スタジオ4℃の素晴らしいアニメーション映画でした。
特に映像として素晴らしい。
また込められたテーマは、普遍的なよいメッセージとなっていました。
「夢を一心に追う」
「信じたことをやり遂げる」
「閉>>続きを読む
元日公開ですが、先行上映があったので。
続編というより、同じ世界設定で、数年後の「別の話」をやっていました。
前作のあの女の子がどうなったかはわかりません。
『マッドマックス』の、2、3、デスロー>>続きを読む
「想像してたんと全然違う」
「いい方にや」
いい意味で裏切られました。
別物にして、胸がキュンキュンするタイプの傑作。
原作や実写映画にあったエロティックさをすっぱり切り捨て、20代前半男女のピュア>>続きを読む
一作目の『ミュウツーの逆襲』以来、久々にポケモン映画で泣かされました。
ミュウツーは「命と心のつながり」って子ども向き王道が涙腺を刺激しましたが、本作は「大人とは、親とは」という点で。
これ、親だけが>>続きを読む
ストーリーの「細けぇことはいいんだよ」なデタラメさ。
前2作とも観てないとわからないネタの数々。
素晴らしい!
このダメさ加減、バカ映画っぷりが『ビルとテッド』だと思います。
ジョン・ウィックでも>>続きを読む
夫婦ってものは、お互い我慢してたら破綻して、常に本音で言いあってないといかんね!
& 夫婦で同じ仕事しているからって、同じ目標を持っているわけではないから、強制したらあかん!
という普遍的教訓ととも>>続きを読む
古典的エクソシスト系ホラーで、実にオーソドックス。
悪霊化した理由も納得するし、卒のない作り。
今どき、奇をてらいすぎて破綻するホラーが多い中で、基本に忠実だった。
悪霊化した子どもの幽霊との対決は>>続きを読む
人(キャラ)を通して、ハンガリーの人々がドイツとソ連に蹂躙されながら、心の傷や失った家族への想いを抱いたまま、普通の生活に戻るために足掻いた歴史を描写するという重厚な物語でした。
途中まで、40過ぎ>>続きを読む
伊藤俊也監督らしさ爆発。
『やくざ刑事』『女囚さそり』『ロストクライム』など、時代劇、ヤクザ映画、ノアール映画を撮ってきた「伊藤パターン」で、日本国憲法成立過程における、GHQ対当時の日本政府ってネタ>>続きを読む
ハッピークリスマス的な感じの、ちょっぴりハートウォーミングな作品でした。
経済も法律も知らない母親が、命からがら逃げ出して、おびえ、どうしていいかわからない様子とか。
子どもたちを虐待死寸前まで追い>>続きを読む
かねがね断捨離とまではいかなくても、ある程度整理はしたいと思いつつ、執着や思い出が捨てられないため悩む私に、染みる作品でした。
物は記憶に直結し、記憶は感情と直結します。
なかなか捨てられないのが当た>>続きを読む
好みでした。
説明なしで事態が進んでいく構成とか、最後まで重要な秘密が明かされないとか、万人受けしなさそうなものの。
原作は未読でよく知らないのですが、1970~80年代のSF小説みたいな印象でした。>>続きを読む
スッキリしました。
たーのしー
最初は村の退屈な日常をだらだら描き、その裏で進行するのが『ザ・ハント』のように、人間狩りしにきたバカ白人どもの愚行の話に思わせていたんですが…
途中(後半)から、ほと>>続きを読む
最初に宣伝ビジュアルを見た時の直感から、もっと壊滅的な仕上がり(★0.5くらい)を予想していたため、案外よかった。
エマ役は演技の大げささが、レイ役は滑舌の悪さが気になりはしたものの、北川景子の存在>>続きを読む
まさに「今」を映した作品で感動しつつ、家族や友達とワイワイ言いながら(コロナ的に言っちゃいけないけど)楽しめるクリスマスムービーにもなっていたのがすごい!
重厚さと、エンタメ性の両立で、「これぞ映画>>続きを読む
三浦春馬くんの熱演は好感度が高かった。
彼の役者としての良さは出ていたが…
この映画最大の問題は、「で、この主人公の五代友厚ってなにした人なの?」ってのが全く分からないw。
偉人伝って本来、「何を>>続きを読む
ずいぶん昔に『市民ケーン』は観たものの、うろ覚えだったから色んな資料やwikiまで読んでから劇場へ観に行きました。
ドキュメンタリーではなく物語になっていて、オーソン・ウエルズとマンクの対決シーン>>続きを読む
主人公の少年の前に広がる景色や動物たちを観ていると、PVや環境ビデオを観ているような、ふわっと暖かさに包まれ、時に美しさに息を飲みます。
少年を追ってくる巨大な怪物がなんなのかの説明がなく、想像する>>続きを読む
いつもの福田組。
思いきりバラエティの再現ドラマ。
「戦国鍋TV」よりひどいグダグダなショートコント集で、映画っぽくなく。
ぶっちゃけ、役者のキャラ性やギャグだけしか見どころがなく、歴史に関して>>続きを読む
新しい世代による、青春映画の名作・傑作だと思う。
自分の常識や理解の範疇から外れた、そこまでやるの?って、エネルギッシュな人物って、10代~20代前半、学校のクラスやサークルに1人はいた。
青春の象>>続きを読む
見事な脚本と、素晴らしい演技が相まって、傑作レベルに面白かった。
ただ、観てる時間の7割くらい、イライラしっぱなし。
特に、自分が悪いのに全部他人のせいにする主人公・吉岡真紀(ペンネーム・水沢玲)の>>続きを読む
なかなかつらい。
お前ら自分のことしか見てない。
子ども(エイブ)のこと見ろよ。
一番、周りを見ているのが子どもという図式。
そんな、自分本位、その根幹をなす宗教対立の罵り合いシーンが長すぎ。 >>続きを読む
前半はスリリングで面白かった。
ハロウィンだ、ワールドカップだと、ことあるごとに渋谷スクランブル交差点に集まり騒動を起こす連中が酷い目にあうシーンは、スッキリしました。
しかし後半、犯人と動機が見>>続きを読む
牽制しあう前半は眠かったが、イチャイチャし始めた後半はいい。
セリフの表面を追うのではなく、視線や表情から意味を読み取る。
時に怒り、時に喜び、時にエロく、時に耐える。
丸坊主で、指3本、口が裂ける怪物役を、よくアン・ハサウェイが引き受けたなぁ。(妖怪人間ではない)
そのアン・ハサウェイの魅力で底上げされてはいますが、全体としては大人の視点で見ると、ちと物足りないか>>続きを読む
政治や戦争でもなく、『アンネの日記』のような逃亡劇でもなかった。
移民の、特に子どもたちの苦労を追う内容。
親は仕事が見つからず貧困にあえぎ、挨拶や風習も分からず笑い物になる。
必死になって言>>続きを読む
ジョー役のノア・シュアップが美少年すぎて、観る者のハートを鷲掴みにしそうでしたな。
彼の役どころが物語全体を牽引するので、高い演技力が必要とされていたが、実に見事。
国の方針だから従っていたナチス>>続きを読む
セウォル号沈没事件の遺族が、何年経っても心の傷が癒えない姿を、正面から捉えていた。
(宣伝文句の「初めて正面から題材に取り上げた作品」って表現は微妙)
息子を失くした母が、少し陰があるか怒りっぽく>>続きを読む
「1」を観てる前提で「のび太の結婚前夜」の部分を全く説明しなかったし、エピソードごとの繋がりのバタバタさや、さぁここが泣くとこですよというあざとさがダメだった……
キャラがここぞってとこで、客より先>>続きを読む
冒頭に、監督のリマスター解説と撮影当時の思い出を語るミニフィルムつき。
自慢げに語るのが納得な、リマスターのきれいさには驚いた。
観てよかった。
シャロン・ストーンがエロかわいい!
下着姿だけでも、>>続きを読む
原作のギャグ漫画らしさを期待した人には肩透かしでつまらないかもしれませんが、コメディ映画としてはよく出来ていました。
『がんばれベアーズ』的な、「ハマって、努力して、失敗して、真髄を悟り、成功」の基>>続きを読む
実に酷い。
時間と無料クーポンを無駄にしました。
人生を無駄に浪費させられた気分。
タチの悪い新興宗教のようなテーマに、低レベル作画、脈略なくあちこちにとっちらかる脚本。
どっかで観た作品のシーンだけ>>続きを読む
悲喜交々な、とくに「悲しみ」に支配された瞬間を絵画的に切り取っていました。
モネのような印象派から、シャガールの超自然主義まで、様々な絵画の1枚のような、細切れのシーンのみ。
その背景に何があるのか>>続きを読む
しみじみいい作品でした。
いじめや自殺、非正規雇用の問題が奥底に敷かれ、3人の人生、3つ(いや、4つ?)の時間が重なって、織り成していく。
生きていくことの難しさに、正面から向き合った内容でした。 >>続きを読む
思わぬ拾い物。
事前に想像してた「アイドル映画風」とはならず、面白かった。
焼肉愛が詰まった脚本と演出、エグザイルNAOTOと土屋太鳳の演技がよい。
うんちくを全部日本語字幕にしちゃうという見せ方(か>>続きを読む
アダルトでいかがわしさ全開な手塚治虫の原作が持つエネルギーを、余すことなく映像化。
官能シーンが幻想的で、画面が美しく見えました。
そこにかぶせられた橋本一子さんの音楽が効果的で、バシバシ観ながら叩か>>続きを読む