vjcortaroさんの映画レビュー・感想・評価

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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

4.2

前日譚って明かさなくて良い過去とか御涙頂戴とか気持ち悪くて良い印象ないんだけど、単体で独立した物語で良かった。前作の『え!大人なの!?』のネタバレが分かってる状態でのスタートなのでメイクも行動も子供と>>続きを読む

スクリーム6(2023年製作の映画)

4.8

1が劇場公開されていた頃からこのシリーズのファンなので、もうどんな仕上がりでも『祭り』として楽しんでこうという覚悟があるんだけど、このシリーズに関してはそんな心配いらなそう。ちゃんと楽しませてくれまし>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.2

トチ狂ったキャッチーなホラーコメディとういう言葉で片付ける鑑賞法もあるけど、デスマフィンが話題な昨今、経営規模を考えた運営に留めないと誰も幸せにならないという教訓的な物語でもある。あの規模の店は1日の>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.4

発売当初だから、もう何年も前に読んだ小説だけど鮮明に記憶に残ってて、それが今年映画化ってことで『え!いま?』って驚いたけど、時事的に公開のタイミングもバッチリだし、とても良い作品なのでみんなに勧めたい>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.2

こういう映画体験は常にしておいた方がいいと思い皆さんにお勧めします。時代に取り残されるので。『ツイスター』とか『アルマゲドン』とか『2012』とか、その時代のVFXやカメラ技術をプレゼンするために作り>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.1

『山の焚火』的な映像と『マザー!』的なキャストと『Hotel ホテル(2004)』的な雰囲気ホラーでした。
何がすごいってこの地味な作品を大々的に宣伝して広く公開していること。これは希望ですよ皆さん。
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.4

監督は人種差別等な人間的な怖さを絡めて描く人なので観終わった後にUFOは一体何のメタファーなのかを僕は少し考えたんだけど、多分今回はそんなの薄くてエンタメ路線強めでGOなのかなと結論。
例の日本アニメ
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.5

原作未読。物語的には正義感のない人と性格の悪い人だけの田舎の学校で徹頭徹尾不快感と悲壮感で軽蔑MAX。不思議だったのは映画化が2016年で漫画化が2013年、舞台もたぶんその時代なんだけど、このバリア>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

ほとんど覚えてない十何年も前に観た作品の続編なのですが予習せずに行ったことを後悔したけど、わかりやすいハリウッド映画なのでそんなの関係なく楽しく鑑賞。ただ時代は変わって、飛行シーンの躍動感とか疾走感は>>続きを読む

(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.8

設定が良いので飽きずにみられたんだけど、単純に低予算の地味な映画なので、ハリウッド式パニック映画を期待してると拍子抜けかも。謎解き後からのストーリーは驚きはあったものの結末は納得できず。でも面白かった>>続きを読む

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

4.2

1と違うジャンルの映画にするのは全然大歓迎。エイリアンやターミネーターでも成功したし。そしてこの作品もなかなか良作。前作からの見せ場も引き継げてるし、殺し方も趣向凝らしてて良かった。
前作が結局変態映
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

サービス精神の高さは雰囲気で分かるんだけど、ウルトラマンを観たことが一度もないのでネタが分からないのは僕の教養の低さ。ウルトラマン世代の方は楽しめましたか?
話題になっていた長澤まさみの撮られ方につい
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.4

このご時世にこういうこと真剣に考えて生きてる人いたんだったってことがまず嬉しい。途中まで90年代のギャスパーノエとかレオスカラックス思い出してた。
女性が観たらキツイだろうなってシーンが続いたので鑑賞
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

4.8

いい映画体験できました。この監督の絵作りは最高です。優秀なスタッフと良好な関係を築いているのが映画から伝わってきます。世界観の創造がうっとりするほど完璧で、錚々たる鮮やかなキャストがさらに生き生きとし>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.3

男の子が好きそうな仕上がりでした。いや、でも、この長さになる…?90年代はわざと長く陰鬱にするムーブメントがあったけど、令和にする?
詰め込み度は新作バイオみたいだけど、バイオと違いかなりの長尺なので
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映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021(2021年製作の映画)

4.2

1985年の公開時はイランとイラクの戦争があり、リメイク上映の今年はウクライナとロシアが戦争をしている。ドラえもんは昔から平和に生きるにはどうすればいいのかをテーマに制作されている気がする。子どもたち>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.2

アベンジャーズを観たことがなく、スパイダーマンを最初の作品しか観たコトない僕でも楽しめました。なにより、そんな知識でも、ファンサービスとはこういうことですよー、と掲示してくれてるのが伝わってきました。>>続きを読む

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

3.2

鑑賞中、これ演劇でやったら面白いんじゃないかな、と思って舞台観にきたテイで観たら面白く感じてきました。
『ヒストリーオブバイオレンス』っていう映画でいきなりチアリーダーの格好してベッドに誘うシーンで『
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

4.0

原作未読なので豪華客船での事件かなぁと思ってみたら、船が質素でロケ地のほうが思いのほか豪華だし数も多くて賑やかな火サス的映画で楽しく見られました。
オープニングの戦争シーン、序章のクラブのシーン、そし
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牛首村(2022年製作の映画)

2.5

樹海村が良かったので若干期待して観ました。怖がらせる道具やシチュは揃っているのに、地味な絵作りと冗長な脚本でホラーの世界に入れず。
『何かが後ろから…!』なシーンが多いし、髪なびかせて黄昏る青春っぽい
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

監督は会話劇が得意だと思ってて(勝手にです)、3時間そう言うシーンだけで構成された映画も体験したいなぁと期待しつつ鑑賞。芸大の頃の作品で『映画の神に愛されてるとしか思えないシーン』と評されたシーン(ネ>>続きを読む

ティル・デス(2021年製作の映画)

3.5

真面目にみるとヤケドするけど、B級サスペンスが大好物な人にはおススメできます。ミーガンフォックスっていまこうなってるのね。90年代頃のジーナデイビス感のある派手な見た目。序盤はミーガンが死体を引きずる>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.6

絶賛編集中

『国語』が複雑な科目である、ということを再認識させられた米国映画。このリメイクを語るには米国史や映画史のかなりの知識が必要で、シンプルに「おもしろかったです」と言わせない真剣さがあるもの
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.6

上映時間が2時間半越えだから長いな…と躊躇してる方、心配無用です。リドリースコット監督ならではのテンポで、派手目にひとりの女性の栄枯盛衰が描かれます。
そうです、一族の話かと思いきや、レディーガガ演じ
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

5.0

同窓会かよみたいに『あー!リサ!洋館!警察署!レオン若っ!』って嬉しい詰め込みがお祭り感増幅してくれて大満足。ゾンビもロメロ並に怪力でよくある腐った死体じゃなくて最高。歩く火だるま綺麗。1stオマージ>>続きを読む

ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.0

実際の事件は物語のように丸くは収まらないけれど、この映画は『正義感の暴走』というテーマをすっきりコンパクトにまとめてました。ひたすら悲しいシーンもあるものの、ラストは爽やかに着地。
理解した気になって
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キース・ヘリング〜ストリート・アート・ボーイ〜(2020年製作の映画)

4.4

キースヘリングというアーティストのことはあまり知らなかったけど、当時の貴重な映像や彼と親交のあった方たちの緻密で膨大なインタビューを通して、彼のアートワークの真意やアイデンティティに触れることかできる>>続きを読む

ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

3.9

台湾らしさはロケじゃなくて室内の映像に感じる。至るところに布を張り巡らせて、ありったけのデザインの間接照明を集めましたみたいな部屋、いまだにこういう絵作りする人いたんだという印象。2017年の映画だけ>>続きを読む

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