自責さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.5

終始ローテンションで進む。
過去の傷や喪失感と向き合う男を静かに映し出す。

それがじわじわと、重く突き刺さる。

ラストの選択もただハッピーエンドでおしまいにしないところがまた、リアリスティックで
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.5

どのシーンをとっても強く印象に残る強烈なものばかり。
ただのバイオレンスなのにスタイリッシュで、合わせてる音楽のチョイスもなかなかに斬新だがハマってる。

主役が本当にはまっていて、世界観を楽しめた。
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.0

再視聴すると、子供の成長を描く一夏の物語に思えてくる。

ロケットを飛ばすシーンはこの作品随一の美しさをもつ。

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.5

何かを継ぐ姿に、私はとても魅力を感じる。

ストーリーは自分好みの結末ではなかったが、そこがこの作品の考えさせたいポイントなのだろう。

父が賛成し、母が反対しているところに、父性愛と母性愛の違いがリ
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めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

4.0

おすすめ!

今時の人なので、昔ながらのロマンティックさに憧れる。
そういったロマンティックを全力で感じる映画。
ラジオで出逢うのがもう既にオシャレ。
今風に言うと、ついったーとかでオシャレじゃないの
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.5

なんだかもどかしいような、そうでもないような。
後半のお互い素直になれない感じ、側から見てるとかわいい。
自分だと素直になれないで一生引きずっちゃうんだろうなあ。

やっぱり、男女の友情なんてない笑
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.0

表情の作り込みがすごい。
各キャラの気持ちが十二分に伝わってくる。

思いをぶつけ合うシーンは本当にウッてなる。
しがらみばかりの自分たちと、自由な自然と愛の象徴であったブロークバック・マウンテン。
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

4.0

伏線や違和感の作り方がうまい。
分かったときすっと血の気が引く。

主人公の素直さ、少女と出会い少しずつ変わっていく姿に思わず微笑んでしまう場面も。
本物の親子だ。


余談だが。
レビューでは何やら
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レインマン(1988年製作の映画)

4.0

おすすめ!

中盤でタイトルの意味が分かり涙。
このときのトム・クルーズがいいのよなあ。

シンプルな話ながら、ロードムービー風の演出と一流の演技で非常に見応えがある。

少しずつ信頼をみせるダスティ
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シカゴ(2002年製作の映画)

4.0

加速度的に面白くなっていき、爽快なラストに満足。
ミュージカル部分は見てて飽きないし、ミュージカル映画最高って安直になれる。

レニー・ゼルウィガーはブリジットジョーンズのイメージが強かったが、今作も
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ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)

3.5

カジノシーンのスリルや緊迫感、
それの対価としての豪遊か絶望か、
ギャンブルの紙一重の両面性が分かりやすく伝わってアツイ。

ストーリーも明快、爽快でよし。

原題"21"でシンプルかっこいい。
日本
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ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)

4.0

おすすめ!!

開拓を進めるアメリカ人と自然のままに暮らすスー族の対比、まさに異文化交流の様子をゆっくりしたテンポで丁寧に描く。

ただスー族側だけによった視点でなく、スー族に同化していく白人といった
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オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)

3.0

全てをミュージカルのネタにする男の姿に惚れる。

ミュージカルシーンの動き、踊りが良く思わず見入ってしまう。
あの娘とかと踊るシーンなんか最高。

一回見ただけじゃ良さ全部伝わらなかった、というか分か
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

おすすめ!!

20代になっている今見ても少し切なく、もっと大人になるにつれ感じ入るものは増えていくのだと思う。
このティーンエイジャー独特の心情は、時間が経てば経つほど自分の中で尊いものとして昇華し
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イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

1.5

もはや前半だけでよくないか。
とりあえず出してみました歌わせましたみたいなてんこ盛りお祭り感がやりたいなら、本当に後半のよく分からないストーリーは必要なかったように感じる。

自分は前半のどんちゃん騒
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

2.0

想いだけを感じ合う2人の姿はとてもロマンティック。
実際に形として確認するシーンはエモい。

恋愛映画と思っていたので、強すぎるサスペンス要素が気になり合わない。
こんなにサスペンス推す割には粗いスト
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.0

ミュージカルはあくまで逃避であり、その妄想部分で色鮮やかになる演出、特にラストのミュージカルでゾッとする。
悪寒が走るというか、常に歯にほうれん草挟まってるくらいの違和感、ずれがすごい不快な演出(いい
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アメリ(2001年製作の映画)

3.0

人付き合いのうまくないアメリちゃんが変わる覚悟を決めようとするのを応援したくなる。
かわいい。

人だけでなく自分も幸せになろう。

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.0

こういう男性どんな人も身近に1人は思い当たりそう笑

全体的にオシャレで良さげな台詞が多くて素敵。
第四の壁を超え、時折こちらに話しかけたりなど見せ方も面白い。

ミッドナイト・イン・パリも良かったし
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

5.0

おすすめ!!!

どれを切り取っても素晴らしい音楽に演出。
誰もが知ってはいるが思わず見入るストーリー。
怪人のかっこよさ、切ない出自と生き様。
ラストのカタルシス。

この醜く美しい作品は是非見てほ
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

おすすめ!

演技なのか本気なのかわからないくらい、そんなひたすらな狂気に身震いする。
どこからが現実でどこからが空想だったのか。

完璧を求めすぎた白鳥が、もはや憑依しているかのような別人格、黒鳥に
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マグノリア(1999年製作の映画)

2.5

出だしの勢いが好き、これからはじまることへのワクワクが止まらない。

思ってたほど繋がっていないし、偶然という偶然もあったかなという印象。
人の世が密に描かれているが、結局この作品がなんだったか自分に
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

5.0

おすすめ!!!

1人のピアニストの目から、ユダヤ迫害の様子を淡々と描いていく。
だからこそ余計な感情移入なしに非常に重くのしかかる。

ドイツ将校の前でピアノ弾いたり、終戦の場面であっても、自由より
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スタア誕生(1954年製作の映画)

3.0

主演女優の歌声が美しすぎる。

落ちぶれていくスターと駆け上がるスタア、対比に何かを重ねてしまう。

主演女優の生涯もなかなかに面白いらしく、後で確認したい。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.0

英語字幕付きで見てしまったので、常にださださ翻訳字幕が下についててつらい。
ぼそっと聞こえるか聞こえないかの呟きのシーンも思いっきり字幕出てて、風情がない。

最期に家族を選んだ祖母の話がしんみりきた
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.0

いやあセットも撮影も昔の映画だなって、、
白黒の演出とかはよい。

メッセージ性も分かりやすく、ミュージカル部分もよくで丁寧にまとめられてる作品。

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.5

おすすめ!

じわじわ面白い。
前情報無しで見てよかったと心から思う。

後から見直すと納得する伏線が多く、丁寧に作り込まれた作品であると感じる。

あとこの程度のホラー要素も自分無理や。
普通にこわ
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

3.5

どの曲も耳馴染みがあり入って来やすく、
ストーリーは簡潔にして王道、
出てくる景観は美しく視覚的に映える。

まさにミュージカルの教科書といった感じの作品。
是非履修しましょう笑

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

4.5

おすすめ!!!

最初のキャバレーシーンは画面、音楽のうるささでもってかれる。
この映画の一番の魅力、怒涛の勢いと派手の連続。

キャバレーの賑やかさとアンマッチな、切ない恋物語がそれぞれを対照的に引
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ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

3.5

彼女の中で重なるバンクス氏と父親。

ぶつかる2人には作品を素直に思うからこそだという共通点がある。

もう一度、メアリーポピンズを見たくなる。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.5

おすすめ!!

出会いに恵まれているなあと。
友と呼ぶ方が近いだろう精神科医はそう、
一番は友でありながらもその能力を真っ直ぐに認め後押しする親友である。
あのセリフほどかっこいいものはそうそうないと
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.5

おすすめ!

憧憬。
ただ短い時間の中の会話劇をこれでもかと堪能できる。
束の間の恋だと認識しながらも、静かな心の交流を楽しむ2人に涙まで浮かんでしまう。
こんなのずるい、、尊い、、

ってな感じで見
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

5.0

おすすめ!!!

パリを舞台に、登場人物それぞれを丁寧に描いた重厚な映画。

歌がしんみり刺さり、ゆっくり進むので気持ちが静かに揺れ動き、登場人物の心情に想いを馳せる。
本当に素晴らしい感動ミュージカ
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.5

なんというか、ただただ雰囲気が良くて胸がキュンと締まる。

冒頭のダンスやミュージックはまさにセンスの塊。
アメリカや指パッチンなど音楽の雰囲気、ダンスの古臭さとかっこよさ、舞台設定、どれも素敵。
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アーロと少年(2015年製作の映画)

3.0

うーん、これまた自分にはハマらなかった。

映像が綺麗なのはわかるし、主人公の成長を描く王道なストーリーも嫌いじゃない。