wantaroさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

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SING/シング(2016年製作の映画)

3.3

動物キャラ達が、定番から最近のヒット曲をテンポよく歌っていく映画。
きゃりーぱみゅぱみゅの曲と、アクセントおかしい日本語が登場。
ゾウとブタとゴリラのキャラは良かったけど、コアラ薄い(主役だろしっかり
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ワイルド わたしの中の獣(2016年製作の映画)

3.3

映画だと思ったらだめだ。これはアート作品!狼はただのモチーフ。それにしては狼映画かってくらい狼が中心だけど…。
まるで発狂したかのような、1人の女の解放。理性の壁を超えていくほどに、ちょっと清々しい気
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.9

うわーすごく共感できた!このくらいの歳がいかにお子様か思い出した。世界の中心は「わたし」っぷりが可愛い!(可愛いで許される年頃だし)
誰にでもある人生の青春黒歴史、紐解けば懐かしくて愛おしいね。

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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.7

期待していたより面白かった。ライアン・ゴズリングはこういう系の役が1番いいかも。アホ役なのにカッコ可愛いが両立する。「きゃー!」などの絶叫が可愛かった。
ラッセルクロウがまた存在感あって、渋くてカッコ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.4

まるで貧困ドキュメンタリー。淡々と生活困難者の扱われ方と、その辛さを描く。働くにも働かないにしても、わかりにくくて面倒な手続きが山ほどあり、それを見ているだけでウンザリしてくる。なのに主人公のダニエル>>続きを読む

モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由(2015年製作の映画)

3.8

「惚れたら負け」ほんとそう。
男が女に惚れ込む恋愛は結構安定性があると思うけど逆はいけない。
女たらしに惚れ込んだ女は完全に負け。男がそばに居ても離れても完全に負け。
モテる男はモテてこそ魅力的。
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.3

無人島に男女で2人だったら…じゃアレなので宇宙にしました!終わり!という感じ。
男の人は宇宙船の設定を楽しみ、女の人は恋愛や感情を楽しむという、カップルでも見られる作品。
しかしそれだけ!なにも心に残
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メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

3.7

母と娘の双方からの視点がよく描けていて感動した。母ってすごい。強い。
スコットランドの文化も深く描かれていて、衣服や住居、特有の牛とか、見どころ満載。言葉の訛りも新鮮だった。
笑いも多くて見やすかった
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.6

ウィーンでエゴンシーレを見て、印象的だったので映画も見てみた。この画家がもっと長く生きたなら、どんな絵を描いたのかな。ただエロいだけじゃなくて、繊細なものを感じる絵が多い。そこに熟年を足したら…。若く>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

初IMAX!音がすごーい!紙が飛んでるような細かい音もくっきり。また、爆撃などの地響きは身体中に響いた。
空を飛ぶ時の臨場感がすごかった!

この歴史上のことは知らなかったけど、すごいことだったんだな
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天使にショパンの歌声を(2015年製作の映画)

3.4

「天使にラブソングを」にちょっと似てるからって、そんなタイトルにしなくても!歌モノじゃないのになー。歌もあるけど。
最後のピアノのシーンは感動的。リストもショパンも泣ける。心温まる。
でもちょっと中途
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.0

人間のモラル感のせめぎ合いで手に汗握る、心も揺れる。自分がこの人だったららまたはこの人だったら、どうするだろう?と考えさせられる。
人の命への責任、職務や立場の責任が、「決断」を遅らせていく。誰だって
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フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.5

邦題が雑では…。アメリカ人のスリとCIAが小気味好く活躍しますinパリ。スリのうまさがすごい。アクション苦手な私も飽きずに見られた。ちょっとキャラの魅力が足りないと思うけど、アクション好きにはこれくら>>続きを読む

ミモザの島に消えた母(2015年製作の映画)

3.0

映画ではなく小説で読みたい内容だった。いろんな人の感情が立ち込める…べきなのに、もやっとしてて半端。ドラマティックなのに悪い方の地味感。ストーリーは結構面白いのに、惹きつけられない映画だった。

ミス・シェパードをお手本に(2015年製作の映画)

3.0

マギースミスが臭くて不潔なホームレス役!しかし彼女の持ち味の気品が一層際立つ。さすが Lady。
作品自体は中途半端かな。イギリス映画が好きか、高齢の親がいる人には良いかもしれない。
終わり方はイギリ
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太陽のめざめ(2015年製作の映画)

3.6

このじゃがいもみたいな邦題は、「太陽がいっぱい」を意識してるのかな?でも結構ストーリーと合っていて好き。
ちなみに原題は「頭を高く」です。
マロニーくんの生意気ながらもきれいな顔立ちは特徴的。感情の振
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モデル 欲望のランウェイ(2016年製作の映画)

3.6

これは、共感できる人にはなかなかおもしろく、共感部分が少ない人にはムカつくor退屈作品かもしれない。
少なくとも女性なら、若い女性の恋愛における危険な純朴さ、までなら分かる部分があると思う。無知ゆえに
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おとなのワケあり恋愛講座(2014年製作の映画)

3.0

軽い作品のため流し見。サルマハエック美しすぎて見とれる。
息子役の男の子がとてもかわいかった!やくどころも笑いをくれる。
気軽に見られるオトナの映画。終わり方がなんとなくラブアクチュアリーっぽかった気
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ファング一家の奇想天外な秘密(2015年製作の映画)

2.7

キャストが豪華な割に面白くない。邦題も安っぽい。
アートと名付けた奇抜な生き方をする両親の下で七転八倒する兄弟の話。これむしろニコールキッドマンじゃない方が良かったんじゃ…。
見所はどこだったんだ…。

NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.3

パッケージがすごくつまんなそうだったのに、意外と面白かった。
ネット世代には分かる、物事の展開の速さとか、面白いことの加速度!モラルを考えるより早く面白さが進んでしまうのよね。
途中までは、このゲーム
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ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)

3.0

タイトルとパッケージの期待を裏切り、エロくも怖くもない。

これまでの監禁物と違うのは、女の方が何枚も上だということ。檻の中から支配されていく男…。斬新ではないか。女の怖さここにあり。

ミラノ、愛に生きる(2009年製作の映画)

3.0

ティルダスウィトン目当てで鑑賞。イタリアの金持ちに嫁いだロシア人妻の役所。最初の方はただの綺麗な奥様風なのだけど、中盤以降本領発揮!もう若くないしシワも日焼けもすごいのに、みずみずしく生々しく神々しい>>続きを読む

NINE(2009年製作の映画)

3.6

超豪華俳優陣の揃うミュージカル。前から気になってはいたけど手が伸びなかった作品。
あんだけ美しくて演技もうまくて、踊れて歌えて、イタリア語訛りまでできて…俳優ってやっぱすごい!
ジュディディンチまで歌
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

3.6

淡い風のようでいて、永遠に続くような深さのある青春映画だった。主人公たちの若さと温かさ、悔しさや希望など、手から溢れそうな感情がよく表現されていると思う。お父さんや先生など、それぞれのキャラもいい。>>続きを読む

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.8

ティルダスウィトン目当て。
しょっぱなから引き込まれた!退廃的な美と音楽が好きな人にはたまらない雰囲気。
やっぱりティルダスウィトンの輝きはすごい。トムヒドルストンも美しかった。私の大好きなミアワシコ
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イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.5

なんとなく「愛と哀しみの果て」みたい。全然違うんだけど。

めちゃめちゃ印象的な、焼け爛れた顔の男がその過去を話していくのだが、この顔が痛々しくて夢に出そう。詩的で感傷的なお話。
ジュリエットビノシュ
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フィクサー(2007年製作の映画)

3.0

ティルダスウィトン目当てで鑑賞。んーでも今作のティルダ様はアワアワするシーンが多くて、かっこよくない(´・_・`)眼力はすごいけど。でもこの役柄に深みを与えていると思う。
しんかし内容はあんまり面白く
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LOVE【3D】(2015年製作の映画)

3.4

愛とその他の感情諸々を放り込んだすり鉢のようなセックス。セックスとセックスとセックスとクスリと感情炸裂映画。特に内容はないが、見たことがないほどセックス三昧。カメラに向かって飛んでくる精液は斬新。
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愛の監獄(2015年製作の映画)

3.4

禁断の愛のはずなのに、バレバレ。所長さんきっと真面目な人だったんだね。こんなバレバレになるくらい、不倫したことなかったんだ。なのに恋の力に引っ張られてしまうのね。
秘めやかでエロティックで切ないのかと
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ストーンウォール(2015年製作の映画)

3.7

LGBT差別反対の私。それと知らず借りたら、異性愛というだけで公的に差別された時代のアメリカの話だった。映像が古臭いのがリアル感あってよかった。オネエたちの服装もよかった。
異性愛というだけで、病気と
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92歳のパリジェンヌ(2015年製作の映画)

3.6

邦題とパッケージが気に入らない。
かなり真面目な、尊厳死についての映画で、オシャレなパリ要素はないのになぁ。
92歳のマドレーヌが、高齢によって苦労する様がリアル。人間としての機能が失われていくことは
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ジェム&ホログラムス(2015年製作の映画)

3.0

内容は10代以下女子向けで、とにかくキラッキラ。YouTubeに自作の音楽をアップロードしたらいきなり大スターへと駆け上がっちゃうという、イマドキなシンデレラストーリー。
ファッションとメイクがかわい
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ライフ・ウィズ・ウォーター 水とともに生きる(2013年製作の映画)

3.2

最後まで見れず寝落ち…。
予想と違って、水の素晴らしさとかではなくて、「受け止めなきゃ現実を!」系。
人と水が共存しているというか、人がいなければ水は水らしくいられたのに…っていう感じ。重い。
見たこ
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.6

意外に面白かった。ミステリー系は、誰が誰だかわからなくなったり、時系列が乱れた瞬間理解不能になったりするのだけど、この作品はそのへん丁寧だった。
小説で読みたいなぁと思ったら原作はヒット小説だった…。
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ブルゴーニュで会いましょう(2015年製作の映画)

3.4

ワインを作るのにどれだけの忍耐と努力が必要なのか、よくわかる映画。
ブルゴーニュの美しい景色をふんだんに見せてくれるのも確かに良いけど、邦題がダサい。仕方ないんだけど。恋愛要素や家族愛要素もあるけど、
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母の残像(2015年製作の映画)

3.4

英語だしアメリカだから、アメリカ映画なのかと思いつつ見ていたら、あれ?ヨーロッパ映画?ってなってチェックしたら色々な国の合作。なるほど。
出すでも出さないでもない人間の感情のグレーゾーンを、繊細に描い
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