといい。
シリーズの結末まで観た後に観ると、これから始まる長い物語の『序章』感で溢れて、さらにいい。
エマ・ワトソンが小さくてかわいいし、ホグワーツの重厚さも素敵。
初代ダンブル
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田舎司祭の日記 4Kデジタル・リマスター版(1951年製作の映画)

3.4

個人の信念と聖職者の信念とがぶつかり合うところで生じる摩擦に、青年司祭が焼かれてしまったか。
個人と宗教の距離感、聖書や教義の知識と感覚が要る映画だったかも。

リスペクト(2021年製作の映画)

3.7

6月に『アメイジンググレイス/アレサ・フランクリン』を観て、5ヶ月後に本作、さらにアレサ・フランクリンが刷り込まれてしまった。
高齢でも素晴らしい声量、生きておられるうちに聴いてみたかった。

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.9

「映画館がなぜ必要なのか」を訴えかける、スクリーンで映画を観ることが普通と考える者にとっても、とてもとてもありがたい映画。
配信映像で映画を楽しんでいる方々にも、是非スクリーンで観ていただきたいと思う
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テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

2.8

仕立て屋かその周囲の人の人生を変える出来事があるのか、と期待したのだけれど…。
結局、他人の家にさざ波を立てて終わった感じ、残念。

吟ずる者たち(2021年製作の映画)

4.0

全編「広島弁」、「広島の酒」造りがその歴史とともに紡がれる、広島人にはたまらない一本。
風景もロケ地も知ってるところばかりで、映画館出て広島の街を歩くと、また不思議。

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.6

トーベ・ヤンソンが画家、小説家というのは知らなかった。
彼女が次第に強く凛々しく、自由になっていく姿に引き込まれてしまった。

ブライズ・スピリット 夫をシェアしたくはありません!(2020年製作の映画)

3.5

組み立ては簡単で、コメディとして割り切って観ると楽しめる。
1930年代の設定が、一役も二役もかっていて、音楽もとてもムーディー。

やさしい女(1969年製作の映画)

3.9

このセリフの少なさとドミニク・サンダのあの眼が、終始観る側に、揺れ動く悲しみと儚さ、意思の強さ、様々な彼女の感情の動きに心を気持ちを持っていかれる。
自分が彼女になったような、一方で彼女と暮らしている
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渚の果てにこの愛を(1969年製作の映画)

3.9

ミムジー・ファーマーの眼に射られない男がいるのか、というくらいの目力。
時には優しく、時には冷たく、魅入られるとはこのこと。
ストーリーもシンプルで、無理がないところが、海と荒野を引き立てる。

誘う女(1995年製作の映画)

3.0

ニコール・キッドマンが若くて輝いていて、野心と自己顕示欲が強い女性を演じるにはぴったり。
けれど、田舎な小さな街の放送局に勤めていて、夫もそこそこ知られているのに、不倫してた時点でバレるでしょ。
ちょ
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.7

重い。
いろいろな意味で重い。
震災で狂った人生は、被災者だけでない。
護った人も護ろうとした人も護れなかった人も、それぞれ努力され、苦闘されたのだろう。
苦しんだ結果、絞り出した解決の一つの方法がこ
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.8

ちょっと早熟な中学生、描写も結構際どくて、R15+で良いのか気になるくらい。
心身ともに不安定な年頃、と一括りにはできない、「これ、わかる」みたいな、深いところで共感できる部分も。
はっぴいえんどの『
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ひらいて(2021年製作の映画)

3.8

予告編で少し気になっていて観てみた。
今どき「手紙」もらったら心が動くよね。
こんな愛の昇華の仕方もあるかもしれない。
二人の母親、居る居る、一人の父親、怖い。
これから先も何か起きるのか、それともこ
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イタリア旅行(1953年製作の映画)

3.3

今日の巣ごもり鑑賞。
仮面夫婦の心の揺れを描くには、もう少し仕掛けがあれば。
そのため最後のシーンに「唐突感」があって、残念。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.9

過去と現在に行きつ戻りつしながら、緊迫感が徐々に高まっていく。
脚本も素晴らしいが、出てくる5人も個性的で役者もいい。
また時間置いて、結末がわかっていてもまた観たくなる作品。

〈主婦〉の学校(2020年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリー映画としてすごく良い。
定員24人の学校の生活が淡々と描かれて、その中に今の私たちへの警鐘も込められていて、あるべき生活を深く深く考えさせられる。
こんな学校がやっぱり要るよね、観終わ
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ホタル(2001年製作の映画)

3.8

今日の巣ごもり鑑賞。
高倉健もいいけれど、やはり田中裕子が上手。
若い頃の作品では、作品に刺激と煌めきをもたらす強い女優だったが、歳を重ねるにつれて落ち着きとリズム感を感じさせる包み込むような女優に変
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夫たち、妻たち(1992年製作の映画)

3.7

今日の巣ごもり鑑賞。
ウディ・アレンらしい作り方が自然で巧みな作品。
特に特別な設定の無い普通の夫婦達の一方に生じた波紋が、もう一つの夫婦に波紋を広げていき、その波は止まることなく広がり戻っていく。
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ポカホンタス(1995年製作の映画)

3.6

今日の巣ごもり鑑賞。
謎多い実在の人物マトアカ(=ポカホンタス)を基にした作品。
膨らませた史実、伝説の具体化などあるが、この短い時間でここまで人間愛と理解を表そうとした努力には敬意を表したい。

シルクウッド(1983年製作の映画)

3.2

今日の巣ごもり鑑賞。
社会派映画で緊張してドキドキしながら観るはずだったのに、ちょっと間延びしてた感じが。
真相が謎のままなので仕方ないのかもしれないけれど、誰もが怪しくて、中途半端な感じか残った。
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.2

「午前十時の映画祭11」で鑑賞。
DVDで観て以来、スクリーンで観てみたいと思ってた。
上原美佐さんが新人らしからぬ演技で男勝りの雪姫を好演。
黒澤明監督作品らしいカメラワークと重厚なセット、三船敏郎
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浜辺の女(1946年製作の映画)

2.5

今日の巣ごもり鑑賞。
不思議な映画。
戦争で心に傷を負った男が、浜辺で出会った人妻に恋をし同情した結果、人妻の家庭に衝撃を与える。
最後には自らが一人去っていく。
なんで?
婚約者がいるのに。人妻を巡
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Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

2.3

確かにヒュー・グラントの役にしてみれば「リライフ」なのかもしれないが、付き合わされる学生たちはたまらない。
なので、共感できないまま、スクリーンの向こうの人たちが巻き込まれていくのを観るばかり。

運命の逆転(1990年製作の映画)

3.2

ジェレミー・アイアンズがさすがの上手さだけれども、サスペンスとしては今ひとつ。
実話が基になっているので限界はあるのだろうけれど、法廷劇になっていれば、また違った味が出てたのでは。

ショウ・ボート(1951年製作の映画)

3.8

映画化3回目のミュージカル、やはり曲が素晴らしい。
中でも、エヴァ・ガードナーがさすが。存在感が凄い。

日曜はダメよ(1960年製作の映画)

3.8

メリナ・メルクーリのための映画。
彼女を変えていこうとする先生が逆に変わっていっている感じがする。
あの有名な曲も合っている。いい。

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.3

スピルバーグとトム・ハンクスでどうなるか、少し楽しみにして観たけれど、普通だった。
実話が基にはなっているけれど、もう少し起伏が無かったのかな。

ルパンは今も燃えているか?(2018年製作の映画)

3.2

50周年のアニバーサリー、過去のライバル、逸話へのオマージュとしてはいい。
舞台設定も、初回TV放映と同じ「レース」。
ただ、昔のアニメ作品から丁寧に観てないと、「?」となっちゃうかも。残念。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.2

お待ちかねの作品、初日に絶対観ようと思ってた。
最近の、「4作品を観ていないと理解と楽しみが半減するかも」のはどうかと思うし、結果が予測できたところもあったけれど、今回も大丈夫。
次のボンドにも期待し
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モーニング・ムーンは粗雑に(1981年製作の映画)

2.7

映画としては今ひとつだけれども、高木澪のデビュー作にして、サザンオールスターズの初期の名曲がいい感じ。

グリニッチ・ビレッジの青春(1976年製作の映画)

-

監督の自伝的映画とのこと。
ニューヨーク・グリニッチビレッジでの若者たちのモラトリアムな時間を切り取る群像劇。
嫌いかと言われたらそうでもないけれど、まあ普通の青春映画という捉え。

陰謀のセオリー(1997年製作の映画)

3.0

記憶喪失のタクシードライバーが、実は元特殊工作員で、妄想に近い想像で美人弁護士に近づき、信頼を得て守る。
どうもストーリーに無理があるような気がする。寂しい。

トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

2.9

クリント・イーストウッドが新聞記者のカンで冤罪を防ぐ社会派サスペンス。
ならば、もう少しじっくり、丁寧に描いて欲しかった。
何か都合のいいところを切り貼りした感じがあって、ちょっと惜しい。

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