シネマJACKすぎうらさんの映画レビュー・感想・評価

シネマJACKすぎうら

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映画(385)
ドラマ(0)

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.6

ジュラシック〜シリーズ5作目というよりも、ある意味リブート的な前作「ジュラシック・ワールド」の続編。
いきなり序盤から、前作のクライマックス並みの見せ場がガバガバっと!
ところが今回は、”その前半”と
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

2.5

なんかパンキッシュでアナーキーな時代モノに仕上げようとしたのは分かるが。。
そもそも石井岳龍の暴力性とクドカンのユーモアは、親和性が高く無いのかも。
増してやそのアラを、御本家"アナーキー・イン・ザ・
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エヴァ(2018年製作の映画)

3.2

まずは良い点から、、
映像が美しい。
常に動きと奥行きを感じる絵に魅了された。
スコープサイズ?横に広い画面の両端を注視させるような人物配置や、左右を横切っていく列車の動きが画面の拡がりを感じさせて楽
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

いわゆるメタ構造を成した映画なのだが、その程度の説明では到底ネタバレにはなり得ない構成の巧みさに唸らせられる傑作。
(※でも念のためネタバレ・カテゴリーにしておく 笑笑)

そして何より素晴らしいのが
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.7

これも実話を基にした映画で、やはりハンディカメラで撮ったようなドキュメンタリータッチの画像が主となっている。ところが、そこで語られるストーリーは実にドラマチック。
アイ,トーニャもそうだったが、観てる
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.1

ジェイコブ・トレンブレイ君の才能が炸裂した「ルーム」の変化球版かと思いきや、とんだ見当違いだった。(いい意味でですが 笑)

本作最大の特徴は、フツウならとんだサイコパス野郎で片付けられそうなキャラに
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正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

4.3

「それから」や「夜の浜辺でひとり」と同じく不倫による恋愛を題材にはしているが、この作品には、なぜか湿った感じが一切しない。
屈託がないというか、、なんだかほんのりと温かくて愛らしさすら感じる。

構成
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

4.4

これはスター・ウォーズであって、スター・ウォーズではない。ep.4〜6の鉄板キャラ三人を"文字通り"スピンオフさせ、本シリーズとはまったく異なる物語世界を構築しているからだ。

そこには、
フォースも
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女と男の観覧車(2017年製作の映画)

4.2

ジャスティン・ティンバーレイク演じる狂言回しキャラも相まって、仄かなコミカルさを匂わせるものの、本作は決してコメディではない。

「カイロと紫のバラ」を彷彿とさせるような、盛りを過ぎた主人公の夢を酷(
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母という名の女(2017年製作の映画)

4.6

こりゃあ、面白い!よく出来てる!!
とにかく、常軌を逸した母親像の振り切り方。彼女を決してサイコパス扱いしていない描写も巧み。そして周囲の巻き込み方がさり気なさ過ぎて逆にコワイ。

でも、そんな母親像
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

3.5

荒唐無稽上等!!楽しい!
意外と、しっかり"グレンラガン"してて
大満足です(笑)。
ロボットアニメとしては中島かずき作品だけでなく、「タイムボカン」シリーズをも彷彿とさせるクダリも。

そうそう
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それから(2017年製作の映画)

4.0

なんかオープニングからして過剰なフランスメロドラマ調の音楽にしても、主人公と三人の女性が織りなす会話の機微にしても、終盤に引用される夏目漱石にしても、、全ては同じ向きのベクトルを為しているように思えて>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.2

何が感動てきって、
ソン・ガンホ演じる主人公、タクシー運転手キムの心の動きが克明に描かれている点。

しかも彼の心模様はBGMや演出の"色み"にも投影されていて、まるで前半と後半では全く映画のジャンル
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.9

天才子役ジェイコブ・トレンブレイの、相変わらず豊かな想像力に舌を巻きながらも、実はジュリア・ロバーツの演技が最も印象的に感じられた。

物語の中盤、主人公の母親演じる彼女が、ある登場人物に「やるやん!
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.8

どこかエリック・ロメール作品を思わせる佇まいから繰り出されるのは、難解な女性心理ではなく、モラルと欲望の狭間で悶絶する監督自身の独白。

本作の記者会見で主演女優キム・ミニとの交際をカミングアウトした
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30年後の同窓会(2017年製作の映画)

4.5

物語の序盤、
これはかなり激しい反戦映画なのかと、一瞬思わせるクダリがある。
ところが、、
最後までじっくり観てみると、ちょっと様子が違う。あの印象的なラストシークエンスを観ると、そんな単純なカテゴリ
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

どこまでが現実で、
どこからが妄想なのか。

いや、、
どこまでが妄想で
どこからが現実なのか。

これは主人公ジョーの精神世界から
"何か"を覗き見た映画。

血みどろのテーブルに置かれた伝票を眺め
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.9

終始、
揺るぎない深い恋愛感情で繋がった二人。
そんな男女のラブストーリーを描くのは
意外と難しいのではないだろうか。

なぜなら、お互いを想う心に
さざなみも揺らぎも
起こらないのだから。

ところ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.8

こういうキャラをメインにした映画は、二作目ともなると、マンネリになるんじゃないかと勝手に心配(笑)していた。

ところが観てみると、意外なところに変化をつけていて飽きずに楽しめた。要はシリアスさとコミ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.7

この映画が、
どこかトンガった"個性強すぎ"母娘の関係性を描きながら、なおナチュラルな空気に満ちているのは、監督グレタ・ガーウィグ自身を描いた物語だからなのだろう。

「故郷は遠きにありて想うもの」
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.9

日常的に軽犯罪に手を染める、
一般人の心の暗部を描く映画ではない。
決して。
格差社会への批判?
そんな単純なものでもないと思う。
だから、このような家族が日本に実在するかなど、もうどうでもいいことな
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.0

ケガの光明というか、
大富豪ゲティの役はケビン・スペイシーよりも、クリストファー・プラマーの方がハマってるのかも。
得体の知れない彼の闇の深さみたいなものを、見事に演じ切っていた。

ただ、映画全体と
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.9

精細な造形に息を飲みつつ、
どこか荒唐無稽でユーモラスな近未来日本にほくそ笑む。

とにかくモフモフのワンコたちがリアル。
デフォルメしたマンガ的可愛さではなく、リアルな愛らしさが素晴らしい。
その眼
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

3.8

人種差別とはなにか。
その真理に触れた途端、愕然となる。

はたして自分は、
後ろ指をさす方なのか。
さされる方なのか。
段々わからなくっていく恐ろしさ。

ここで語られる本質は、
なにも太平洋を挟ん
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.7

主人公の画家、熊谷守一の自宅の庭。
これが本作の本当の主人公といえるのでは?(笑)
ここで映し出される草木や虫、小さな動物たちの美しいこと。よってそんな自然の造形をいつまでもじっと眺める主人公が決して
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

4.0

つくづくジェイク・ギレンホールの変幻自在ぶりには驚かされる。本作では今ひとつオトナになりきれない青年像を見事に演じ切っていた。

物語の方は、、
主人公ジェフの(ある意味壮絶な)成長物語をとおして、ボ
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.6

‪映画から教訓など得られなくてもいいよ。‬
‪当たり前だけど、あらためてそう思った。‬

フロリダの陽射しと温暖な気候が、このどうしようもない親子に根拠のない希望を与えている。

なんともはかない夢‪
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.9

主人公モリーと弁護士のからみが
実に感動的。
特に彼が法廷外のヒアリングで
検事に熱弁ふるうクダリには胸が震えた。

いっそ、家族との関わりは省略して
この映画のヒューマンな部分は
この弁護士との掛け
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

実録モノのイメージを完全に吹き飛ばすようなぶっ飛んだ"劇映画"。
森達也の傑作ドキュメンタリー「FAKE」を思い起こす。
ところが、この映画は森達也とは真逆の手法を用いて、最後の最後に観客の心に風波を
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.2

これは凄いわ。

これだけ主要登場人物が多いのにも関わらず
破綻しない、ストーリー構成の巧みさに唸らされる。

そして全編をIMAXカメラで撮ったという映像の臨場感と
CG含めた画(え)の美しさ、相変
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.7

正直、少々苦手なテーマの映画だったが
アカデミー作品賞のノミネート作品だったこと、
それと、
世間での評判の高さに背中を押されて劇場に足を運んだ。

先ずは暖かい光に包まれた北イタリアの美しい風景、
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.4

この映画、てっきりコメディなのかと思って鑑賞に臨んだのだが。。
最初は確かに結構笑えたりするのだが、だんだん本作の意図が見えてくると、グワーンとなる怖ろしさ、哀しさ。

これは、映画まるごと一本、現代
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.8

SF、ホラー、アニメ、ゲーム、音楽、、
80年代にキッズと呼ばれたオトナたちに捧げられた、全方位型オマージュ丼ぶり・全部のせ。
ボリューム満点、ごちそうさまでした😊!!

そして、、
"林檎園のふたり
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女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.7

やるせない、やるせない、、
突然のテロ犯罪で、愛する夫とまだ幼い子供を奪われた主人公の苦悩と闘い。

終始眼を涙で腫らしたような顔で主人公カティヤを演じるダイアン・クルーガー。彼女の存在感に打ちのめさ
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いぬやしき(2018年製作の映画)

4.3

ハイパーダメおやじなスーパーヒーロー犬屋敷のキャラクターに木梨憲武がどハマり。彼の演技力か、「アイアムアヒーロー」の佐藤信介監督の手腕か、脚本の素晴らしさか、主人公から発する哀感、無情感、高揚感がハン>>続きを読む

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

4.1

意外と掘り出し物。「ギフテッド」で素晴らしいヒューマンドラマを描き出したマーク・ウェブがまたやってくれた!
ひとりの青年の自立の物語と思いきや、実は父親の物語。

泣けまっせ。


本作含め、最近観た
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