ガーーーンさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

2.6

オープニングでかかる曲のタイトル通りプッシャー2人のロードムービー🏍
その役柄に合わせてドラッギーな描写が満載💊🌿
特にLSDキメた後のライド感ハンパない
同行者に合わせて展開するオムニバス的ストーリ
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ガールズ・トリップ(2017年製作の映画)

2.7

学生時代の友人達が大人になって再集結モノ
このジャンルの構造をキッチリ守った正統派
4人組の衝突がだいぶ後半に置かれてる分バカ騒ぎ時間が長めな作り
観てるこっちも楽しくなってくるバカ騒ぎ加減は素晴らし
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ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

2.6

ここまでアート方向に振り切った映画は初めて🔥
ギャスパー・ノエの作家性の刻印が色濃すぎる珍品
終盤10分で観客が出来るのは浴びせられる映像をただただ受け止めるのみ😨
光の点滅続くから子供の鑑賞は危険⚠
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シングルス(1992年製作の映画)

2.1

90'sシアトルが舞台というまさにグランジな作品🎸
その時代の刻印がエグいため今見ると絶妙に古臭い
男女関係のあり方もエバーグリーン感は希薄
登場人物の恋愛主体な生き方は悪い意味でトレンディドラマっぽ
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ジョンQ 最後の決断(2002年製作の映画)

3.0

保険契約推進映画かよ💢と思いきやラストでひっくり返った
貧富格差と健康保険制度というアメリカ資本主義の問題点の提起がテーマ
日本同様アメリカも医療保険制度の整備が必要🚑
犯した罪にしっかりと罰が下って
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1408号室(2007年製作の映画)

1.8

キングらしさ爆発
ホテルに閉じ込められて幻想に魘されるって構造は『シャイニング』と一緒🏨
しかも物書きが主人公だし✒️
ただこちらの作品は"恐怖"部分のみにスポットを当てた作り
よって深みはないので明
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デーヴ(1993年製作の映画)

2.3

めちゃくちゃ設定なコメディ
顔似てても背格好や声でバレるでしょ❗️
モノマネ番組ですごいソックリでも違和感は絶対あるし
ましてや立候補までしたらマスコミも黙ってない
ってツッコミは野暮というもの
その
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ペリカン文書(1993年製作の映画)

2.5

J.グリシャム原作のポリティカル・サスペンス🇺🇸
ちょっと粗さが目立つ割には物語の起伏が少なく淡々とした作り
J.グリシャム原作映画ってこの印象強い📖
エンタメ至上主義の自分にとってはちょっと苦手
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.7

変な映画😵‍💫
でも嫌いじゃない
ポール・ダノがポール・ダノらしい配役
ストーカー気質で変人扱いされがちな役やらせたら右に出る者がいない
D.ラドクリフもハリー払拭可能な怪演
「自由がなくなるのになぜ
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悪魔の沼(1976年製作の映画)

2.5

元祖ワニ映画🐊
主軸はモーテルの宿主でワニは武器の一部的な扱いで不満は残る
ただワニとクロコダイルの違い学べる点は良し👍
本当なのかは知らんけど
『悪魔のいけにえ』同様狂った南部が舞台
南部の方々はT
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アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

2.6

少年時代feat.軽い超能力というTHEスティーヴン・キングな作品📖
現代シーンからの回想という序盤の展開がまんま『スタンド・バイ・ミー』でビックリ🫢
中盤以降は少年と超能力保持者の老人の友情が主軸に
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交渉人(1998年製作の映画)

2.6

サミュLvs K.スペイシーの交渉人同士の戦い
なので交渉メインと思いきやアクション比率が高め💥
一応ロジカルな説明の上でお話進むので矛盾は少なく感じる
ただ汚職警官炙り出しのためとは言えサミュL明ら
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告発(1995年製作の映画)

3.0

アルカトラズ刑務所の真実
法廷サスペンスに良くある正義とはモノの秀作
序盤の人権無視な過剰な虐待は鑑賞注意⚠️
長期の独房生活による精神異常は極刑と同等
罪と罰のバランスが悪すぎ💢
非常識な規律は完全
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地獄のデビル・トラック(1986年製作の映画)

2.7

S.キング唯一の監督作🚚
評判悪いので未見だったけどそんな悪くない
建物内安全だったり運転してたら暴走しないとかの謎ルールやそれ機械?とか雑な部分も多め
でも典型的な善悪のキャラ配置とやな奴がキッチリ
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

1.4

セリフでの説明はないので無声映画に近い作り👑
ドタバタ度高いのでチャップリンよりはキートンの系譜
お話の薄っぺらさは歴代CGアニメの中で断トツ
ミニオンズが可愛くてずっと見てられる人向き🍌
愉快なムー
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

2.8

久々の映画鑑賞は副題通りラブ❤️&サンダー⚡️な作品
燃えるシーンはMCUなので当然あるけど線でなく点
その繋がりのなさと想定内の展開がヌルい作りに拍車
結果最近のMCUでは滅多になかった睡魔が襲う始
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

3.4

ゾンビを定義づけた重要作🧟
低予算を志の高さでカバーしたロメロ先生の源流
ゾンビの特性を最大限活かした脚本はゾンビ映画の中でも屈指💮
ゆったりゾンビは倒せるかもと思わせてくれるから話の幅広がる
早くも
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モービウス(2022年製作の映画)

2.6

バットマンよりコウモリ度高め🦇
コウモリを冠する資格は充分なので真のバットマンはこちら
超音波も出るしもちろん飛べるし
コウモリライドができる映像にはまぁ満足
ただお話の既視感がエグい
想像の域を一切
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

2.8

ゆとり版星一徹🎾
完全なるテニス弱者な自分でもその名は知ってるウィリアムズ姉妹の成り上がり譚
話運びはビーナス中心ながらもセリーナへの心配りもバッチリ
「よく耐えた!次はお前だ」の台詞には号泣必至😭
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マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

2.4

トニスコの悪いところ出ちゃってる
真犯人に至るまで寄り道しまくりで話のまとまりがゼロ
ダコタ救出にゴール絞ってタイトな作りだったら良かったのに
トンデモ展開も許容範囲になるから対カルテルにすればさらに
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サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

3.5

トニスコ会心の一撃👏🏻
乗り物パニック+人質救出サスペンスの見事な融合🚉
デジロック風味なガチャガチャしたトニスコの作風と相性抜群
同じ匂いがする次作『アンストッパブル』を超えるトニスコ最高傑作でしょ
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クライシス・オブ・アメリカ(2004年製作の映画)

1.9

単なる政治サスペンスと思いきやちょいと変化球
チップという非現実的なアイテム1つでここまで興味が失われるという衝撃
チップでのマインドコントロールが判明した中盤以降どうでも良くなっちゃった😅
もっと直
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虚栄のかがり火(1990年製作の映画)

2.6

皆さんおっしゃる通りめちゃくちゃ薄味な作品
恐らく明日以降この作品の内容は忘却の彼方になりそう😶‍🌫️
テーマが詰め込めすぎでカテゴライズしづらいのがその原因
成功者の転落モノかと思いきや法廷モノなの
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英雄の条件(2000年製作の映画)

2.7

観客に真実が提示されない法廷サスペンス
状況証拠のみでの判断なので観客も結論出しづらい仕様
サミュLに寄り添った作りなので観客は印象操作されちゃうけど
でもビデオ📼焼却したのが証拠隠蔽ならやはり真実は
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ベテラン(2015年製作の映画)

2.8

熱血正義漢刑事vs大企業のクズ御曹司
はみだし刑事軍団が大企業に盾ついた下請け労働者の自殺の真相に迫る
このプロットだけで燃える🔥
しかも御曹司のクソ度がMAXなのでヒールとして満点💯
相対するのが汚
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デイズ・オブ・サンダー(1990年製作の映画)

2.5

監督×主演が同じ座組みなのでやっぱ漂う『トップガン』風味🏎
無鉄砲トムとか彼女が博識とかまで同じ
しかもアイスマン風ライバルと共闘って『マーヴェリック』まで先取り✈️
でも若かりしトニスコなので軽さは
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冒険者たち(1967年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

夢破れし3人の男女のお宝探し💰
みんな失意のもとだしラストもあんまりで爽快感は皆無
泡銭はやっぱ身に付かないのね
ただ中盤の洋上で3人キャッキャシーンは唯一の清涼剤⛴
緩めの音楽も相まってすごい印象的
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

2.6

ゲーム🎮の映画化としては過去最高の出来では?
ゲーム抜きにして普通の冒険活劇として楽しめる🪙
トム&マークのタッグもそれぞのキャラが立ってて愉快
トムホの身体能力の高さを実感できるアクションも合格点💮
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.9

続編史上最大の上がり幅更新✈️
空っぽな前作のエピにも意味を持たせてくれてるから遡って前作の評価もアップする作り
あのビーチスポーツにさえ意味があって感動🏈
ラストバトルも前作と違いどうすれば成功なの
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.6

『シン・ゴジラ』ほど楽しめず
全体的にバカっぽい作りがその原因
データ消去の一瞬での把握とかその極地
平和に対する薄っぺらいメッセージも好きくない
カラータイマーなしのフォルムはツルッとしててすごい違
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.9

スーパーヘビー級
公私とも抱えてる問題が重すぎる
由宇子の強さには感服
自分なら発狂レベル🤯
正しさとは何かって難問突きつけられて知恵熱出てくる🤒
正義振り翳すこと=自分の信念を貫くこと
信念が間違っ
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無聲 The Silent Forest(2020年製作の映画)

3.0

負の連鎖
居た堪れない
学校の隠蔽体質が全ての元凶💢
ただその元凶を正したところで…という暗示のラストが何とも😱
ユングァンの過去には同情もだからと言って蛮行は許されるものではない
聾学校に限らず全て
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マークスマン(2021年製作の映画)

2.7

リーアム兄さんvsメキシコカルテル🇲🇽
リーアムの強度は他作品より低めも戦場で鍛えたスナイパー技術で一点突破
イーストウッドの元鍛えられた監督なので派手さは皆無
結果渋めのリーアム映画の出来上がり🎬
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

2.9

とても優しいほっこりとした激渋西部劇
老カウボーイと異国の子供🇲🇽との友情って否が応でも『グラン・トリノ』を想起
『グラン・トリノ』と比べると起伏が少なくエモ度は低め🦃
ただ流石はイーストウッド御大な
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.4

サスペンス、恋愛、家族愛から監禁ホラー、カルチャーギャップモノまでジャンルがてんこ盛り🍚
それらのテーマがシームレスに繋がってて無理ない作り
こんなに要素満載なのに地味で骨太な作りって不思議
iPod
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オーディション(2000年製作の映画)

3.3

痛っ🤕
物語の大半を占める壮大なフリがラストの恐ろしさを増幅
夢か現かモノだけど真実追求はそこまで重要ではない
なので物語の整合性を求める方にはキツイかも
直接表現は少なめも恐怖度は日本映画史において
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