原作を、ややラノベ風かつBL的なまとめ方にしていた印象で、とてもカッコよく面白かった。
何回目になるかわからない小説・漫画の主人公を演じる山崎賢人だが、キャラとして彼らしさが薄いものの、なるほどワイ>>続きを読む
レトロ・スチームパンクな街の炭鉱跡坑道や地下鉄、地のヤクザや動物や暴走した機械が勝手に掘った穴など「クラガリ」と呼ばれる地下世界で、様々な事件が起きるという設定を元に、キャラが動き回るスタイル。
今>>続きを読む
新潟の映画祭が初見。
3Dやエフェクトなど、チャレンジングな表現は多く、画面的な見どころは多かったものの。
長いテレビシリーズの中の番外編みたいな内容。
『クラユカバ』のスピンアウトから企画がスタート>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ケビン目線の家族愛と、家族を失う悲しみを描いていました。
A24らしい「説明少なめ、感じろ」な作り方。
家長(父)の横暴と、事故や故障の痛み止め多用&麻薬に手を出したり、心を壊したりで自ら命を絶つ弟た>>続きを読む
満足度がそれなりにあった一作。
どのキャラも個性的で魅力たっぷりだったが、中でもヒロインの母・ボベ(チョ・ミンス)と、主人公の母・スクチョン(キム・ソニョン)が際立ってよかった。
ヒロイン・ナラが最>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
元の第1作をリスペクトして、それなりにつながるようには作っていたんですが。
ダミアンの「本当の母親=獣(ジャッカルのような奴)」だった記憶があるんだけど。
実は人間体の女性が生んでいたってされても、後>>続きを読む
面白かったけど、要素詰め込みすぎ &展開が早すぎ &キャラ多すぎで、観る人たちがどこまでついてこれるか、理解できるかが謎。
何度も観に行かせたいという、狙いなのか?とさえ思いました。
アクションが過>>続きを読む
王道、ありがちスパイアクション。
昔の友が裏切られた組織=CIAへ復讐するのを知って、止めようとする元CIAスパイの老人対決。
臨時パートナーになった若いCIA女性スパイの、明日はどっちだ?
犬はか>>続きを読む
妙に「感動させようみたい」な意気込みが上滑り。
中途半端な終わり方に感じました。
この原作漫画はまだ連載中で、最終回は迎えてない=オリジナル展開なことと。
テレビのネタとして採用不可だったのか、奥さ>>続きを読む
原作より見やすいのと、動きが気持ちいい作品になってた!
あのと、幾田りらの声もはまっていて、心地よく。
浅野いにお氏の漫画って、パロやオマージュ系切り取りが露骨で、つぎはぎ感が強く、「IKKI」「ガ>>続きを読む
絵(明暗)や音によるホラー手法で驚かせるのはやや安易ながら、内容的にはホラーというよりかは、サスペンス寄りな横溝系ミステリっぽくて好印象。
結局は、「呪いよりも人間の方が怖い」という落ちは少し陳腐かも>>続きを読む
40年続いた故郷の定食屋さんに、春休みに戻って昔よく食べた料理を目的に入って、店主の孫の眼鏡っ娘に配膳してもらったら、いつもの味のはずなのに少し美味しく感じました、みたいな。
前作『アフターライフ』>>続きを読む
イルミネーションらしく、お話は無いに等しい。
池に住むカモ一家が初めて、渡り鳥の真似をしてジャマイカ行きの冒険を繰り広げる、ただそれだけ。
ただ、同じイルミネーションの『スーパーマリオ』同様に、飛ぶ>>続きを読む
歴史面から見れば新しい発見は特にはなく、史実に沿って構成しているのでネタバレも減ったくれもないのだが、公開前のプレミア上映だったので、極力大きなネタバレは避けておきます。
(多少の誇張や省略、登場科学>>続きを読む
怖い怖い。
今まで観たどのアウシュビッツ映画より怖いかも。
特に音が怖い。
具体的な虐殺シーンも虐待シーンも何一つなく、その後ろにあることを断片的な情報と音で、観る人間の知識とイマジネーションに>>続きを読む
すごくよかった。
この内容、かなり好き。
ある意味『レオン』の発展系ではあるのですが……
無償の愛の意味を知り、虐げられた者の痛みを見過ごせない優しさを持った男の心を描いていて。
今だと「被害にあっ>>続きを読む
無駄なところがなく、省略も緩急も上手く、2時間46分と思えない(体感1時間半くらい)あっという間で、没入できた傑作でした。
ポールが砂蟲の試練で、砂漠の民フレメンに仲間として認められることだけでもす>>続きを読む
世間的には岡田将生主演の映画なんでしょうが、実質は羽村仁成と星乃あんなのW主演でしたね!
羽村のシリアルキラー演技が素晴らしかった。
それを支える岡田将生と黒木華の存在感がすごかった。
金子監督の役者>>続きを読む
藤井道人監督による故・河村光庸プロデューサーの追悼映画に思えました。
冒頭の画の力で「東日本大震災映画では?」と思いもしましたが、それは導入のためのもので。
震災で亡くなったのは主人公の美奈子だけで>>続きを読む
観る前はタイトルが何を指すかわからなかったのですが、ピーターラビットの妹、カトンテールのことでありました。
『ピーターラビット』のコットンテール(カトンテール)が大好きだった妻が亡くなり、ピーターた>>続きを読む
しんみりじわじわ、いい映画だった。
ヤングケアラーの役割を押し付けられ母に虐待されていた女性が、母親からネグレクト(育児放棄)・DVを受けていた子供を保護して助けながら、自分の過去を振り返って思い出す>>続きを読む
心臓の音、歩くリズム、まな板で食材を刻む音、蝉の声、ノコギリやトンカチの音……
世界はリズムと音楽で包まれ、音楽なしでは生きていけない。
だから、リズムに乗って楽しめば、生きるエネルギーになる。
楽器>>続きを読む
あくまでもコメディなので、そこを楽しめる人向き。
私は大好物。
『キングスマン』『キック・アス』の両シリーズが好きな人……
つまりはマシュー・ボーン監督の作風が好きなら、ハマれるんじゃないかと。
猫>>続きを読む
法廷劇なので、顔のアップ過多。
解剖されていくのは、家族 3人それぞれが胸に隠していたこと。
父親があまりにも心が壊れて怖いのと、疑惑だけで裁判に持ち込む検察の主観による結論ありきな姿勢が嫌だった。>>続きを読む
実話ベースながら、『がんばれベアーズ』パターン。
ボブスレーだったら『クール・ランニング』。
体力トレーニングに、基本的技術と基本戦術を4週間で伝え、どうにかチームの体裁は整えただけの噂に聞く古のメキ>>続きを読む
ガイ・リッチーだから、やはりとことんカッコよさ優先の硬派な展開。
物語としては綺麗に収束するが、この裏には「ミッション成功の暁にはアメリカ永住ビザ発行するよ」という餌で釣った、アフガニスタン人通訳たち>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人形に殺した子どもの死体を埋め込み、霊を取り憑かせて、真犯人が死んでいることを含めて真実を隠して、子どもを操るという構造・設定は、悪くはないのだが、物語に上手く活きてなかったなー、という印象。
それ>>続きを読む
安定の上腕の太さ、安定の拳。
殴って殴って殴って殴りまくる。
それがマブリー。
あえてIMAXで鑑賞。
画角は通常通りでIMAXのメリットは少なかったが、車を人にぶつける音や、拳が人体にめり込む音は>>続きを読む
マブリーことドンソク兄の拳は、スクリーン映えしますな!
実際にあった事件をベースにしているということで、犯行のリアルさに加え、犯人の凶悪さはシリーズの中で随一。
ドンソク兄演じるマ・ソクトのキャラが>>続きを読む
ネット(特にアメリカ)での酷評はなんだったんだ、というくらいに面白かった。
原作ではスパイダーマンの理解者でサポートをする"マダム・ウェブ/スパイダーウーマン"ってキャラらしいけども、本作では「どの>>続きを読む
人情をからめたお気楽コメディ時代劇。
オチは前半で分かっちゃった。
漬け物が得意な家臣の存在は、見せ過ぎだったような。
『総理の夫』『かぐや様は告らせたい』の河合監督らしく、また『超高速!参勤>>続きを読む
とりあえず犬最高!
なのはいいとして。
コメディタッチに、トラブルに巻き込まれた興信所所長の濡れ着ばらしを見せるのかと思いきや。
ほとんど『コンフィデンスマン.JP』の韓国版。
イケメンな>>続きを読む
面白かった。
物語的にはTVで前後編くらい、実質の第26〜27話といったところ。
一応、TVシリーズをアマプラなどで慌てて観なくても、冒頭にダイジェスト&設定説明がある親切設計でもありましたが、完全初>>続きを読む
大きい箱で観る意味が薄かったです。
大きなスクリーンに、リマスターされてない過去のライブ映像が写されると、VHS3倍再生みたいに粗く、切なくなってしまった。
昔フレディに取材した記者や、レコード会社>>続きを読む
まず、タイトルでは「ボー」なのですが、作中は「ボウ」と呼ばれる主人公名に「統一しろよ」と、心の中の校閲モードが炸裂したところから、不安を煽られた気分。
脅迫神経症のきらいがある私は、冒頭のマンション>>続きを読む
実のところ、ジャンプ連載では時々読んだが大半飛ばしていたし、TVアニメに至っては一度も観ない状態で鑑賞。
なのに、意外や意外、面白い。
アニメーションでスポーツを描くメリットは、プレイ中の動作一つ一>>続きを読む