東佳苗さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

4.5

私たちにも等しく終わりがくる
誰でも簡単に不幸ぶれるけど
幸せを受け取れる能力も備わっている
どちらを選ぶか 
どんな状況でも豊かでいたいと思った

恐るべき子供たち 4Kレストア版(1950年製作の映画)

4.7

ふたりには
永遠の子供部屋が必要だった
社会を遮断したまま夢想の旅へ出発する為の
窮屈で歪な揺り籠
いつまでも、この手の届く範囲で意地悪ばかり言う君であって欲しいと
過干渉に傷付け合うことは耐えがたく
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.5

大切にしたい人がいると時間の有限さに気付いて生活とか全部を見直したい気持ちになる
一日一日仕事の行きも帰りも食事も喧嘩もおやすみも有限で ちゃんと当たり前のことを逐一伝えなきゃって思わされる 
お父さ
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マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

4.5

久しぶりに足袋ブーツ履いて意気込んで行ったら靴擦れした 
私はまだまだなんだと思いました… 
初めて作ったBarbie用のジャケットが超マルジェラで、最初にして最期の服みたいだった

非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎(2004年製作の映画)

4.7

アウトサイダーと呼ばれる人たちの創作は
承認とか、お金の為ではなく、もっと純粋で閉鎖的な空間での自分との対話だ と言われることが多いけど
それは観測者側のエゴで"無垢で空虚な変人"としてだけ枠をつける
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マルタのやさしい刺繍(2006年製作の映画)

5.0

だいすきすぎる映画🪡 
貫くきもちを誰も邪魔しちゃいけない
強い意志を持って努力すること
それ自体が誰でもできることじゃない
ひとりの夢だったものが、
いずれみんなの夢になる時がくるんだ
大切な宝物こ
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オールド(2021年製作の映画)

4.1

なんで怒ってたんだっけ 
なんで好きじゃないって思ったんだっけ
って年月が経って自分が成熟すると
どーでも良っか って思えたりするし 
本当に大切なものが分かったり
海綺麗だねぇ みたいな根本的な感情
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

成田凌のアドリブ追いケチャップエグいよ…

テルコみたいになるところを我慢して自然消滅させたきもちを思い出したけど
理性ではどうにもならんこともあるし分かる

俺のこと好きじゃなくて良かった〜 は
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.8

面白いどころじゃなかった…
クリエイターならわかるはず…
創作物の設定に自分の趣味思考、感情を
必ずいれるあるある😭
最高峰のフィクションの細部にこそ
超個人的なノンフィクションが必要なんだ
多分みん
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.9

久々に観たけどうっとり…
ロマンティックな気分の時にロマンティックに付き合ってくれないひとってほんとつまんないよね〜
現実的で社会的な交流も大事なんだけど
雨が降ってきたのにささないで濡れてみるみた
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.6

そう、加害者だけが加害しているわけではなくて、協力者も、話を聞いて笑っただけの傍観者も、全部丸ごとでの加害という胸糞を思い出した。
友達だと思っていた女の子がそちら側だった時の絶望感も半端ない。

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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.7

色んな視点からそれぞれの感情が描かれていて丁寧な映画だった、小学生の友情泣ける😭
お母さんもお父さんもお姉ちゃんもよくて、
言いたいことは言うけどお互いを認め合って愛を伝えあってるのがよかった
すれ違
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.8

『魔法少女は祈った願いと同じだけの呪いを背負い、誰かを救った分だけ誰かを呪い、
最終的に魔女へと遷移する。』
と、まどマギの説明に書いてあった

祈りの純度が高いほどに、纏わる愛が狂っていく謎、彼女た
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

4.4

犬猿の仲にこそ深い愛があったりするし
お互い自分で気付いてなかったりするし
はやく素直になったほうが幸せになれる

クルエラ(2021年製作の映画)

4.8

初期衝動の詰め合わせ!服で表現するのは楽しいんだよ って思った ゴミのドレスが大好き

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.5

ハンカチに刺繍をするような小さな誇りで
人は生き延びることが出来たりする

ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

5.0

何を選んで何を選ばないか 誰といて誰と別れるか
体力と忍耐力と自分を信じる気持ちがなければ
理想郷はつくれない
意志の強さを我が儘と呼ぶならそれまでだ

つまらなくなったら悲しくなったら
楽しくなる方
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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

5.0

というかthe Linda Lindas最高過ぎ……
&久々にトキメキで号泣した セス…🤦🏻‍♀️🔥💕💕💕💕💕💕
riot grrrlは永遠なのでね 内気でも戦うし
一人じゃないって知ってるから
あん
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

庵野さんありがとう
ぜんぶの涙腺が崩壊した 
私たちのような未熟なガキに必要なのは恋人じゃなく全てを赦してくれる親の愛だったんだよね 母性であり父性 不在のそこに全てが帰還した キリストとマリア 
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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

4.3

かわいいファンタジー映画みたいなぁ〜という時にはおすすめ
画も可愛いしルラが可愛すぎるし涙は真珠だし…😭💓何も考えずに見ててもなんとなくよかった〜 な映画でもある 
人魚と人間の恋の結末は初めから運命
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.8

脅かしてくる系ホラーは全般苦手なのだけどこれは全然違う意味の怖さ、というか
不安だった
人類全員が先祖代々受け継がれている遺伝があるけれど 
自分の継承されたくないものまで継承されたとして それは許さ
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ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

4.9

(その節はパンフ等載せて頂いて有難う御座いました…ホドロフスキー好きでいてよかった…)
この映画で改めて、何故自分がホドロフスキーを信仰してしまうのかが解明したし、観ることで無意識にサイコマジックのセ
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ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

5.0

最 高
ミッドサマーより全然見易いのに(元ネタ)
観終わった後の喪失感がすごい 
自分は基本的に無信仰なので 
信仰の前では私も異教徒なんだなぁ
呪ったり祈ったりするときの絶対的な対象があることの救い
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BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ(2020年製作の映画)

4.8

がんばろーーーーーーーってなった 
全員かわいい大好き
こんな"服"が似合う人達は稀だ…
シャネル…セリーヌ…ディオール…サンローラン… って思いながら観た

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

4.8

火炙りされてる気持ちになれた
これは何かSMの一種というか、ゾーンに入ると拷問は快感を伴うということを観客に分からせたかったのかな 最後の嫌がらせに繋げる為のクソな展開が全部効果的で流石だった
どうし
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.7

バイバイ… って泣きながら言うところで私も号泣 ヘイリーのインスタフォローした

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.5

最後の方まで全然気づけなかったから私は鈍感です… 分かった上でもっかい見る

夢追いウサギ(2020年製作の映画)

4.8

だいすきかわいい…………………
私も一人ではなんも出来ないのでめちゃわかるとなった