暴力と破滅の運び手さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ホールディング・ザ・マン -君を胸に抱いて-(2015年製作の映画)

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これは本当に2015年製作の映画なのか…!?と思いながら見ていたらほぼ自伝の原作戯曲があってなるほどね!!となった

ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015年製作の映画)

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 1939年ミュンヘン、「ビュルガーブロイケラー」でのナチス指導部の演説に合わせて時限爆弾を仕掛けたゲオルク・バルザーはスイスへの不法脱出を図って逮捕され、獄中でヒトラー暗殺が失敗したことを聞くと証言>>続きを読む

METライブビューイング/プッチーニ《ラ・ボエーム》(2014年製作の映画)

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クリスティーナ・オポライスが幕間インタビューで「蝶々夫人を歌ったあと朝の5時に寝て、7時半に”代役で出て欲しい”という電話をもらった。最初は当然noと答えたが、プロだからyesと言うしかなかったし私は>>続きを読む

METライブビューイング2019-20 ヘンデル「アグリッピーナ」(2019年製作の映画)

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幕が上がると、登場人物たちが石のベッド(墓石?)から起き上がる。
年端のいかぬ息子ネローネを即位させるため、アグリッピーナはアルコールの力を借りながら奸計を遂行する。アグリッピーナは2幕の途中で男同士
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ベン・ハー(1925年製作の映画)

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とにかくガレー船と戦車競争がすごかった あの尻は、何?
イエス様の手が光り輝いていたしハンセン病も光で治る

ベン・ハー(1907年製作の映画)

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みんな万歳してた
ベン・ハーが瓦落とすくだりが完全に故意殺人だった

怪物はささやく(2016年製作の映画)

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イギリス人特有のポーセリンのコレクションとか飾ってある部屋が無残に滅茶苦茶になるところで一番興奮してしまった あと怪物の造形が人間的すぎてリーアム・ニーソン(中身)が全裸で歩いているなあという感想にな>>続きを読む

Jonas/ジョナス(2018年製作の映画)

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パパが一番エッチなゲイ映画を見るたび世界にはもっと"daddy"に対する啓蒙が必要なのではないかと痛感します

タバコに毒混ぜてカツアゲ不良にゲロとうんちを出させるヤベーセレブ彼氏と一緒に児童誘拐殺人
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METライブビューイング/オッフェンバック《ホフマン物語》(年製作の映画)

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ヴィットリオ・グリゴーロが素晴らしすぎて他の歌手はちょっと霞んでしまったけど、オリンピア役のエリン・モーリーとアントニア/ジュリエッタ役のヒブラ・ゲルツマーバはよかった。男性陣は微妙。演出はあんまり面>>続きを読む

METライブビューイング2018-19 ワーグナー「ワルキューレ」(2019年製作の映画)

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ドイツ語圏あたりの頽廃的な読み替えワーグナー演出を立て続けに見てウッってなってたんだけど、こういうのを見るとデジタル映像の時代にこういうトラディショナル寄りな衣装や小道具でワーグナーをやることの限界を>>続きを読む

キングコブラ(2016年製作の映画)

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てきぱきしてて異様に手際がよく、こんなゲイ映画あるんだと謎の感動を覚える。ゲイポルノをよく見る人、特にxvideosとか以前の世界を知っている人ならゲラゲラ笑えると思う。あの小規模ストリーミングサイト>>続きを読む

バスターのバラード(2018年製作の映画)

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現代にかなりレトロな“西部劇”を製作した上で、それぞれ目新しいものになっているのに感心する。
第1話のサイコパスガンマン、第2話の“強盗に入った家の主人がヤバい系ホラー”in西部からの首吊り2連続はか
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ブルックリンの片隅で(2017年製作の映画)

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この内容この撮り方で仕事の制服で19歳の男の子とモーテルに行くバーテンダーおじさん(既婚)が出てくるのは……

女群西部へ!(1951年製作の映画)

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 1851年カリフォルニア。ロイは厳しい峠越えをして入植した男たちの未来のためにシカゴから女を連れてくることを画策し、ワイアットを雇う。ロイとワイアットはシカゴで140人の女性志願者を集め、15人のカ>>続きを読む

無責任時代(1937年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

 でかい花を挟んでのやりとりや箱の中での会話、木やヴェールで遮蔽された人物、などなど時折異様なカットはあるのだけど、コメディとしては笑えずシリアスにも見れない映画だった。 

 自社の新聞でスターに祭
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トスカーナの小さな修道院(1988年製作の映画)

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シネマテーク・フランセーズのオンライン・コレクションで鑑賞。
https://www.cinematheque.fr/henri/

豚の精肉描写(血まみれ、断面あり)なので苦手な人は注意した方がいい
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四月(1962年製作の映画)

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シネマテーク・フランセーズのオンライン・コレクションで鑑賞。
https://www.cinematheque.fr/henri/

旧市街の人々は民族音楽を奏でたり筋トレに励んだりとそれなりに楽しく
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英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/2019「ロミオとジュリエット」(2019年製作の映画)

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マクミラン版は初めて見たけどすごく良かった。飲んだくれて二刀流で現れるティボルトがマキューシオをうっかり刺しちゃったあとの慌てぶりとかね。

性の劇薬(2020年製作の映画)

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口から漏れたミネラルウォーターが乳首に掛かって感じるくだりがよかった

ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「真夏の夜の夢」(2019年製作の映画)

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観客参加型の舞台ということで、中央のほうでベッドや台が浮き沈みしたりときには空中から現れたりしてステージとなる場所を形作り、その周りを森であるところの観客が取り囲む。時折観客からスマホを借りたり(あの>>続きを読む

METライブビューイング2019-20 プッチーニ「蝶々夫人」(2019年製作の映画)

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これ、あれでしょ。寺をチームラボで照らすやつ。
障子や鏡のギミックはへーとなるし黙役を文楽人形にやらせる工夫もほーとはなるのだが、いまいちノレない。アンソニー・ミンゲラは「ピンカートンの目に映る日本=
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METライブビューイング/チャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》(2013年製作の映画)

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何食ったらNTR自慢ソングをあそこまでねっちり目の前で歌われるシーンとか思いつくんだろう……チャイコフスキー、怖い……

METライブビューイング/モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》(2014年製作の映画)

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スザンナ・フィリップスとイザベラ・レナードがそれぞれ素敵に歌っていた。ポレンザーニが電気でぶるぶる震えていてかわいかった。

METライブビューイング2014-15 ロッシーニ「湖上の美人」(2015年製作の映画)

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歌手は大変見事。ジョン・オズボーンがフローレスに負けじと(?)ハイDを当てていた。

アングスト/不安(1983年製作の映画)

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長回しでもないのに時間の省略がここまで存在しない作品ってちょっと観たことないし、そういう撮り方をする一方で主人公の語りはフレームの中に収まっているものから喚起されたトラウマに飛んで行ってしまったりし、>>続きを読む

METライブビューイング/ビゼー《カルメン》(2014年製作の映画)

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多分大戦期くらいに舞台を移したプロダクション。
髭のないイルダール・アブドラザコフを初めて見たかもしれない。カルメン、ホセ、エスカミーリョ、ミカエラがそれぞれとても良かったので普通に満足した。

METライブビューイング2018-19 ドニゼッティ「連隊の娘」(2019年製作の映画)

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これは本当に素晴らしいプロダクション。大戦期に舞台を移し(歌詞的に違和感があんまりない)、兵隊さんはみんなフランス外人部隊って感じ。アメリカ人なのかな?マリーはめちゃくちゃにラッパーな感じの所作をして>>続きを読む

METライブビューイング2017-18 モーツァルト「魔笛」(2017年製作の映画)

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美術や衣装から歌手の所作まで京劇っぽいプロダクションで、魔笛とはよく合っていた。パパゲーノがロブスターに手を噛まれたりパパゲーナと即ハメな感じになるのは結構おもしろい。

METライブビューイング2017-18 マスネ「サンドリヨン」 シンデレラ(2018年製作の映画)

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ロラン・ペリーの演出は目に楽しく活き活きとしており、またキャストたちもすごくよかった(特にキャスリーン・キムとロラン・ラウリ)

METライブビューイング2019-20 マスネ「マノン」(2019年製作の映画)

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リゼット・オロペサはとても頑張っていた。第4幕はちょっとメイクがいただけないと思ったが…(“落ちぶれた美女”みたいに見せる工夫はいくらでもあっただろうに、あまりに落ちぶれ成分が勝っていた)
マイケル・
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