2002年、ボストン・グローブ紙が報じたカトリック教会の神父による性的虐待事件。その報道の中心となった特集記事"スポットライト"の記者チームを追った社会派映画。先日のアカデミー賞で作品賞&脚本賞に輝い>>続きを読む
『ジュラシック・パーク』は多くの人にとって忘れがたい映画体験となったであろう作品の1つ。自分も例に漏れずそうである。子供の頃に録画されたVHSを何度も観た記憶がある。特別恐竜が好きという訳でもなかった>>続きを読む
ブラックホールの特異点定理やホーキング放射等で名高い物理学者スティーヴン・ホーキングの人生を愛妻ジェーンの眼差しを通して描いた本作。主演のエディ・レッドメインがオスカーを勝ち取ったことで話題となった。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
クエンティン・タランティーノが描く9本目の雪原の服飾店が舞台の密室惨殺劇。いつものタランティーノ節が炸裂し、面白いことは間違いないんだけど、手放しに賞賛は出来ない。そんな1本。
まず良かったところか>>続きを読む
お洒落映画の代表格として名前を聞くジャン=ピエール・ジュネ作品を観るのは初だったが、「…なるほど、これはお洒落だ」と唸るような色彩豊かでアイデア光る絵本のような一本だった。
主人公のスピヴェットは1>>続きを読む
第二次世界大戦中、ナチスの最強暗号機エニグマの暗号解読に挑んだ天才数学者アラン・チューリングの人生を追った伝記映画。監督はモルテン・ティルドゥム。感想を箇条書きにて記す。
・超難解な内容をテンポ良く>>続きを読む
TwitterやFilmarksでよく目にした本作、「どうしてこれが劇場未公開なんだ…!!」という配給会社に対する怒りの声と本作に対する賞賛とがごちゃ混ぜになっていた。ようやく観ることが出来たが、なる>>続きを読む
ペルソナ3というゲームを映画化した4部作の2作目。1作目よりもストーリーが展開し、より動きがあった印象。ボス戦の描写があっさりしており、主人公のシャドウ殲滅に対する葛藤等もあり戦闘は1作目の方が良かっ>>続きを読む
ペルソナ3というゲームを映画化した本作、4部作の1作目。
ゲームは昔クリア済ということもあって自分は観てられたけど、やったことない人は置いてけぼりになるかも。そもそもこういう作品ってファン向けな所があ>>続きを読む
人は成長するにつれ、言語を学び他人とコミュニケーションを図る。言葉とは他人を理解し、自らを表現するためのツールとなる。人生という大海原を渡るための"舟"みたいなものだ。
本作は日々変化し新たに生み出>>続きを読む
冷戦下、米ソ間で行われた捕らわれたスパイ交換、それを実現させた民間人の弁護士をスピルバーグが描いた本作。
やっぱりスピルバーグってすげー!!!この映画、内容は物凄く地味。自分は情報を全く入れずにスピ>>続きを読む
イラク戦争で160人を射殺した伝説のスナイパー、クリス・カイルの半生をクリント・イーストウッド御大が描いた本作。アメリカ国内では戦争映画としては空前の大ヒットを記録し、その内容から様々な論争を巻き起こ>>続きを読む
2014年、本作が公開されると良く言う人はいても悪く言う人はそんなにいない。1年に1本はある万人に受ける映画だった印象がある(『最強のふたり』みたいな) 自分も期待して観てみたが、なるほどこれはデート>>続きを読む
WikiLeaksを発明したジュリアン・アサンジを協力者であるダニエル・ベルク目線で描いた本作。主人公ジュリアン・アサンジをベネ様が熱演。監督はトワイライト・サーガなどのビル・コンドン。
何これ、め>>続きを読む
ご多分に漏れず我が家でも始まりましたスター・ウォーズ再鑑賞会。エピソードⅣ→Ⅵを観てⅠ→Ⅲを観る劇場公開順で行きます。
過去に何度か観ているスター・ウォーズシリーズだが熱狂的なファンが生まれるのもよ>>続きを読む
最近、美魔女といったお年をめされてても綺麗で美しい女性という存在がフィーチャーされる。なるほど、確かに外見は若々しく綺麗である。
そういう人達が実際そうかは見たことないから分からないけれど、僕には昔か>>続きを読む
1回目の衝撃はそう、『セッション』を観に行ったときだった。予告で劇場がざわついた。「何かぶっ飛んだ映画があるらしいぞ…」
それから1ヶ月後、2回目の衝撃がやってきた。どうやらこの前の映画が爆発的にヒ>>続きを読む
持てる者と持たざる者について描く作品はジャンルを問わず大好物な私、本作も不思議な余韻を残す良作に感じた。
自分はインディーズバンドが好きでライブハウスにも足を運ぶが「何故こんなにかっこいいのにこの人>>続きを読む
「自分に点数を付けるなら何点だ?」
「…6点」
「君は3点だ」
母親の新しい彼氏の別荘に向かう車内、14歳の少年に無情にも突き付けられるキツイ一言。「てめぇ何様じゃ!!」と言いたくもなるが、主人公ダ>>続きを読む
残高2万円のATMを見つめる青年。迷いながらも結局お金を降ろしてしまうその姿。セックスに幻想を抱き、独りよがりの愛情を感じる。「これ吸い終わってからでいい?」というプロ感に萎え、事後の虚無感に苦しむ。>>続きを読む
前作である『イングロリアス・バスターズ』でユダヤ人兵士達にナチス、さらにはヒトラーまでも殺しまくる快作を撮ったタランティーノ。劇場8作目となる本作も奴隷制度というアメリカの歴史上の汚点を正面から捉え、>>続きを読む
子供の頃からの親友同士が母となり、大人になった相手の子供達と関係を持つというAVかよ!!!映画。
序盤からオーストラリアの美しい風景を切り取ったカットが続く。母親役はナオミ・ワッツとロビン・ライト。>>続きを読む
中学生の頃に1回観てて、今回10年ぶりくらいに再見。初めて観た時はまだガキだったし「詐欺かっけぇー!!!」「レオ様かっけぇー!!!」くらいにしか思わなかった記憶があるのだけれど、10年歳を重ねた今回は>>続きを読む
1960年代、グリニッジ・ヴィレッジで巻き起こったフォーク・リバイバル・ムーブメント。あのボブ・ディランの憧れの人であったデイヴ・ヴァン・ロックの回顧録をコーエン兄弟が映画化。カンヌ国際映画祭で審査員>>続きを読む
これはカラオケ映画だ。冒頭からサブカル臭全開、とにかく歌の力で引っ張る。本人達が本人役で登場しまくる。女王蜂とEDのスチャダラパーは良かったけどPerfumeのシーンはモロ『500日のサマー』でちょっ>>続きを読む