vinotintoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.7

ウディ・アレンの描く女性って、いつも妙にリアル。堕ちたセレブってありそうで意外とない題材で(自分が見てないだけかもしれませんが・・・)、それを彼らしくシニカルに描くので楽しめました。

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.7

「フレンチアルプスで起きたこと」もそうですが、緩急なくともジワジワ来る人間心理の奥深さをなんとも言えない具合に表現してて、クセになります。パルム・ドール受賞のまだ若い監督。要注目です。

フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.5

パリのアパルトマンの屋根上を走り回るだけで、ストーリーはシンプルなアクションなのに絵になる。革命というワードが出たり、昨今のお国柄を見せる飽きないアクション。最近見てすぐにレビューしないので2か月くら>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.7

賛否両論アリの手放しで称賛できる愛の形ではないものの、ウディ・アレン監督の手腕でキレイにまとまってます。劇中に頻出するワードである、正に作品自体が夢のよう。

笑う故郷(2016年製作の映画)

3.8

南米映画特有の人間の本性を暴いてしまう、その描写が面白いです。小説家が主人公だけあって、ラストも小説的で印象的。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.5

祖母の暴走に苛立ちを覚えつつも、ノーベル賞級のスペシャルな才能が子供にあればそうしたくなるのも全く分からないわけでもないのは自分が完全に大人側の世界に染まってしまったからでしょうか。子供の頃は確実にメ>>続きを読む

ニーゼと光のアトリエ(2015年製作の映画)

3.5

ロボトミー手術、名前くらいしか知らなかったんですが本作でその実態を知ることになりました。

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

あんまり前情報見ずに、似たテーマの『ルーム』を連想したのですが、あっちと全然テイストが違いびっくり。ジャケットのチープさで手に取ってもらえなさそうですが、単なる感動モノで終わらない奥深い名作です。

修道士は沈黙する(2016年製作の映画)

3.3

分かりやすいミステリーではなく、行間を読む作品。仕事で疲れた状態で見たので行間すっ飛ばしまくりであまり入ってこず。もう一回見たいです。

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.4

文字通り、ラストはハネケ監督的ハッピーエンドなのでしょうか。

あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.7

ほっこり系にカテゴライズされるんでしょうけど、母親のゲス度がやばすぎてあんまりほっこりしませんでした。ラストはちょっと盛り込みすぎな感じが少し残念。

ロスト・イン・パリ(2016年製作の映画)

3.5

見始めてすぐにカウリスマキ監督っぽさで虜に。めっちゃ低予算感醸し出してますが、終始ゆるく、たまにニヤリ。

アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件(2017年製作の映画)

3.5

ヒャッハーシリーズ、ついつい見てしまいます。アホらしさしかないんですが、ハリウッドコメディにないフランスのエスプリがいい化学反応起こしてます。

少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)

3.7

ナチス支配下のユダヤ人の子供が主人公の作品は多く見てきましたが、現実世界でそうであったように、フィクションであれ(本作は自伝ベースのようです)一人一人の人生が刻まれていて本作も他作品に埋没しない生への>>続きを読む

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.5

ゴッホの自殺という印象派好きには非常に興味深いテーマにも関わらず、動く油絵の凄さに圧倒されてそっちで頭がいっぱい。現代映画の技術力ってスゴイですね。

はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.8

欧州映画は時勢に合わせ近年移民テーマにした作品が多いですが、本作は妙にリアル、でもコミカル。

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.8

実話ベースみたいです。ハンディをもろともしない、主人公のパッションに脱帽。

8人の女たち(2002年製作の映画)

3.0

あまり得意ではないミュージカル仕様のため、避けてみましたが思い切って視聴。やっぱオゾン監督のほかの作品の方が好みです・・・

婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.8

ベースがリメイクのため前半はオゾン監督らしさがなくも、後半はらしさが出ていて流石、面白いです。マネの『自殺』を鑑賞したくなりました。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.8

一作目のほうが好きですが、相変わらずのジェントルマンたちのキレッキレ爽快アクションに釘付け。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

散りばめられた不気味な伏線に引き込まれまくりです。

ペルシャ猫を誰も知らない(2009年製作の映画)

3.4

ドキュメンタリータッチゆえに実情がひしひし伝わってきます。

キャビン(2011年製作の映画)

3.0

途中から色々笑います。怖いの嫌いな方も是非。

天国の口、終りの楽園。(2001年製作の映画)

3.4

お上品とはいえない展開も、最後まで見るとなぜかしんみりしてしまうメキシカン・ロードムービー。

思秋期(2010年製作の映画)

3.8

こじらせた初老の男とDVに悩む中年女性の心の交流を描いています。イギリス映画ということもあり、展開がケン・ローチ監督っぽい。邦題が珍しくいいと思った作品。

オックスフォード連続殺人(2008年製作の映画)

3.1

好きな監督・アレックス・デ・ラ・イグレシア作品ということで視聴。原作小説ありですが、いかんせん詰め込み過ぎな気が・・・オシイ。

セブン・デイズ・イン・ハバナ(2012年製作の映画)

3.4

オムニバスながらところどころ各作品がリンクしてて面白い。ダニエル・ブリュールの作品が好みでした。

赤い風船(1956年製作の映画)

3.6

風船の赤色だけがモンマルトルに映えて、フランス絵画のよう。ファンタジーなので、小さい子供と観ても面白そうです。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.7

モノクロが起伏ないシーンを呼び起こす、ジム・ジャームッシュの魔法。

ブラインドマン その調律は暗殺の調べ(2012年製作の映画)

3.2

雰囲気はあるフレンチフィルムノワールなんですが、色々オシい。サブタイトル、イケてないんでやめましょう。

女は女である(1961年製作の映画)

3.3

比較的見やすいと言われるゴダール監督の本作ですが、ミュージカル苦手も手伝って克服できず。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.8

久々にやり過ぎ感満載のいいおバカ映画見つけました。スプラッター好きでなくても楽しめる稀有な作品。

はなしかわって(2011年製作の映画)

3.5

起承転結ほぼナシ、それでなんで引きこまれるのだろう。ジム・ジャームッシュ監督っぽい。

みなさん、さようなら(2003年製作の映画)

3.3

同じ状況になったに来てくれる人がどれくらいいるか・・・とか考えてみて凹んでみたり。

小さな悪の華(1970年製作の映画)

3.5

こじらせてしまったフランス少女たち。だんだんエスカレートしていき、ラストは・・・フランス映画らしい。